「上々に滑り出した恋だと思ってたのに、何だか最近、彼が冷めたみたい……」
そんな時、絶対にしてはならないのは、「ねぇ?冷めた?」と聞くことです。
そんなことをすれば、彼は、あなたのことを、“めんどくさい女”だとしか思いません。
それに男性は、女性と違って、自分の気持ちを「言葉」で表すことが苦手です。
じゃあ、男性はどうやって気持ちを表そうとするのか?
それは、「行動」です。
ここでは、
冷めた男の心理と、そんな時にあなたができること
について解説します。
なぜ「ねぇ?冷めた?」と聞いちゃダメなのか?
まず、大前提として、
男性と女性とのコミュニケーションは、
女性同士のコミュニケーションとは、まるで違う
ということを、理解しておかなくてはなりません。
女性は、自分の気持ちを言葉で表すのが得意ですが、
男性は、苦手です。
もちろん、男性にもいろんなタイプがいます。
しかし、草食系であれ、肉食系であれ、クールであれ、情熱的であれ、男性である以上、“遺伝子”の縛りから逃れることはできません。
男という生き物は、自分の遺伝子を後世に残すために、パートナーの身の安全を守り、喜ばせてあげること、つまり、“結果”がすべてなのです。
その結果が、何によってもたらされるかというと、「行動」です。
言葉だけで、あーだこーだと言っていても、現実は変わりません。
彼の「行動」こそが、現実を動かしますし、あなたを喜ばせることができるののも、彼の「行動」によってのみです。
ですから、
女性が、男性に、
と聞くのは、野暮中の野暮(=King of YABO)なのです。
男性にとっては、そこで一生懸命、何か言い繕ったところで、虚しさに襲われるだけ。
なぜ虚しくなるかと言えば、それは、
「言葉」だけでは、
あなたを幸せにするという“結果”を、
呼び寄せることができない
からです。
彼はあなたを喜ばせ、男として成長したいと思っている
と感じてる女性は、一つ、重大なことを見誤っています。
それは、
彼は、あなたへの愛情が冷めたのではなく、
あなたを喜ばせていない自分をもどかしく感じている
ということです。
そして、この先、あなたを喜ばせていく自信を喪失しているのです。
ここから先は、男でも女でも同じです。
あなたは、自信をつけようと思ったらどうしますか?
まずは、小さなことでも、どんなことでもいいから、何かをやり遂げてみようと思うのではないでしょうか?
実績をつくれば、自信になり、自信がつけば、ますます実績を作れるようになっていきます。
特に、男性は、女性よりも、この回路が強力にできています。
男性は、約束をして、その約束を果たすために全力を尽くすことで、人間的にも成長します。
したがって、
「冷めた彼」に気持ちを聞いちゃいけないのですが、
あえて、言葉にするなら、こんな感じです。
(↑ここまで、自分の心理をはっきり分かっていて、しかも、これだけはっきりと言葉にできる男性は、まずいません。だから、聞いてはいけないのです。)
でも、
このことが分かってくると、もう、あなたが「冷めた彼」に対して、何をすべきか?が見えてきませんか?
……そうです。
小さなことでも、どんなことでもいいから、
何かをお願いをして、それを彼に叶えてもらう
のです。
そうやって、彼に実績をつくらせ、彼の「男としての自信」を増大させていくとよいのです。
彼の心のブレーキを緩める「女性の感謝」
彼は、もともと、クールですか?
そんな彼も、どこか、
という雰囲気を漂わせていませんか?
そんな風に、
「何となく情熱的な面を出せていない男性」や、
「冷めがちな男性」
には、共通点があります。
それは、
過去に、女性を満足させられなかった経験がある
ということです。
そんな男性は、
もう、あんな絶望感に苛まれるのも嫌だし、
あんまり、夢中にならないでおこう……。
といったように、自分の中に“ブレーキ”をかけています。
そのブレーキを緩ませるためには、あなたが、彼に自信をつけさせてあげればいいのです。
とか、
などとは、一切考える必要ありません。
それこそ、失礼というものです。
たとえ、
「あなたがお願いした通りの結果」が得られなくても、
『あなたが喜んでくれ、感謝してくれたという結果』があれば、
彼は、男として、無上の喜びを感じる
のです。
こうした「女性の感謝」というのは、男という生き物にとって、最大のエネルギーとなります。
男は、本能的に、これを求めていて、これがなくては生きられないのです。
あまりにもこのエネルギーを、あなたが与えてくれないと、下手すると、彼は、冷めるどころか、別の相手に走ってしまうでしょう。
それは単に、浮気として、責められるようなことではありません。
感謝のエネルギーをくれる相手を、別で探した、ということです。
少し待ってみるのもいい手
とお思いでしょうが、それは、そうでしょう。
そんな時は、ちょっとの間、待つ(距離を置くと)いいです。
彼のことばかり考えず、いったん何か、別のことに夢中になってみるのです。
どれくらいの期間かは、あなた自身が決めてください。
でも、本当に彼が好きなら、そんな期間を過ごしても、ふとした拍子に、彼のことを思い出すでしょう。
……その時には、きっと自然に、彼に何か、お願いができるはずです。