たとえば独身者が、幸せな結婚をしている人に、「ねぇ、どこで知り合ったの?」と興味津々に聞いたとします。
しかし、大抵の場合、彼女たちは、「特に熱心に探したわけじゃないんだけどね……」とのらりくらりと返すばかり。
実は、これには理由があるんです。
ここでは、
最良のパートナーと出会うための心構えと、
最良の出会いの場所
について解説します。
まずは力を抜こう!
出会える場所ということで、
「婚活アプリに登録しましょう!」とか、
「結婚相談所に登録しましょう!」とか、
「婚活パーティーに参加しましょう!」などと、
そんなつまらないことは、このサイトでは言いません。
すみません、ちょっと説教くさい話から入っていきますが、人生の目標なり、人が生きる意味というのは、人格を向上させ続けること、つまり、死ぬまで成長し続けることです。
それには、パートナーを得ることが必須なのではありません。
あなたの運命の筋書きに、「結婚」の二文字がないのであれば、あなたは結婚しなくても大丈夫。
特定の異性と結婚をしなくても、人格を向上させる方法はたくさんあります。
何が言いたいかというと、結婚というものに、そこまでこだわらなくてもいい、ということです。
第一、鼻息を荒くして、結婚相手を探している人が、魅力的に見えますか?
「会社の採用試験」と「パートナー探し」は、まったく別物です。
……こんなパートナー探し、イヤですよね。
はたまた、
↓
あなた:「はい、◯◯で、◯◯な相手です!」
↓
鬼教官:「それなら、今のままの自分でいいと思ってるのか?」
↓
あなた:「いいえ、そのためにここへ修行に参りました!」
↓
鬼教官:「よーし、とことんしごいてやる、覚悟しろ!」
……こんなのもパートナー探しもイヤですよね。
いずれにしても、
間違っているパートナー探しというのは、
“条件”をふりかざしている
ということです。
結婚し、夫婦として暮らすということは、いかに相手を受け入れて、喜べるか、ということ。
その相手を探す際に、いろんな条件をふりかざすことは、ある意味、「結婚」というシステムに逆らっていると言ってもいいでしょう。
あなたは、ただ、ありのままのあなたでいればいいんです。
とにかく、力を抜いていきましょう。
共通の趣味はいらない?!
と、はやる気持ちは分かりますが、落ち着いて考えてください。
パートナー探しというものは、そもそも、「どこに行けばいいのか?」とか「何をすればいいのか?」といった風なシンプルな“ハウツー”で片がつくことではないのです。
物の道理を改めて見つめ直してみましょう。
多くの独身者は、自分のパートナーになるべき人は、共通の興味を持っているものだ、と思い込んでいます。
まず、これこそが一番大きな誤解なのです。
別に、共通の趣味を持っていない人のほうがいい、というのではありません。
大事なことは、
共通の趣味を持っていない人でもパートナーになれる
ということです。
たとえ、共通の趣味があったとしても、趣味・思考が完全に一致する人など、この世にいるわけがありません。
共通するところに惹かれて、交際をスタートすると、そこから、お互いに違うところが見つかるたんびに、幻滅していく可能性が高いです。
言わば、高い点数からどんどん下がっていく、“引き算の恋”です。
ですから、パートナー探しを兼ねて、
というのも悪くないのですが、それよりは、むしろ、
といった風に、未知の自分に出会える場所に出向くことをオススメします。
勇気と行動力を発揮して行った先こそ、最良の出会いの場!
サークルでも、習い事でも、アウトドアや、スポーツ観戦などのレジャーでも、とにかく、未知の世界に足を踏み入れれば、必ず、“今までとは違う自分”が発見できます。
今まで接したことのなかった人たちと一緒にいると、それが刺激となり、あなたの中に“力”が漲ってくるでしょう。
(より一層、魅力的にもなるはずです。)
例えば、
⚫︎一般的には男の趣味と言われているような、競馬、釣り、格闘技観戦などに出かけてみる
⚫︎これまでダンスになど目もくれなかったのに、ダンスを習ってみる
⚫︎外食は苦手だったけど、外食の回数を増やしてみる
といったように、自分の行動範囲を広げてみると、素敵な人と出会えるチャンスは格段に増えます。
「出会いがない」と嘆く人に伝えたいのは、
どこに行けばいいのか?が問題ではなくて、
あなたが“好奇心”と“行動力”を発揮して、行った場所こそ、
最良の出会いの場所である!
ということです。
そして、これこそが、既婚者の人たちに「どこで出会えるの?」と聞いても、彼女たちがのらりくらりと返答していた理由です。
自分と同じような人間といても、刺激などありません。
ぜひ、新しいことにトライしてみてください。
だいたい、似た者同士でいつまでも寄り集まっていたいと思うのなら、“異性”のパートナーなど必要ないはずです……。
――どうしても個別でアドバイスをもらいたいという場合には、あなたの運勢を花開かせてくれる占い師さんの存在を頼りましょう。