とりあえず誰からも嫌われない方法【5つのテクニック】

「大金持ちになりたいわけじゃないけど、もう少しお金が欲しい」という人は多いと思います。

それと似たような感じで、全員から好かれたいわけじゃないけど、とりあえず誰からも嫌われたくはないという人もまた、多いのではないでしょうか?

ここでは、そんなささやかな願いを叶える、

とりあえず誰からも嫌われない方法【5つのテクニック】

をご紹介します。




嫌われないだけなら全然難しくない

まず、はじめに断っておきたいのは、これからご紹介するのは、心理療法士などのプロが使う相手の心を開くテクニックです。

したがって、一般の人が日常生活で“完全に”使いこなすレベルまでいくのは、はっきり言って難しいです。

 

ですが、こうしたテクニックを、頭の片隅に入れておくだけで、あなたが接する人すべてから、最低でも「好きでも嫌いでもないフラットな感情」以上の印象を持たれることができるでしょう。

 

つまり、嫌われないだけなら、全然難しくはないということです。

もちろん、うまく使いこなせば使いこなすほど、相手のあなたに対する“印象レベル”は高くなり、果てはメロメロにすることだって可能です。

 

ここで言う“印象レベル”を、表にするとこうなります。

 

印象レベル高低表
〈相手に嫌われる〉【最低】
⬇︎
〈好きでも嫌いでもないフラットな感情〉
⬇︎
〈相手に好感を持たれる〉
⬇︎
〈相手に好かれる〉
⬇︎
〈相手の心を開く〉
⬇︎
〈相手の心を奪う〉【最高】

 

どこまで高いレベルを目指すかは、あなた次第。

 

そして、これから紹介するテクニックは、

・同性同士の仲
・恋愛
・ビジネス

といったどんな人間関係にも有効ですので、ぜひ役立ててみてください。

→男に大事にされる女になるには?

あなたの印象レベルを上げる5つのテクニック

テクニックは、大きく分けて、5つあります。

順に見ていきましょう。

①会話のテンポを相手に合わせる

まず、もっとも簡単にできるのは、相手の話すテンポに、自分の話すテンポを合わせるという方法です。

 

ゆっくり喋る人に対しては、こちらもゆっくりと、やや早口の人に対しては、こちらもやや早口で、といった感じです。

 

また、基本的に会話とは、質問と答えの繰り返しですから、「自分の質問に相手が答える時の間」と「相手の質問に自分が答える時の間」も、できるだけ近づけるようにしましょう。

間(ま)をとって答える相手に、ポンポンと答えてしまうと、いい加減な人という印象を与えてしまいます。

逆に、ポンポンと答える相手に対して、いちいち間をとって答えると、何だかトロイ人という印象を与えてしまいます。

 

相手の話し方は、そのまま、相手が聞いていて心地よく感じる話し方です。

 

それにこちらが近づけて、相手に、

 

あ、この人も、自分と同じタイプの人間だな……。

 

と感じさせることができれば、あなたの印象レベルは、間違いなく上がります。

②相手のアイコンタクトに合わせる

これは、「相手の目を見て話しましょう」という単純なことではありません。

欧米とは違い、日本人の感覚では、あまりに自分の目を真っ直ぐ見られると、何だか責められているような感じがするものです。

重要なのは、どのような頻度とタイミングで目を合わせるか、ということです。

相手の話し方はその人自身が心地よく感じる話し方であったのと同じように、目を合わせる頻度とタイミングも相手に合わせるのです。

 

したがって、相手が目を合わせてくる頻度と合わせるようにします。

これがちょっと難しいという人は、とにかく、相手の目と口の間(鼻周辺)に視線を泳がせるようにして、相手を見るようにするか、

もしくは、目を見るとしても、相手の“片目だけ”を見るようにしておけばいいでしょう。

こうした状態を保っていれば、いつでも相手からの目線に応えることができます。

 

ちなみに、相手の目より上を見ていると、「こいつは生意気だ!」と思われてしまいますし、相手の“口から下”を見ていると、「この人、自信がないのかな?」と思われてしまいます。

③相手の呼吸に合わせる

ここから、さらに少し難しくなってきます。

 

よく、「息の合った夫婦」などという表現をしますが、これは文字通りの意味で、心の通い合った2人は、同じリズムで呼吸をしています。

これは、言い換えると、呼吸が合えば、心が通うということにもなります。

 

テクニックとして、具体的にどうするかというと、

・相手がしゃべっている時には、こちらも息を吐く

そして、

・相手が息継ぎをする(息を吸っている)時は、こちらも吸う

ようにします。

 

