当サイトは、基本的に、“見えない世界”に対して、深入りはしません。
ですが、さまざまなタイプの占い師に占いをしてもらう上で、最低限の知識を身につけておくことは必要と考えます。
なぜなら、そこを起点として手玉に取られてしまう危険性が、ないこともないからです。
というわけで、ここでは、
「波動」に関する基礎知識と、
誤解されがちな「引き寄せの法則」の本当の意味
について解説します。
全ては波動の中にある
現代の日常では、そこら中を、テレビ、ラジオ、電話、通信などの、目に見えないさまざまな「電波」が飛び交っています。
「電磁波」も、広義では電波と言えますが、これは、真空中や絶縁体の中を伝わる電磁場の波動のことです。
ちなみに、光(目に見える可視光線)や、レントゲンに使われるエックス線も、電磁波の一種です。
そして、「音波」と言うように、「音」も波動の一種です。
つまり、ありとあらゆる全てのものは、目には見えない“波動”の世界の中にあるのです。
「感謝」で波動は高まる!
こうした膨大な波動の領域に身を置く人間の脳は、
波動の“受信機”でもあり、“発信機”でもあります。
(少し難しくなってきますけど、なるべくシンプルに説明します。)
どういうことかと言うと、人の脳は、脳波を出します。
その周波数と、脳波名は、次のようになります。
周波数 | 脳波名 | 状態&現象 |
13〜30ヘルツ | ベータ(β)波 | いろんな情報を捌き、対処しようとしている、通常の状態。物事を批判的に捉えたり、イライラしたり、執着などの感情を持つと、30ヘルツくらいに上がる。 |
8〜13ヘルツ | アルファ(α)波 | リラックス状態。疲れることがあっても、疲れはたまらず、病気にもなりにくい。 |
4〜8ヘルツ | シータ(θ)波 | 深い瞑想状態。疲れること自体が少なく、病気だった人も病気が治りやすくなり、思うことが叶う。 |
1〜4ヘルツ | デルタ(δ)波 | 熟睡状態。“感謝”すると、この脳波になり、超常現象が起こせる超能力者に。自分の病気が治せるだけでなく、人の病気も治せる。 |
人間は、このような4種の脳波、つまり、「波動」を、
自分でキャッチすることもできれば、出すこともできる
ということです。
お互いに影響したり、されたり、
また、時には、
物質や出来事にも影響を及ぼすことができる
ということですね。
ざっくり言えば、
あらゆることに執着せず、
リラックスしているほうが、願いも叶いやすいのです。
そして、そのさらに上にいくためには、
「感謝する」ということですね。
このことは、ぜひ覚えておいてください。
万が一、占い師から、波動に関する脅しのような言葉をかけられたり、金銭を要求された場合には、こうした波動の原理原則を思い出すとよいでしょう。
「引き寄せの法則」の真の意味とは?
「引き寄せの法則」という言葉が一時期、流行りました。
おそらく、このサイトを訪れる方は、ほとんどがご存知でしょう。
ですが、あれは、少し誤解されて広まっているところがあります。
「引き寄せの法則」とは、
自分の願いに対して、執念深く、願い続けることではありません。
上の脳波の表で紹介したように、イライラしたり、ものごとに執着していては、世の中にも自分にも、いい作用をもたらしません。
願ったことを忘れるくらいがちょうどいい
のです。
確かに、強固な思いは、ある程度、必要です。
ですが、その願いに対して執着し過ぎると、心のどこかに
という疑いの気持ちも生まれます。
「願いを忘れるということ」は、裏を返せば、
「その願いをいかに信じているかを証明すること」にもなるのです。
これが、「あまり執着し過ぎないほうが、願いは叶う」という言葉の意味であり、引き寄せの法則の真髄です。
映画『ハリー・ポッター』に出てくる、オールマイティーの力を持つ賢者の石も、それを見つけても使おうとしない者だけが、手に入れられるというものでした。
余計な“執着”を捨て、心を平穏に保つとともに、あらゆるものごとに“感謝”していると、身の回りによい影響を与える脳波(波動)を出すことができます。
お金でも占い師でもなく、主人公は常にあなた!
以上を踏まえると、
などと言われたら、それがいかにインチキで愚かなことかが、よく分かっていただけると思います。
すべて、自分の心の持ちようです。
なのではなく、
のです。
主人公は、あなた自身です。
けっしてお金でも、占い師でもないことをお忘れなく。