日本における生涯未婚率は、今や男性では4人に1人、女性では7人に1人の時代。
そんな中、「自分の人生に、異性って本当に必要なんだろうか?」と考える人が増えているようです。
ここでは改めて、多くの人が知ってるようで知らない、
男女がくっつく意味とメリット
について解説します。
(※生涯未婚率=50歳まで1度も結婚をしたことのない人の割合)
時代は変われど、人間はしょせん男と女
異性に興味を持たない人の心の声は、おおよそこんな感じです。
特に、女性に限定すると、
という声が多いようです。
仕事で自己実現が叶えられている女性ほど、“男性的”な目線になっているのでしょう。
(女性らしさを武器にして生きている人なら、「私が男なら……」という仮定自体、持ち出さないはずです。)
確かに、今や、「男は男らしく、女は女らしく」なんていう価値観は、過去に葬り去られようとしていますが、人間に性別があることからは、逃れられません。
いくら、「心は歳を取らない!」と言っても、肉体がある以上、何年も生きられないのと同じです。
価値観は価値観、事実は事実です。
それならば、価値観の定規はいったん手放して、まずは、
『男女がどのように違うか?』
という事実から見ていくことにしましょう。
男女それぞれ固有の問題点がある
いくら“女子力”の高い男性でも、男性ならではの悩み方をしますし、サバサバしていて男っぽいと言われるような女性でも、やっぱり、女性ならではの悩み方をするものです。
男性は「男性らしさ」から、そして女性は「女性らしさ」から、逃れることはできません。
例えば、男性は、人間関係において、内に向かう傾向があります。
そのため、ひとたび、女性に受け入れられると、男性は「本来の自分」に戻り始めます。
一方、女性は、人間関係において、他者と結びつくことを本能的に求めます。
そのため、女性が恋に落ちると、自分のことを完全に忘れてしまいます。
そのため、多くの場合、異性と結びつくと、
男性は、
とホッとひと安心するのに対し、
女性は、
とより一途になります。
こうしたことを踏まえると、男女それぞれの問題点は、以下のようになります。
……こんな男女が、くっつく(一緒になる)ということは、どんな意味を持っているのでしょうか?
(余談)女性がおしゃべり好きな理由
ちなみに、男女の違いは、コミュニケーションの取り方(会話の仕方)に、最も大きく表れます。
例えば、男性は、自分が喋る時に、まず自分の考えを黙ってじっくり考え、伝えたい主題を頭の中で確かめ、それから初めて口を開きます。
一方、女性は、話すことで要点が見えてきます。
自分の考えや気持ちを口に出して探ることで、自分の目指すところを目指すのです。
女性は、自分の胸の内を話し始めた時点では、話がどこかへ向かうか必ずしも分かっていません。
しかし、自分の行きたいところへたどり着くはずだという確信は持っています。
つまり、男性と違って女性は、「話を聞いてもらうこと」が自己発見の有効なプロセスなのです。
女性が、男性よりおしゃべり好きなのは、こうした理由があります。
なぜ男は女に惹かれ、女は男に惹かれるのか?
話を戻すと、男女がくっつくメリットとは、ズバリ言えば、それぞれの問題点を中和することができるということです。
例えば、ストレスにさらされている男性が、時に思いやりがないように見えるのは、「女らしい資質」とのつながりが欠けているからです。
また、ストレスにされされている女性が、自分自身に目がいかなくなり、自分を主張したり希望を口にできなくなってしまうのは、「男らしい資質」とのつながりに欠けているからです。
つまり、
男女がくっつくけば、それぞれのエネルギーが相互補完的に混ざり合い、自分自身を豊かにすることができる!
というわけです。
すべての男性、すべての女性には、元来、男女両性のエネルギーがあるのですが、どちらかに大きく偏ると、問題が発生してしまいます。
ですから、その人の中にある男女両面を探り出して、バランスを取ってあげる必要があります。
これがまさに、男が女に惹かれ、女が男に惹かれる仕組みです。
こんな人には恋愛がオススメ
という人もいるでしょう。
ですが、あなたがもし、以下に挙げるようなタイプなら、恋愛をすることで、自分自身を豊かにできる可能性が大いにあります。
もしくは、
……いかがでしょうか?
もし、どちらかに当てはまるなら、あなたは、もっと異性と接する機会を増やし、あなた自身に不足している異性の“特質”を、取り込もうとしてみてもよいかも知れません。
――この機会にもっと自分のことを掘り下げて考えたいという場合には、あなたの運勢を花開かせてくれる占い師さんの存在を頼りましょう。