勘違い禁物!仕事に集中している男の心理と恋愛観

仕事を頑張っている男性は、女性にとって魅力的に見えます。

けれど、「仕事に夢中過ぎて、恋愛なんて興味なさそう……」という風に見えるのも事実。

果たして、仕事に集中している男性は、恋愛のことなどまったく頭の中にないのでしょうか?

ここでは、

仕事にのめり込んでいる男性の心理と、

男性にとっての仕事と愛

について解説します。




男は仕事で心が癒される!

誰かのためになることをして癒されたい男

まず大前提として、心に留めておかなくてはならないのは、女性と男性では、脳の回路がまるっきり違うということです。

人は、現実逃避したいほどの苦しみ、悩みといった“問題”に直面した時、その辛さから逃げるために、過度に何かに頼って、やすらぎを求めようとします。

男女共に、最も多いのは、セックスに対する依存症で、続いて多いのが、アルコールやドラッグなどの中毒症状です。

いずれも、何かに過度に依存して、感情を抑えようとする点では共通しており、これらは男女ともに同様です。

(ついでに言っておけば、これらで心が癒されることはまずありません。)

そして、ここからが、男女の大きな違い。

男性の場合、自分の“負”の感情を抑え込むために、「仕事に打ち込むこと」が、とても有効です。

それによって、実際、男性の心は癒されます。

男性にとっては、他人から感謝されたり、信頼されたりなど、誰かのためになる仕事をすると、その時初めて、

 

自分の存在する価値が証明できて本当によかった!

 

と思うことができるのです。

しかし、女性の場合、誰かのために献身的に働きたいという気持ちが、“もともと”備わっています。

そのため、仕事のことばかり考えていると、結果として、自分の感情や要求を抑えることになり、心が癒されることには繋がりません。

ですから女性は、男性とは逆に、

 

あ〜、私もこんな風に、自分の好きなことをやっていいのね!

 

と思えるようなことをやることが、何よりの癒しになります。

度が過ぎない範囲で、欲しいと思っていたものを買ってみたり、好きなものを食べたりするのがよいでしょう。

このあたりは、男女の差を表すポイントとして押さえておくといいです。

何らかの問題の渦中にいるのは確か

さて、話を本題に戻すと、仕事にのめり込んでいる男性は、何らかの問題から自分が癒されるためにそうしている可能性が“大”です。

それは、

  • 何らかのコンプレックスとの戦い
  • 家族など人間関係のトラブル
  • 失恋の痛手

だったりしますが、問題は人それぞれでしょう。

ただひとつ確実に言えるのは、仕事にのめり込み、他人の役に立つことで、心を癒そうとしているのだから、そこに恋愛感情を挟む余地はありません。

(恋愛感情とは、「この人に自分のことを好きになってもらいたい!」というような、ある意味、利己的な感情です。)

とは言え、自分を癒すために、セックス、アルコール、ドラッグに逃げるパターンよりよほど健全ですし、男性としては非常に“見込み”があると言って間違いないでしょう。

→恋愛中毒の男の特徴

(おまけ)ちょっと異常なレベルの場合は?

中には「素敵!」と思えるレベルを超えて、異常なまでに仕事にのめり込んでいる男性もいます。

こうした男性は、要求の多過ぎる女性と別れて、その彼女に対する怒りが残っているために、自分へも過度の要求をしてしまっている可能性があります。

 

まだまだこんなレベルじゃ、幸せなど掴めるはずがない!

女性と付き合えるはずがない!

 

と考え、実現不可能とも思える目標を設定するとともに、自分に多大なプレッシャーをかけているのです。

ここまでいってしまうと、仕事が癒しの手段にはならなくなってきます。

他人の役に立つ喜びをしっかりと感じながら働くからこそ、仕事で心が癒されるのです。

(なお、実際に要求の多過ぎる女性との恋に敗れたか、もしくは失恋などしていなくても、「女性とはそれほど要求が多いものだ」と勝手に思い込んでいる場合もあるでしょう。)

もちろん、「仕事を頑張りたい!」と思うこと自体は悪いことではありません。

しかし、分の“感情的な要求”と“仕事への欲求”のバランスを取ることが大事。

むしろ、そうやってバランスをしっかり取ったほうが、より大きな成功のチャンスも掴めるでしょう。

→彼女いないのに付き合えないってどういうこと?

男にとって仕事と愛に境界線はない!

男は“本能レベル”で仕事が命!

女性にとっての理想は、当然、「適度に仕事も頑張り、自分にもしっかりと愛情を注いでくれる男性」でしょう。

仕事と恋愛のバランスが大事なのは言うまでもありませんが、多くの女性たちが知らないのは、そもそも男性は、仕事と恋愛に境界線を引いていないということです。

よくあるセリフ、

 

私と仕事、どっちが大事なの?

 

というのは、実際、女性の口からしか出てきません。

(たとえ、専業主夫であっても、男の口からこのセリフが出てくることはまずありません。)

男性にとっては、恋愛(結婚相手選び)も、仕事を選ぶようなものです。

やりたい仕事がいくつもあっても、どれが自分に一番合うかを考え、最終的にはひとつに絞り込む……これは恋愛と一切変わりません。

やってみて合わなかったら、やめて次を探す……これも恋愛と変わりません。

合わないのはとっくに分かっているけれど、やめることはせずに、何とか折り合いをつけて、うまくやっていく……これも恋愛と変わりません。

いくら女性の社会進出が進もうとも、男にとっては仕事が命

これは価値観や考え方の問題ではなく、本能のレベルでそうなのです。

のめり込んでいようといまいと変わりません。

男は、「仕事がうまくいき、生活を安定させることができれば、“プライベート”でも他人(妻や家族)の役に立ち、喜ばせることができる……」と思っています。

ここでいう“プライベート”の部分が、愛や恋愛なわけです。

この通り、どこにも境界線はないのです。

→男の「男らしさ」は女が作ってあげるもの

女性を幸せにするために仕事を頑張っている

実際、

 

オレ、外での仕事も家の仕事も一切しないけど、君のことを、ただただ愛してるよ!

 

と言われて、どの女性が喜ぶでしょうか?

(相手の女性を愛しているから仕事をするわけです。)

したがって、女性が男性に対して、「あの人は仕事に夢中だから、恋愛など興味ないに違いない」といった見方をするのは、完全にお門違いです。

そこに境界線はないのだし、仕事と愛のバランスが大事なのだから、男性にとって、「この人を幸せにしたい!」と思う相手がいれば、仕事もより一層頑張れます。

たとえ、異常なまでに仕事にのめり込んでいる場合であっても、その男性の感情の欲求を満たし、癒してあげられるのは、女性だけです。

少ない時間でもできる範囲で彼を癒してあげよう

最後にもう一度念を押すと、女性が男性に対して抱く、

 

この人は、女性のことなどほっぽらかして、仕事に熱中するタイプなんじゃないかしら……?

 

という心配は、まったくの杞憂であり、的外れです。

もし本当に相手が激務で、触れ合いの時間が取れないというのであれば、できる範囲で精一杯癒してあげるのが、あなた側にできる愛情表現です。

そしてそれは、男性の心に必ず響きます。

それでもなお、

 

どうしても、それでは耐えられない、物足りない!

 

というのであれば、あなたに合う相手は、その人ではなく、おそらく他にいるのでしょう……。

→恋愛初期の注意点

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