キャリアウーマンとして大成功している女性ほど、恋愛で苦労するケースが多いようです。
その主な原因は、仕事では成功をもたらす、独立心、押しの強さなどが、異性関係では逆に、足かせとなるからです。
仕事モードと恋愛モードは、きちっと切り替えてこそ、人生はうまく回っていきます。
というわけで、ここでは、
仕事と恋愛を両立させるための上手な切り替え方法
について解説します。
有能さと女らしさのバランスを取ろう!
切り替え方法を説明する前に、まずは、男と女が惹かれ合う原理について、軽く触れておきましょう。
男は、
「自分が男であることを実感させてくれる女性」
に惹かれるものです。
例えば、女性のまばゆいばかりの笑顔に出会うと、自分の男らしさをより意識するようになって、心に火がつきます。
女も、
「自分が女であることを感じさせてくれる男性」
にもっとも好意を感じるもの。
男性から見つめられると、自分の女らしさをより意識するようになって胸を躍らせます。
要するに、
とか、
と言わせる力こそ、異性を惹きつける最大の魅力なのです。
では、男性の特性(男らしさ)とは、何でしょう?
それは、
・自信
・目的意識
・責任感
です。
それに対し、女性の特性(女性らしさ)は、
①自己への信頼感
②受容性
③敏感な反応
です。
こうしたそれぞれの3つ特性が響き合うことが、“互いに惹かれ合う”ということです。
ですから、もしあなたが、
と思っているなら、「有能さ」と「女らしさ」のバランスを取ればよいのです。
したがって、
仕事と恋愛を両立させるためのコツをまとめると、以下のようになります。
成功を手にした女性ほど、異性との関係を上手に進展させるのは難しいかも知れません。
ですが、有能な女性ほど、柔軟性もあるはず。
「女らしさの特性に目覚めていない」という問題点をはっきり認識した上で、それを改めるよう努力すればいいのです。
3つの女性らしさをどう目覚めさせるか?
では、ここからは、先ほど紹介した女性の3つの特性
①自己への信頼感
②受容性
③敏感な反応
を、それぞれどのようにして目覚めさせ、どのようにして恋愛に応用させていけばよいのかについて解説していきます。
①自己への信頼感
自己への信頼感を持っている女性とは?
自己への信頼感を持っている女性とは、
今この瞬間も、その実現に向かっているのよ!
と信念を持っている女性です。
あまりに独立心が強過ぎると、「自分を助けてくれる人などいるはずがない」と思い込んでいるので、結局、1人ですべてを背負い込んでしまうことになります。
男性からサポートしてもらいやすい女性は、
と信じてふるまっているから、サポートしてもらえているのです。
男性からサポートを得ているから、自己を信頼しているのではなく、まずは「心構え」ありきです。
(もちろん、外見が美しいからサポートを得られているわけでもありません。)
ありのままの姿を見せよう!
一般的に、有能で自立心の強い女性ほど、彼を喜ばせることができるという確信を持っていますが、これは自分を信頼することとは違います。
あなたが、彼の心に火をつけようと思うのなら、
本当の自分以上に背伸びをせず、ありのままの姿を見せること
です。
必要以上に背伸びをしてもいけないし、さほど楽しくもないのに楽しいふりをしても、彼はそれを本能的に見抜き、逆に冷めます。
常に、心を開き、「素顔の自分」を見せるようにしましょう。
②受容性
受容性のある女性とは?
受容性のある女性とは、
という信念を持っている女性です。
こうした受容性があれば、例えば、彼から連絡が途絶えても、「きっと忘れてるんだわ……」と素直に信じれることができます。
受容性のない女性だと、「そんな負け惜しみ言うのはイヤよ!連絡してこないなんて許せない!」と、心を閉ざしてしまうでしょう。
これでは、2人の関係は上手に進展していきません。
また、受容性があれば、ありがたいものは、すぐに受け入れられると同時に、自分が望まないものについても、はっきりと断ることもできます。
心を開いているからこそ、自分にも相手にも、正直な態度を貫くことができるのです。
無理に相手に合わせるのはやめよう!
男と女には違う点がたくさんあることを、男性だって本能的に知っています。
ですから、女性のほうでも、
私たちの意見が違っても、それは当たり前よ。
あなたのことは好きよ、だから、私に無理に合わせなくてもいいからね。
という姿勢でいてくれると、男性はそのままの自分で、のびのびとしていられます。
つまり、あなたが、
2人の違いについて、寛容な態度で臨むことによって、
互いの魅力にさらに惹きつけられることになる
というわけです。
③敏感な反応
敏感な反応を示す女性とは?
敏感な反応を示す女性とは、
という信念を持っている女性です。
わざとらしく喜んだり、満足したふりをしても、彼の目はごまかせません。
ですから、うれしくない時は、反応をしなければよいのです。
それだけで、男性には、自分が役に立たなかったことがはっきりと分かります。
その代わり、淡々とした調子で、話題をもっと前向きなものに変えてしまえばいいのです。
打てば響く自分を見せよう!
少なくとも、2人の絆が本物になるまでは、デートの時は、プラスの感情だけを表に出すようにしましょう。
男性が、女性を感動させるのに全力を尽くさなくてはならないように、女性も、打てば響くような自分を見せなくてはなりません。
例えば、
という話をする時は、「トイレで30分も待たされたわ!」とか、「目の前でタバコ吸ってた男、何て嫌なやつなの!」といった不満は、言わないようにしましょう。
話題に気を遣い、神経がすり減るかも知れませんが、そのような話は、女友達にのみするとよいです。
きっと喜んで聞いてくれるでしょう。
いっそ仕事にも女らしさを取り入れてみる?
ここまで、女性が仕事と恋愛を両立させるためには、有能さと女らしさのバランスを取ればよいということで、女性らしさの目覚めさせ方について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
んー……、それでも私、仕事と恋愛で人格をスイッチするのは難しいかも。
という人も少なくないかも知れません。
ここで最後に、ちょっとした提案です。
……こう考えると、
「女らしさ」は、
恋愛だけでなく、仕事でも十分役に立つ要素である
とは言えないでしょうか?
確かに、仕事の面では、独立心や押しの強さといったものが大事です。
ですが、それを残しながらも、あえて、「仕事と恋愛では、感情や特性を切り替えなくてはいけない」と凝り固まった考え方を持たず、
仕事の面にも、「女らしさ」をちょっとずつ取り入れていくことができれば、それがあなたの“新しい武器”になっていくかも知れません。
「恋」と「仕事」があなたの人生の両輪になれば、なお一層、素晴らしい毎日が待っていることでしょう。
――どうしても個別でアドバイスをもらいたいという場合には、あなたの運勢を花開かせてくれる占い師さんの存在を頼りましょう。