おっぱいが嫌いな男はいません。
ですが、男たち自身にも、それがなぜなのかは分かっていません。
考えたこともない、という人も多いでしょう。
それだけ男という生き物は、単純で能天気なのです。
ここでは、今までなかなか触れられなかった、
男の謎
をいくつか解き明かしてみたいと思います。
(※当記事はあくまでも「動物行動学」や「心理学」等に基づいた内容であり、公序良俗に反するアダルトコンテンツに分類される内容ではありません。)
なぜ男はおっぱいが大好きなのか?
〈理由1〉おっぱいはお尻の代わり?!
男がなぜ「おっぱい」が好きなのかを説明する際、「お尻」のことを抜きにして語ることはできません。
なぜなら、「おっぱい」は「お尻」を真似て進化したものだからです。
順を追って説明しましょう。
「おっぱい」と「お尻」が豊かに張り出しているのは、ヒトのメスだけの特徴です。
ヒトの祖先である類人猿は、乳腺が体の中にあり、長い乳首で子供に授乳するため、おっぱいは膨らんでいません。
ですから、類人猿からヒトへ進化する際におっぱいが膨らんだのだと考えられます。
では、その時、何が起きたか?
ヒトは類人猿とは違って、二足歩行を始め、正常位の交尾をするようになりました。
当然、正常位で交尾をすると、お尻を見ることができません。
それまで、発情したサインが、お尻に出ていたわけですから、ヒトのオスにとっては、行為の最中、お尻が見れなくなってしまっては興奮度が上がらず、残念極まりないこと。
そこで、おっぱいがお尻を真似る形で発達したのです。
その証拠に「胸の谷間」と「お尻の割れ目」を至近距離で見ると、区別がつきません。
少なくとも男には、どちらもそそるものなのです。
〈理由2〉柔らかいもの、自分にないものへの憧れ
これは男性に限らずなのですが、柔らかいものは、脳に快感を与える作用があり、強い緊張を緩めてくれます。
そのため、「女性の豊かな胸に飛び込んで、リラックス効果を得たい」という潜在意識が、男のおっぱい好きを決定づけている面もあります。
また、「自分にはないもの」への憧れ、さらには、「母性への郷愁」といった面もあるでしょう。
(余談1)口紅を塗った唇は、肛門を表している?!
ここからは、ちょっと余談です。
真っ赤な口紅は、セクシーさを強調し、男を誘惑する効果が高いと言われますが、「おっぱい」が「お尻」を真似て進化したと考えると、これにも説明がつきます。
「お尻」にとって「肛門」があるように、「おっぱい」にもそのような“要素”が欲しかったのです。
言うなれば、「お尻+肛門」 = 「おっぱい+真っ赤な口紅」というわけです。
ですから、「豊かに張り出したバスト」と「真っ赤な口紅」がセットになると、男はより強く本能的な欲望を刺激されます。
(もちろん人それぞれ度合いの違いはあります。)
(余談2)揉むのはシンメトリー度を探るため?!
男は、おっぱいを目で楽しむことに飽き足らず、揉みたがります。
揉むことによって分かるのは、「弾力」です。
アメリカとスペインで行われたある研究によると、弾力があるおっぱいほど、シンメトリー(左右対象)である傾向が強いとのこと。
さらには、おっぱいがシンメトリーな女性ほど、若くして最初の子を生んでいる傾向があったそうです。
あらゆる生き物には、繁殖本能があります。
ですから、人間の男が女のおっぱいを揉みたがるのは、それによって、無意識のうちに、その「弾力」と「シンメトリー度」を探っているのかも知れません。
(余談3)歳を取るとお尻派に?!
男性の多くは歳を重ねると、若い時よりも一層、女性の「お尻」が気になってきます。
これはおそらく、歳を重ねるにつれて、四足歩行で後背位でしか交尾をしていなかった時の“遺伝子の記憶”が蘇ってくるからでしょう。
かといって、「おっぱい」への興味を完全に失ってしまう男性などいませんが……。
なぜ男は朝立ちするのか?
