「恋人をつくるために何かひとつ行動を起こしたい!」……そんな時にマッチングアプリを思い起こす人は多いのではないでしょうか?
いつも手にしているスマホでできるので、非常に簡単です。
ただし、そこには多くの人が見落としている、根本的な問題点があります。
ここでは、
マッチングアプリでの婚活がうまくいきにくい2つの理由
について解説します。
目次
【理由①】利用する自分が好きですか?
「好きな自分」はあなた自身にしか作れない
少し遠回りして本題に入っていきますので、しばしお付き合いください。
当サイト(D.R.S)では、「自分を見つめ、自分を好きになることによって、あらゆる問題を解決しましょう!」というスタンスを取っています。
そして、そのひとつの手段として『電話占い』を利用するという選択肢もありますよ、といったメッセージを投げかけています。
(必ずしも占いが不可欠というわけでもありません。)
最も忘れてはならない恋愛の大原則は、
ということです。
理由はいたってシンプル。
「あなた自身が好きでないあなた」のことを、誰かが好きと言ってくれても、きっとあなたは信用しないはず。
だってそもそも、「自分が好きじゃないものを好きという人」とは、感覚も価値観もまるで合わないわけですから。
「自分を好きでいること」を少し難しい言い方をすると、「自己愛」、または「自尊心」と言ったりします。
この「自尊心」の形成するためにもっとも邪魔になるのは、
- 他人からの評判
- 金銭的、物質的裕福さ
- 容姿
といった外的な“ものさし”です。
つまり、「自尊心」とは他人と比較することによって形成されるものではなく、あくまでも“自己評価”によって形成されるものなのです。
いっそ、もっと極端な言い方をすれば、“好きな自分”はあなた自身以外誰にもつくることができないということです。(能力や知能にも一切関係がありません。)
はじめにこうした前提を覚えておいてください。
そもそも「好きな自分」で相手の前に登場していない
さてここで、本題のマッチングアプリの話に戻しましょう。
マッチングアプリを使うことに、少しも後ろ暗いところがなくて、親にも、友人にも、職場のみんなにも、自分がマッチングアプリを使っていることは教えている……という人なら、別によいのです。
しかし、
という人は、いい相手が見つかり、その相手との恋が成就する可能性は極めて低いでしょう。
こう言うと、「いや、でも使ってる人多いし……」と反論する人が少なくありません。
さきほどの話を思い出してください。
外的なものさしや、他から借りてきた価値観では、あなたの自尊心は築けません。
あなた自身がどう思っているかがすべてです。
ですから、マッチングアプリを使っている自分があまり好きになれないと感じる人は、マッチングアプリでの恋人探しおよび婚活が、うまくいくはずがないのです。
最初から「好きな自分」でもって、あなたはその出会いの場に登場していないわけですから……。
【理由②】恋愛に“市場規範”を持ち込んでいませんか?
続いて、2つめの理由です。
マッチングアプリでは、必ずプロフィールを登録します。
そしてそれは「条件検索」という使われ方をします。
このような“条件先行”で、パートナー探しをすることはよくないと別の記事でもお話ししましたが、ここではひとつの例え話を使って説明してみましょう。
・自己主張はわりと強めです
・少し抜けているところもあります
……ゾッとする話だと思いませんか?
なぜこの女性がこのようになってしまったかというと、条件をふりかざすことによって、恋愛に“市場のルール(市場規範)”を持ち出すことになってしまったからです。
(この場合、「美」と「金銭」のあからさまな交換です。)
恋愛や結婚に、合理性がまったくいらないかと言えば、そうではありません。
しかし、こと“心の交流”を重視するならば、合理性ばかりを追求できないものです。
そこへきて、マッチングアプリを利用する際は、どうしても合理的な視点を持たざるを得ないのも事実。
そうでないと、無数のデータを一つひとつ見ていかなくてはならないからです。(おそらく無理に近いでしょう。)
いずれにしても、
このことをよく頭に入れておいてください。
言ってみれば、魚屋に魚を買いに行く時、
という買い方ができないのと同じです。
“条件先行”の考え方は、必ず恋愛を難しくします。
自己嫌悪の感情を大切にしよう!
【理由①】にしても【理由②】にしても、マッチングアプリで恋人を探すということ自体、そもそも大きな矛盾をはらんでいる……ということをご理解いただけたでしょうか?
ここで、冒頭に紹介した恋愛の大原則(愛されたいと願うなら自分を好きでいることが重要)に立ち返って、少しだけ補足しましょう。
「自分を好きになること」の逆は、言うまでもなく「自己嫌悪」です。
この「自己嫌悪」という感情は大切にするようにしてください。
なぜなら、この感情は、神があなたに、「それはやめたほうがいい」ということを教えてくれているのです。
誰に向けられたものでもなく、“あなた発”で、“あなた自身に”向いているということに大きな意味があります。
したがってこれは、自分だけの問題であり、他人からどうこう言われる筋合いはありません。
では、どうすれば、いつも自分を好きでいられるのでしょう?
答えは、とてもかんたんです。
自分を好きでいる(自尊心を高める)ためには、
ということです。
何かをやろうかどうか迷った時には、それをやる自分が好きか・嫌いか?で考えるのです。
当然これは、マッチングアプリに限った話ではありません。
自分を見つめて自分を好きになろう!
――ここまで、いかがだったでしょうか?
最後に、何かを選択すること以外で、自分を好きになる早道をお教えします。
自分を好きになるには、とにかく「自分を見つめる」こと!
自分で自分が分からなくなってしまうのは、ついつい自分の粗(あら)探しをしてしまうからです。
それとは逆に、
私って、ここもいいところだし、ここもいいわね。
こう見ると、けっこう私っていいやつかも……。
というふうに、自分のいいところを見つけていけば、きっと自分を好きになり、人生が楽しくなることでしょう。