世の妻たちの夫婦生活が無事に続いているのは、ただ、身近に心惹かれる男性との出会いがないだけかも知れません。
アメリカのある雑誌が行った調査によると、いざチャンス(出会い)が訪れた時、実に妻たちの約40%が不倫に踏み切ったと言います。
そんなチャンスがもしあなたに訪れたら、あなたならどうしますか?
ここでは、
不倫恋愛に突き進むべきか引き下がるべきか迷っている人へ贈る言葉
を紹介します。
あくまでも「あなたはどうするのか?」
……とその前に、あらかじめ念を押しておきたいのですが、不倫とは、そう簡単に、善・悪を割り切れるものではありません。
もちろん、現代社会(日本)において、不倫は、“倫理的な罪”です。
しかし、“法律的な罪”ではありません。
また、「不倫は男性のもの」という感覚もすでに過去のものです。
最近では、夫以外の愛人を持つ女性が増えつつあることを多くの統計が裏づけています。
つまり何を言いたいかというと、人間社会に倫理や法律はあるものの、「愛」にマニュアルはないということです。
ただ、「あなたはどうするのか?」だけです。
それを踏まえた上で、「天使の声」と「悪魔の声」を見ていきましょう。
不倫に迷うあなたに聞こえる「天使の声」
① 意外と結婚生活にプラスかもよ?
不倫がいいかどうかは、人によるね。
結婚生活にプラスに働く場合もある代わり、ご主人との関係にとどめを刺す結果にもなりかねないよ。まず、そのへんのことをよく考えてみて。
それから、オフィスラブには要注意だよ。
同僚や上司と関係したら、周りの人に気づかれないように、いつも息を詰めてなくちゃね。
それに、男と女の関係になってしまったら、せっかくの友情にヒビが入ったり、仕事がやりづらくなるかも知れないよ。
② 家庭に不倫の臭いを持ち込まないようにね!
うまくやるには、細心の注意が必要だね。
メールでのやり取りだって、その携帯をいつ見られるか分からないよ。
とにかく、家庭には、絶対に不倫の匂いを持ち込まないこと!
③ 価値がありそうなら止めはしないよ?
得るものと失うものとを、天秤に掛けてみて。それが一番言いたいこと。
離婚する羽目になったらどうする?
愛人と呼ばれることに耐えられる?
おそらく、同僚はみんな、鋭い目で、2人の関係を眺めているよ?
それでも、踏み出す価値があると思えるなら、止めはしない。
胸を張って、堂々と生きていこうね。
④ 無理に愛だの恋だの言わなくていいよ!
今の自分に必要だと思うなら、迷わず突き進めばいい。
ただし、避妊には気をつけること。
そして、堂々と顔を挙げて、生きて欲しい。
夫以外の男性とセックスがしたい、男友達が欲しいというなら、それはそれでいいじゃない。無理に愛だの恋だの言う必要なんかないよ。
。
くれぐれも、相手にのめり込み過ぎないようにね。
⑤ 人生の輝かしい思い出になるかもよ?
あなたにとって、不倫は、人生の輝かしい思い出になるかも知れない。
だけど、そのために夫や子供をどれほど傷つけるか、そのことだけは、いつも胸に刻んでおいて。
⑥ いつ別れてもいい覚悟をしとこうね!
相手と関係を持つ前に、それがどういう結果を招くか、よく考えることだね。
世間の非難を浴びるし、村八分にされるかも知れないよ。
あなたの夫、そして彼の妻には、何を言えばいい?
自分を見失わないように、そして、いつ彼と別れてもいい覚悟だけは、しておくことだね。
不倫に迷うあなたに聞こえる「悪魔の声」
❶ 楽しければいいじゃない!
たとえ、不倫だろうと、誰も傷つけずに、うまくやれるならいいんじゃないかしら?
人生は楽しまなきゃ!
❷ 自分を高めたいならいっちゃいなさい!
前進あるのみよ!
結婚生活で得られないものは、よそで手に入れるしかないでしょ?
満たされたい、もっと自分を高めたい、と思うのは、人として当然だわ。
自分を認め、必要としてくれる人間が必要なのよ。
ただし、秘密は隠し通すこと。夫に思い知らせてやりたいなら別だけどね。
幸運を祈るわ!
❸ 女としての自信が取り戻せるかもよ?
不幸な結婚生活を送っていて、もうどうしようもないというなら、不倫もいいかもよ。
さんざん落ち込んだ後だもの、きっと天にも昇る心地よ。女としての自信を取り戻せるかも知れない。
だけど、夢を追いすぎてはダメ。相手にも家庭がある場合、2人の関係に未来はないわ。
不倫をしたところで、夫との問題は何も解決しないけれど、新しい一歩を踏み出すきっかけにはなるんじゃないかしら?
もしかしたら、結婚生活にピリオドを打つ勇気が出るかも知れないし……。
❹ 我慢しちゃダメよ!
人生は1度きり。不幸なまま我慢してちゃダメ!
幸せは、自分の手で掴み取るものよ。
慎重にさえやれば、きっとうまくいくわ。
❺ 思い出は永遠にあなただけのもの!
火遊びに火傷はつきものよ。
それでもいいと思える相手なら、彼を精一杯愛しなさい。
胸いっぱいの思い出を作るの。それは永遠にあなただけのもの。誰にも奪うことはできないのだから……。
❻ エンジョイあるのみ!
束の間の幸せだっていいじゃない。
お互い、最高の気分になれるように頑張って、あとはエンジョイあるのみよ!
❼恋する女は美しい!
不倫だって、恋は恋。きっとあなたは、それによって、また輝き始めるわ。
何とも言えない緊張の中で、彼があなたの心と体を燃え立たせてくれるはずよ!
リスクは大きい、やるなら慎重に!
――いかがだったでしょうか?
天使は優しいアドバイス、悪魔は破滅的なアドバイスなわけですが、不倫という、ことがことだけに、天使と悪魔の境目がほとんどなくなっているのは、おそらくお気付きの通りです。
冒頭でも述べたように、やはり、不倫問題に関しては、どうするのがいい・悪い(善・悪)ではなく、あなた自身が選ぶだけです。
ただ、間違いなく言えることは、
ということと、
ということです。
天使が言っていたように、「得るもの」と「失うもの」を天秤にかけてみると判断がしやすいでしょう。
また、精神衛生の観点から言うと、「どちらへ進んだら、“好きな自分”でいられるか?」というのも、判断材料になるでしょう。
ここで紹介した天使と悪魔の台詞のどれかが、あなたの心に響いたなら幸いです。