意中の彼が、脈アリと思える態度だったから、密かに期待していたのに、見事に撃沈……。
そんな経験はありませんか?
男性が、たとえ、好意を抱いていても、今一歩踏み込めない女性には、実は共通点があります。
ここでは、
彼に好きになってもらえない女性の共通点
について、解説します。
目次
男は「メソメソしている女」からは逃げる!
結論から先に言ってしまえば、
男性にとって、好意を持っているのに、今一歩踏み込めない女性は、メソメソしている女性です。
あなたは、彼に自分のことを好きになってもらうために、どこかで“かわいそうな自分”を演出しませんでしたか?
・憂鬱な顔をして見せる
・深いため息をつく
・彼の前でメソメソ泣いて見せる
こうした行動は、自分のマイナスの感情を“表現”しているわけです。
例えば、あなたが無人島にたった1人でいて、そばに誰もいなかったとしたら、こうした“表現”はしないはず。
“表現”とは、誰かに見せて、自分の気持ちや意思を、その人に分かってもらうためにするものです。
つまり、
あなたは、自分でも気付かないうちに、マイナスの感情で、彼を動かそうとしていたのです。
心にあった気持ちを、あえて言葉にするならば、
ではなく、
というように、“強要”していたわけです。
(このように口に出していなくても、それと同じとも言える行動をとっていたわけです。)
これでは、彼が怖気づいてしまうのは、当たり前。
彼の気持ちを、あえて言葉にするならば、
という感じです。
きっと彼は、あなたが、好きになって欲しいと思っていることくらいは、勘づいていたでしょう。
でも、それを“強要”されては、その先に、楽しく明るい未来が待っているとは、思えないのです……。
マイナス感情を武器にするのは、心理的に未成熟な人
人を変えようとする意図が隠されている、マイナスの感情を、心理学用語で「ラケット」と言います。
このラケットを使う人は、ことあるごとに、自分を被害者や、悲劇の主人公に仕立て上げます。
相手に罪の意識を持たせて、自分の思うように相手を動かそうとするのです。
では、どのような人が、このラケットを使うのか?
それは、
心理的に未成熟で、心に葛藤がある人です。
(「自分が嫌いな人」、「自分に自信がない人」と言い換えてもいいでしょう。)
小さい頃、このラケットを使って、他人が自分の思うように動くことを体験すると、大人になってもこれを使う傾向があります。
そうした人は、いつまで経っても、心理的に成長できません。
そして、
恋が実らない人ほど、よくこのラケットを使います。
と、無意識に考えてしまうのです。
しかし、これに引っかかるのは、やはり自分に自信のない“ダメ男”だけ。
彼らは、自分に自信がないがゆえに、ひたすら繰り返し女性をゲットし、自分の存在意義を確かめたがるのです。
(はっきり言えば、誰でもいいのです。俗に言う“ヤリチン”ですね。^_^;)
反対に、自信のある男なら、ラケットを使う女の葛藤を見抜けます。
これは、男と女が逆になっても同じです。
ラケットを使って、一度は相手を落とせたとしても、最終的には、必ず相手は逃げていきますので、そのことは心に留めておいてください。
うまくいったとしても、あとあと修羅場に
ラケットを使う人は、心の底に、
どうせ私なんて……。どうせ世間なんて……。
という“敵意”が蓄積されています。
ですから、失恋すると、その敵意が前面に出てきて、修羅場になることも多いです。
心理的に健康で、自分に自信のある男女なら、マイナスの感情で相手を揺さぶろうなんてしません。
今度は、どんなことをして喜ばせてあげようかな?
と考えを巡らせて、さまざまな工夫をし、それでダメなら、いさぎよく諦めるものです。
心理的に未成熟な人は、ダイエットが成功すると困る?
ラケットを使うような、いつもマイナスの感情に浸っている人は、
自分の良さに気付きたがらない
ところがあります。
なぜなら、
自分の良さに気付いてしまうと、言い訳ができなくなってしまう
からです。
↑この◯◯の部分が解消されてしまうと、
“今までうまくいかなかった原因”がなくなってしまうことを意味します。
そうすると、
もし、それから先、何かがうまくいかなった時は、もう何も言い訳ができないわけです。
分かりやすい例を挙げれば、
と、口では言いながら、本当に(心から)そう思っているのかどうか疑わしい人がいます。
そのような人は、心の奥のどこかで、痩せることを恐れているのです。
また、
「どうせ私なんて、◯◯だから……」というマイナスの感情にいつも浸っている人は、
そうした世を拗ねた“怒り”によって、対人関係を成立させているところもあります。
相手と衝突しそうになったら、
と絡むことができるからです。
もし、自分の良さに気付いてしまったら、この“武器”を手放さなくてはいけなくなってしまいます。
このように、心理的に未熟な人は、
自分が嫌いな自分を好ましく思っていないくせに、自己都合から、そんな自分であり続けようとする……
という、矛盾にも近い感情があります。
すぐに自分を好きになるのが難しいなら……
「自分を好きになりましょう」、
「自分のいいところをたくさん見つけましょう」
と言われても、なかなかそれが難しいという人もいるでしょう。
そんな人は、まず第一歩として、
自分の考えをハッキリと人に言えるようになりましょう。
いつもマイナスの感情に浸っている人は、
心の中に静かな怒りが充満しているくせに、人に嫌われるのが怖くて、普段それを直接的に表現できていません。
(陰口は叩いているかも知れませんが……。)
たとえ、相手を非難する言葉であっても、
表立って、自分の考えを伝えることができれば、もうメソメソした心を抱えている必要はありません。
心の中をぶちまけて、
「自分は〜〜について、〜〜と思っている」
と口に出して、人に伝えた時から、少しずつ、あなたの中に変化が生まれていくことでしょう。