
やっと巡り会った、白馬の王子様と思っていたら、思いの外、あっけない幕切れ。
「あれ? ちょっと待って。私、思い返してみたら、今まで付き合った人、みんなだいたい3ヶ月くらいで終わってない?」
なんて人はいませんか?
それはもしかしたら、あなたが、“1人の時間”を上手に過ごせないことが原因なのかも知れません。
というわけで、ここでは、
付き合っても3ヶ月程度しか続かない真の原因
について解説します。
「白馬の王子様症候群」の女性の恋は3ヶ月がリミット?!
なんてセリフは、冗談混じりに言うことも多いですが、本格的な「白馬の王子様症候群」に陥っている女性は、案外多いものです。
この「白馬の王子様症候群」とは、簡単に言えば、“完璧な男性”を求めてしまうことです。
このような女性は、恋愛につまずいた時、
と、相手の男性のせいにすることが多いです。
相手が“完璧な男性”じゃなかったから、そうなることが当たり前だった、というわけです。
なおかつ、彼女たちにとって、彼が完璧かどうかを判断するのに、3ヶ月もあれば、十分。
よって、彼女たちの恋は、だいたい3ヶ月そこらで終わってしまいます。
ですが、彼女たちは、そこで、たいして落ち込みもしません。
なぜなら、“完璧な男性”は必ずどこかにいると信じていますし、実際、彼女たちは、容姿もある程度美しく、恋愛そのものにコンプレックスを抱いているわけではないからです。
その代わり、彼女たちにとって一番大きな問題は、
そんな“ワンクール(3ヶ月)恋愛”を繰り返していくうちに、理想はますます高くなっていくということです……。
彼は急に冷たくなったわけではなかった?!
もちろん、
という人もいるでしょう。
ただ、このセリフに続くのは、
といったところではないでしょうか?
実は、ここにも大きな勘違いがあります。
「豊かな男女関係」とは、いつまでもベタベタしていることではありません。
また、男とは、自分の世界に閉じこもる必要がある生き物です。
彼は、あなたとの関係が安定軌道に乗ったことを自覚し、これから先の人生や仕事といった“冒険”に備えて、戦略を立てるために、ベタベタ状態から脱しようとしていたのに、
それを、あなたのほうが勝手に、
こんなに冷たくなったのは、私のことに飽きたのよ!
やっぱり、私の運命の人じゃなかったんだわ!
と受け取ってしまった可能性があります。
こうした場合、完璧な男性を求めてしまう「理想の高さ」とともに、男女関係に対する「幻想」も、捨て去る必要があるでしょう。
そのためには、
「男性と女性の基本的な性質の違い」
をしっかり認識しておくことです。
ひとつ大きなことと言えば、例えば、
女性は、怒っている時、人に話しかけることはほとんどありません。
そのため、
といった勘違いをしてしまいがちです。
男性は、怒ってなくても、たびたび、1人になりたがります。
1人になって、今後の見通しを考えたり、「自分はこのまま進んでいいいのだろうか?」と考え込んだり、
あるいは、いったん頭の中を空っぽにして、熱中できることに取り組んで、リフレッシュを図ろうとします。
これに対し、女性の場合は、心の中にある不安や、目の前の状況や、起こった出来事を、誰かに話して聞かせることで、リフレッシュを図ろうとすることが多いです。
ですから、
女性は、男性が自分の世界に閉じこもった時には、
という風に、正しく理解してあげる必要があります。
1人の時間を上手に過ごせる“余裕のある女”になりましょう
そんな男の性質が分かってもなお、
と、不安が晴れない人もいるでしょう。
前述のように、「白馬の王子様症候群」の女性は、ある程度、容姿も端麗で、自分に自信がないこともないので、
これまでは、
という判断を下してきたことでしょう。
ですが、これからは“別の方向”に考えましょう。
つまり、彼のほうばかり向くのをやめるのです。
彼に愛されたい、求められたい、などとばかり考えるのをやめて、あなたも、自分1人の時間を積極的に持ってみるのです。
もともと、「男らしさ」、「女らしさ」というものは、分量は違えど、男女それぞれが持っているものです。
(男らしさの特徴の1つと言える)“他から邪魔されない世界を持つこと”で、自分らしさを取り戻せる部分は、きっとあなたの中にもあるはず。
ぜひ、自分だけの世界を持ち、1人の時間を謳歌してみてください。
男は、結局、そんな“余裕を感じさせる女”に、惹かれますし、だんまりモードに入った彼のことは、引っ張り出そうとするより、“おびき寄せる”ほうが簡単です。
(そもそも、人を好きになるというのは、その人のことをもっと知りたいと思うことですから、人として奥が深い人のほうが魅力的なのは、当然のことです。)
早とちりせず、恋はじっくり!
……つまるところ、
あなたの恋が、どれも毎回、3ヶ月そこらで終わってしまっていたのは、以下のような、あなたの2つの早とちりが原因です。
恋愛を成就させ、結婚した人たちは、
こうした早とちりはせず、
実は、ちゃんと段階を踏んで、上手に進展させています。
惹かれ合い、交際をスタートさせた後、人は必ず、一度、
「本当にこの人でいいのかな……?」
と心が揺れるものです。
まっすぐ“光”のように、直進し続ける恋愛というものは、ありません。
心が揺れた時、
2人は、お互いの魅力を再発見しようとします。
彼は、“だんまりモード”の中で、自分のことや、あなたのことを、一生懸命考え、気持ちを整理しようとしています。
そんな時に、あなたのほうを振り返ったら、
あなたが心配そうな顔、もしくは責めるような顔で、自分のほうを見ていたら、彼はどう思うでしょうか?
振り返ったら、もうそこにはいなくて、
「……あれ?」ということもあるでしょう。(笑)
恋愛がいつも3ヶ月そこらで終わってしまう人は、
・いらぬ早とちりをやめ、
・1人の時間を上手に過ごすことを覚え、
もっと恋愛をじっくり進めていくことを考えてみましょう。
→スピード婚はありえない?!「恋」が「愛」に変わるまでの5ステージ