一目惚れは病気?!色恋のもつれで事件になることも

「私は、一目惚れでしか恋をしないの!」と胸を張って言う人がいますが、何事も、パッと燃えれば、パッと散るものです。

それどころか、一気に燃え上がる恋は、「恋心」が「憎しみ」へと変わることも多々あるので、注意が必要です。

ここでは、

一目惚れをする人は心理的にどんな問題があるのか?

について解説します。

一目惚れをする人の心理的問題点とは?

そもそも「恋」とは、“思い込み”です。

 

生物学的に言えば、あなたは、相手が男性でありさえすれば、どんな男性とだって、家庭をつくることが可能なはず。

 

しかし、人間たるもの、それでは納得できません。

ですから、

 

私の相手はこの人なの!

 

とか、

 

彼じゃなきゃいけないの!

 

と、必死で思い込もうとするのです。

残念ながら、これが「恋」の正体です。

→ 恋ってくだらない?でも“◯◯さ”さえあれば……?

 

だからといって、「恋」は、まったく不要なわけではありません。

 

“相手のことを好きと思う気持ち”は、

“相手を深く知っていくためのエネルギー”

として不可欠です。

 

……ただ、それが一気に燃え上がってしまう人は、ちょっと問題アリと言えるでしょう。

 

俗に言う『一目惚れ』をする人は、

以下のような心理的な問題を抱えています。

 

一目惚れする人の心理的問題点

① 現実の相手を見ずに、“自分の理想像”を相手と見なしている

② 強迫性がある

 

まず、①ですが、相手を理想化してしまっているので、その恋は、成就した途端に消えてしまいます。

 

何だ、この人も、しょせん“普通”の人なのね……

 

てな感じです。

 

②の強迫性についてですが、一目惚れから始まる恋は、取り憑かれたように、相手しか見えなくなってしまうので、恋愛をして気力充実するというより、

 

ああ、何も手につかないし、やる気出ないわ……

 

と、ボーッとしてしまうようになるのです。

→ だからあなたの恋は3ヶ月しか続かない

 

至って“普通”の人なのに、神のように崇められる相手にとっては、たまったものじゃありません。

しかし、一目惚れし、文字通り、“恋の虜”になってしまった人には、それが理解できないのです。

 

このような一目惚れをする人は、たいてい、次から次へと恋人を変えていきます。

→ 親に愛されなかったヤリチンとヤリマン

 

特定の人と、順を追って、徐々に親密さを増していくということができないのです。

 

そして、相手を自分の要求通りに変えようとします。

もちろん、そう簡単に人は変わるものではありませんから、強い不満を抱くようになっていきます。

→ 彼が変わるなんて期待しちゃダメ!

 

けれども、本当は、このような『一目惚れ』をする人は、自分自身に多大な不満を抱いています。

 

「でもどうすることもできない……」、そんなやり場のない不満を、一気にパッと解消してくれる“魔法の杖”への無意識の憧れが、現実離れした“相手の理想化”へとつながっているのです。

なぜ一目惚れの恋は「憎しみ」へと繋がりやすいのか?

パッと燃え上がる恋というのは、相手のほうも、それなりに熱い気持ちで応えてくれたから成立するわけです。

 

しかし、一般的にそのような恋は、必ず、どちらかが先に冷めてきます。

 

先に冷めたほうは、

 

何かやたらと盛り上がっちゃったけど、ただ、相手をを自分のモノにしたいと躍起になってただけかも……

 

と理解します。

そして、冷めたを通り越して、相手が不愉快な存在になってきます。

 

冷めないほうは、こちらはこちらで、

 

この人、全然自分を愛してない!
それに自分のこと、全然理解してくれてない!

 

ということに気づいてきます。

そして、「裏切られた」に近い感情を抱き、憎しみが沸き上がってきます。

→ 愛憎入り混じる「復縁」を願う気持ちはどこからくる?

 

だから、パッと燃え上がる恋は、修羅場になりやすいのです。

(傷害事件なども起こりやすいので要注意です。)

→ その症状、「恋愛依存」ではなく「人間関係依存症」では?

 

前述のように、『一目惚れ』というのは、基本、相手そのものに関心があるわけではありません。

 

相手は何を求めているのだろう……?

 

と思いやる気持ちなど、そこにはなく、ただ、

 

とにかく相手を通して、自分のいろんな欲求不満を解消したい!

 

という気持ちだけがあります。

 

このように、『一目惚れ』から始める、パッと燃え上がる恋は、お互いに相手が好きで始まっているのではなく、お互いに自分の心に問題があって、それを解決するために始まっているということを、しっかり認識しておきましょう。

 

でないと、下手に盛り上がった情熱は、恐ろしい結果を招きかねません……。

→ 結婚詐欺に遭いやすい人の特徴

ロマンチックでも何でもなく、ただ自分が嫌いなだけ?!

先ほど、『一目惚れ』をする人は、自分自身に多大な不満を抱いていると述べましたが、これは要するに自分自身が嫌いなわけです。

 

自分自身が嫌いな人は、人に対してなかなか優しくなれません。

 

こんなにも、私は自分が嫌いなのだから、あなたも私のことが嫌いなんでしょ?

 

と思ってしまうのです。

 

これは、その人の心の中の問題なので、相手が変わっても変わりません。

 

誰と接していても、自分自身が嫌いである限り、相手が自分を好きになってくれるなどと信じられないのです。

→「占い」で「自尊心」を高めるには?

 

(このような人は、往々にして、「こう思われやしないか」、「ああ思われやしないか」と相手を憶測し過ぎる傾向があります。それは、自分にそうした気持ちがあるからです。)

 

けれども、不思議と、このような人ほど、異性に一目惚れし、愛の激情に呑まれがちです。

 

なぜか?

 

それは、自分のいろいろな欲求不満を、熱烈な恋に燃えることによって、解消しようとしているからです。

 

お互いへの“単なる”好意を、自分にとって都合よく、しかもロマンチックに、『一目惚れ』と思い込んで、一気に恋心を燃え上がらせるカップルは、お互いが心理的な問題を抱えています。

彼らは、お互いに「愛されること」だけしか考えていません。

 

それに対して、心理的な健康な人同士が、親密になるのは、時間がかかるものです。

 

それはたとえ、共通の趣味を持っていたとしても変わりません。

共通の敵がいるとか、共通の“利害”があったとしても変わりません。

 

ですから、たとえ、恋でなくても、急に近づいてくる人には、注意すべきですし、あなた自身も、そうならないよう注意したほうがいいでしょう。

→ 自分を嫌いでい続けたいと思う心理とは?

 

一目惚れの危うさに気づいた今こそ、心のクセを見つめ直して

パッと燃える恋に振り回されないために、あなた自身の「心のクセ」を見直すことから始めましょう。

ここから小さな一歩を踏み出してみてください。

 

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→ よく言う「ビビビ」の正体とは?

 

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