なぜ若者や女性は占いが好きなのか?現代の占いは「自分探し」の手段
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占いの話題になると、真っ先に

「信じるか」、「信じないか」の話になりますが、

それと同時に、

「ほんっと、女の人は占いが好きだよね〜」

という声も漏れてくるのではないでしょうか?

ここでは、女性が占いを好む理由について触れていきます。

占いは身近で手軽な“自分探し”の手段

ある機関の調査によれば、「占いを支持しますか?」という質問に対して、次ような結果でした。

 

【占い支持率】
・女性……65%
・男性……35%
【20代男女の占い支持率】
・女性……70%
・男性……50%
(※露木まさひろ著『占い師!』より)

 

一般的に、年寄りほど迷信深く、若い人ほど科学的な考え方をすると思われていますが、こうして見ると、若い人のほうが、占いに強い関心を持っているようです。

そして特に女性のほうが占いを支持しており、20代では何と70%の支持率。

 

実際、これを受け、出版社は、女性雑誌を創刊するときなどは、占いコーナーを必ず盛り込むようにしているそうです。

裏を返せば、女性ほど、日頃から多く占い記事を見ているとも言え、支持率は必然的に高くなる仕組みにもなっているのですね。

もう一つ、違う観点から考察すると、

古来、占いは、今年の作物の出来はどうかとか、天候はどうかといった集団レベルの問題に答えるものでしたが、現代の占いは、ほとんどが個人レベルで行われています。

占いによって「知らないことを教えてもらう」というよりも、「私ってそういう人なんだ」という自己認識を深めるために使われているということですね。

占いがいわゆる“自分探し”の役割を果たしているわけです。

 

遠くへ旅する、やったことのないことを経験する、というのも、自分探しの手段となりますが、

その点、占いは、比較的身近で手軽な自分探しの手段と言えます。

 

こうした“自分探し”は、若者や、特に女性に需要が多いため、

「女性の多くは占い好き」

という認識が生まれていると考えられます。

 

女性が占いに興味を持つのは自然なこと

では、「女性が占いが好きな根本的な理由」は存在するのでしょうか?

 

「占い」と違って「ギャンブル」は、女性より男性のほうが好む傾向があります。

俗に言う、

 

男はギャンブルに走り、女は占いに走る

 

というやつですね。

男は遺伝子的に、獲れるかも分からない魚やケモノを獲るために外へ出かけていた頃の、名残があるのかも知れません。

 

実際、男女の思考にもそれぞれ違う傾向が見られ、

男性は「研究を重ねるほど、ギャンブルに勝てるようになる」と思いがちなのに対し、

女性は「運を味方につけよう」と考える傾向があります。

 

つまり、生来、

男性は「人生を自分でコントロールできる」と見ており、

女性は「人生とは偶然に左右されるものである」と考えることが多いのですね。

また、占いを自分探しのために利用するという点においても、

女性は、一般的に、男性よりも、結婚によって自分の人生が大きく左右されるため、

「私は何者であるか?」

という自己規定を強く求める傾向があります。

 

このように、現代女性が占いに関心を持つのは、ごく自然なことなのですね。

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