〈理由1〉朝は男性ホルモン濃度が高い
男のテストステロン(性欲を司る男性ホルモン)濃度は、明け方に一番高くなり、日が沈む頃に一番低くなります。
これは、太古の時代、日の出とともに狩りに出かけていた頃の名残と言われています。
したがって、朝は“男性らしさ”が最高潮なのです。
〈理由2〉膀胱が満タンという証拠
もう1つの理由ですが、ペニスを立たせる勃起神経を包み込む「前立腺」は、膀胱のすぐ下にあります。
そのため、寝ている間に、膀胱が満タンになると、勃起神経を刺激することとなり、やっぱりペニスは立ってしまうのです。
ですから、特に興奮しているわけではありません。
おしっこに行きたい証拠として朝立ちするのです。
(余談)朝立ちの有無はEDと関係なし
男の朝立ちは、視覚的な刺激を受けて起こっているわけではありませんし、心理的な背景もないので、たとえ、女の側がその気になってコトに及んでも、さっさと済まされて終わりです。
つまり、朝立ちと性欲はそれほど関係がないのです。
「朝立ちがないこと」=「EDの疑いがある」と考える人もいるようですが、EDの診断基準に朝立ちの有無は含まれません。
EDは、あくまでも、性行為の時の勃起の状態や満足度で診断します。
なお、EDの原因は、「男としての自信を失う」などの心理的要因がほとんどですので、気にし過ぎるのが一番よくありません。
なぜ男は女にいちいち小さなウソをつくのか?
〈理由〉女の機嫌をとり、たくさんセックスするため
男は、年齢と経験を重ねれば重ねるほど、愛とセックスに関しては、女にウソをつくことを覚えます。
それは、男がウソつきだからというより、正直に答えると、女が不満を覚えたり、怒り出したりするからです。
男は基本、女に幸せでいてもらうためには何でもします。
なぜなら、それがたくさんセックスする近道だからです。
これは男の本能的な特徴なので、不誠実とか、計算高いなどと、女が怒っても仕方がありません……。
男のつく小さなウソの例
よく言うセリフ①
豊かなバストの女性を見ると、その視覚情報を取り込んだ男の脳では、たちまちドーパミンが噴出し、セックスに向けた反応が自動的に起こります。
これはその時の男の心境や、パートナーへの愛情とは全く無関係です。
でも、それをとがめられると、男はウソをついて否定するしかありません……。
よく言うセリフ②
もしこれが本当なら、いまや国内5,000億円産業とも言われるインターネットのアダルトビジネスに縁がない奇人変人レベルの男ということになります。
インターネット全サイトの68%はアダルトとも言われているのに、1度も見たことがないなんてありえません。
まだ「河童は実在する!」と信じているほうがマシです。
よく言うセリフ③
これも真っ赤なウソ。
しかも、巨乳でスタイル抜群の女友達がいる時は、なおさらです。
男は、そんな彼女とのセックス、それもかなりきわどいセックスをいつも妄想しています。
でも実行するかどうかは別なので、あまり目くじらを立てないように……。
こんな男たちを許してやってください
――いかがだったでしょうか?
ここまでを読んで、
と思っても無理はありません。
しかし、男も、どんなにカッコつけて表面を取り繕ったところで、“本能に操られる奴隷”なのです。
分かってあげてください。
いえ、同情してあげてください。
特に、一番最後に紹介した、男がつくウソなどは、いっそ利用しちゃえばいいのです。
男女の関係は基本的に、男が狩りをして獲物をとってきて、女は子孫を育てるといったように、「モノ」と「サービス」の交換です。
ですから、もし彼がつかざるを得ないウソをついていることが分かったら、そんな時は彼をわざと責め立てて、
と、何かお願いしてみるのはどうでしょうか?
男らしさが露出した勢いで、きっと奮発してくれるはずです。(笑)