
子供が何か悪さを働いた時、親が「うちの子に限ってそんなことするはずが……」なんて反応を見せると、親バカなんて言われたりします。
しかし、これはある意味、子供をそれだけ、“信頼”しているとも言えます。
「愛」とは、つまりこういうことです。
どんなことが起きても、無条件に信頼することこそ、「本当の愛」なのです。
ここでは、
恋愛と子育てが似ている理由
について解説します。
目次
恋人はあなたにとって家族も同然
と思っている人は、大きな勘違いをしています。
家族とは、もっとも密接な人間関係の場であり、
恋人は、あなたにとって“準”家族、そして、将来的には家族になる(かも知れない)人です。
したがって、本来、「家族との接し方」と「恋人との接し方」は、さほど違わないものなのです。
家族にしても、恋人にしても、
ということ。
ですから、ただ、快楽や喜びだけを与えてもらうだけでなく、苦労を共にし、人間として一緒に成長していく覚悟がなければ、恋愛はうまくいきません。
→ 相手に好きになってもらいたいなら、まず自分を受け入れよう
家族である恋人と上手に接するためには?
「恋人は自分の運命共同体である」
ということを理解したら、お互いに、以下に挙げる4つのことに気を配らなくてはなりません。
(家族との接し方と、さほど変わらないのだということを、改めてチェックしていきましょう。)
①2人にとって最良の選択をしよう
交際が始まると、気持ちに張り合いが生まれ、充実した毎日を送ることができます。
ですが、時には、一人だけの気ままな生活に憧れる時もあるでしょう。
いったん、特定の相手と恋愛をしたら、2人の関係を発展させるために、できるだけ、お互いにとって最良の選択をするようにしましょう。
どっちも欲しくても、どちらか一方しか選べないのが人生です。
恋愛が始まると、あなたはもう一人ではないのです。
② 歩み寄りも必要
人が複数人いれば、意見が分かれるのは、当たり前の話。
2人の間で意見が対立した場合は、当然、どちらかが、妥協しなければなりません。
ただ、いつも同じ側が何でも妥協するのではなく、「ここでは彼の要求を受け入れ、他では自分の要求を受け入れてもらおう」といったように、公平さを持たせるようにしましょう。
無理やり、自分のやり方を押し通そうとすると、必ずトラブルが生じます。
③ お互いの感情を理解し合おう
男性は、「弱さを見せるのは男らしくない」と思って、自分の気持ちを素直に話せないところがあります。
女性は女性で、攻撃的な面を見せたくないがために、気持ちを打ち明けるのをためらうことがあります。
しかし、お互いの感情を分かち合うことは、本当の意味で相手を知る最も良い方法です。
そうすることで、心が浄化され、自分の感情を隠しているという罪悪感からも解放されます。
その際には、相手の気持ちを頭ごなしに否定せず、じっくりと耳を傾けましょう。
④ 常に気持ちを伝えよう
自分の気持ちを打ち明けるのが苦手な人は、多くいます。
理由としては、
・何となく照れくさい
・うまく伝えられるか不安
・相手の気分を害さないか心配
といったことが考えられます。
しかし、自分の気持ちを相手と分かち合わないなら、円満な関係を築くことはできません。
定期的に、話し合う場を持ち、前向きな姿勢で意見交換をしましょう。
「無条件の愛」を注ぐつもりで恋愛をしよう
冒頭で、親バカの話をしましたが、これをパートナーの話に置き換えてみましょう。
たとえば、あなたの彼が、何か失敗をしてしまったとしましょう。
いえ、いっそ、分かりやすく、“浮気”をしてしまったとしましょう。
そんな時に、ただ怒り狂うのと、
と考えるのとでは大きな違いがあります。
その違いとは、信頼度の違いです。
また、別の例を挙げれば、
・浮気されそうだから、男性と付き合うのが怖い
・ケンカしそうだから、男性と付き合うのが怖い
という人もいるでしょう。
これもやはり、相手のことを信じられない、言うなれば、信頼度が低いということです。
「愛」とは相手を信じることです。
そして、相手を信じなくては、「恋愛」は始まりません。
それも、
という条件付きの愛ではなく、
という、無条件の愛であってこそ、本物です。
なぜなら、どんな人にだって、至らない面があります。
それをお互いに許し合いながら、成長し合っていくことが、人間関係であり、家族関係であり、パートナー関係です。
思い出してみてください。
あなたが赤ちゃんの時、暑さ・寒さ・危険から身を守ってもらい、ミルクを与えられ、大事に育てられたのは、あなたが何かお返しをすることを期待されてのことだったでしょうか?
違います。
誰もが、赤ちゃんの時、無条件の愛を与えてもらっているのです。
そうしてあなたは、世話をしてくれる人(親)を信頼したのです。
恋愛について、プラスのイメージを持つことはいいことですが、同時にその多くが、幻想であることも理解しておく必要があります。
恋愛を続けていくことは、予想しているほど、生やさしいことではありません。
長続きさせるためには、努力が必要ですし、時には、労働と思えるほどの苦労もつきものです。
と覚悟を決めたら、
相手を信じ、
自分の子供を育てるように無条件の愛を注ぎ、
2人の信頼関係を強く、深く、育てていきましょう。
恋愛に“無条件の愛”を注ぐ覚悟を
「恋愛は信じること」から始まります。
心を整理して、あなたが本当に求める愛を掴み取りましょう。
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