そのように呼吸を合わせると、話の内容に関係なく、相手は何となく、

 

この人といると、気分がいいなぁ。

 

と感じてきます。

 

慣れるまでは相当難しいテクニックですが、これが習得できたとしたら、最強のパワーを発揮します。

④しぐさを相手に合わせる

これは、いわゆる“ミラーリング”と呼ばれるもので、相手の体のポーズや動きを、まるで鏡に映したように真似るということです。

 

信頼関係のある間柄なら、意識しなくても、人は自然と相手と同じようなしぐさをしてしまうものですが、それをあえて意識して合わせていくのです。

 

例えば、

・相手が足を組んだら、自分も真似る
・相手がコーヒーを口に運んだら、自分も真似る

といった感じです。

 

ただし、気をつけないといけないのは、それが相手に気づかれてしまうと、相手としてはバカにされているような気分になり、逆効果になるということです。

 

相手に気付かれにくくするためには、真似る動作に少しだけ時間差を与えるとよいでしょう。(急いで真似するのではなく、少し遅らせるのです。)

 

それから当然ですが、相手の「クセ」と言ってもいい独特の動作などはこの範疇には入らず、けっして真似してはいけません。

→「本当の自分」を押し込めていませんか?

⑤相手の感情の方向性に合わせる

最後の5つめは、人によっては、一番難しかったり、一番簡単だったりします。

 

この「感情の方向性を合わせる」とは、単に、相手の感情に“共感”してあげるということではなく、自分も積極的に感情を放出するということです。

 

共感することももちろん有効なのですが、あなたが同じ方向でより強く感情を放出することで、より大きな効果を発揮します。

 

例えば、相手が

 

◯◯さんって、ホンット失礼な人よね。

 

と話しかけてきたら、

 

失礼なだけじゃないわよ、人としても最低よ! こないだだってねぇ……。

 

といった感じに、あなたも相手と同じか、それ以上の勢いで◯◯さんへの怒りをあらわす(同調する)のです。

 

よく、「共通の敵を持つと結束が強くなる」と言われますが、怒りのようなマイナスの感情ばかりでなく、「共通の趣味」を持つ人同士が打ち解けやすいのも、やはり、感情の方向が一致しているからです。

 

少し補足しておくと、相手の「怒り」が自分に向けられている時は、

 

ホンット、私っていう人間は、どうしようもないわね!

 

というふうに同調するのではなく、躊躇せず、自分の非を認めてください。

大事なのは、自分の正当性を主張することや、目先の損得ではなく、とにかく、『嫌われないこと』です……。

(補足)ずっと受け身でいる必要もありません

5つとも、“受け身の方法”と言えるものなので、

 

ずっと受け身でいなきゃいけないなんて、嫌われないようにするのも大変だなぁ……。

 

と思った人もいるかも知れません。

 

別に、いつまでも受け身でいる必要はないのです。

これらのテクニックを使い、やがて、印象レベルが上の表で言うところの〈相手に好感を持たれる〉、〈相手に好かれる〉くらいになってきたのを感じたら、反転のチャンス。

その時は、あなたのほうから、しゃべるスピードを変えてリードしてみたり、わざと目を合わせる時間を長くしてみたりすればよいのです。

 

むしろ、「受け身で合わせること」と「自分からリードしてみること」との“合わせ技”を使ったほうが、印象レベル【最高】までうまく到達できるでしょう。

→自己中な人の対処法

とにかく「我」が強いと嫌われる!

――いかがだったでしょうか?

 

このように、嫌われないためのテクニックとして、体系立てて説明すると、何だかとても難しいように感じる人も多かったかも知れません。

しかしその一方で、すでに知っていたことや、本能的に悟っていた部分も少なくなかったのではないでしょうか?

→あなたにとって“嫌な人”の特徴

 

細かいテクニックを抜きにして、人に嫌われないコツを一言で言うと、それはとにかく、

 

「我(が)」を強く持ち過ぎない

 

ということです。

 

どんな場面でも、組織でも、「我の強過ぎる人」が嫌われます。

あなたがあなたらしくいることは大切ですが、人は1人では生きられません。

人生の楽しみを何倍にもし、また、老、病、死といったさまざまな恐怖から逃れるためにも、「良き仲間」を持つことが、人の幸せの絶対条件です。

 

人間関係のストレスを減らすためにも、不用意に人から嫌われないことはもちろんとして、たくさんの人から、「いっしょにいて居心地のいい人」と思われるよう、普段から振る舞ってみましょう。

そうすれば、きっと「運」も開けて、あなたの人生が全体的に、良い方向へと流れていくことでしょう

→“自己中な人”はどう対処すればいい?