誉められることは、男性の生きる活力そのものです。
恋のチャンスを掴むためにも、恋愛を進展させるためにも、男性を上手に誉めてガッチリ惹きつける必要があります。
ただひとつ注意しておきたいのは、女性が喜ぶ褒められ方と、男性が喜ぶ褒められ方は、根本的に違うということです。
というわけで、ここでは、
男性の正しい褒め方と男心をくすぐる仕草
について解説します。
目次
褒め方を知れば人生が丸ごと上向く!
そもそもなぜ、褒めると相手の心を惹きつけることができるのでしょうか?
男女問わず、人間は一人ひとりに尊厳があり、貴重な存在です。
「人を褒めるということ」はその素晴らしさを認め、さらにその気持ちを言葉を通して(自分のエネルギーを消費して)表現する行為です。
ですから、褒められて気分を害する人などこの世にいません。
意識しようとしまいと、人は他人から褒められると、内心こう思います。
と。
ですから、褒め方の上手な人がモテないわけがありません。
実は、モテる人とそうでない人との差は、この“褒めるという行為”が得意かそうでないかだけの差だけなのです。
これからご紹介する『男と女それぞれの褒め方の技術』を知っておけば、恋人との仲を進展させるだけでなく、仕事運、金運、人間関係など、すべての面で前向きな人生が送れるようになります。
なぜなら、この世には男と女しかいないのですから。
男女それぞれの「誉められる」とは?
と思われた方は、それは早とちりというもの。
男と女では喜ぶ褒め言葉が違うということは、しっかりマスターしておくべきでしょう。
男にとっての「誉められる」とは?
男性が褒められたと感じるのは、
「自分の決めたこと」や「自分のやったこと」の結果が認められ、高く評価された時
です。
例えば、男性に誘われて映画を観て、
なんてふうに女性が言えば、彼はまるで自分がその脚本を書いたかのように喜びます。
彼女が満足するような映画を観せてあげられたことで、彼はその映画をまるで自分が監督し、脚本を書き、プロデュースし、主演までした気になるのです。
また、彼女を連れて行ったレストランの料理に感激してくれると、まるで彼は自分が作った料理を評価してもらえたかのように大喜びします。
このように男性は、ストレートに自分自身のことではなく“間接的”に自分の与えたものに対してプラスの反応を示してくれると、自分が褒められ、評価されたと感じます。
男性はこう褒めよう!
そんな男性の褒め方の例を挙げてみましょう。
- 「最高の時が過ごせたわ」
- 「すっごく楽しかったわ」
- 「今日は本当にいい夜ね」
- 「あなたの話は本当に楽しいわ」
- 「本当にその通りね」
- 「これがたった◯分でできるなんてすごい!」
- 「こうするなんて考えたことなかったわ」
- 「この映画、観に行って正解だったわ」
女性が男性を褒める時は、このように間接的な表現にすると、あなたを勝ち取るための能力に自信を持ち、ますますあなたへの関心を募らせていきます。
女性が間接的に褒めている限り、2人の距離など放っておいても、彼が追いかけてきて飛び越えてくれます。
もし、彼の決めたことや、やったことに、いくらかマイナス面があったとしても、できれば目をつぶってあげるようにしましょう。
ことの本質よりも、相手を喜ばせ、あなたの人生を好転させることが目的なのですから。
女にとっての「誉められる」とは?
ついでと言っては何ですが、男性だけでなく女性の褒め方についても触れておきましょう。
女性が褒められたと感じるのは、男性と違って、
あ褒め言葉が“直接”自分に向けられた時
です。
褒め言葉であれば何でも嬉しいのですが、女性にとっての賛辞はより個人的で単刀直入なのです。
女性はこう褒めよう!
そんな女性の褒め方の例を挙げてみましょう。
- 「君は最高だね」
- 「君といるとすごく楽しいよ」
- 「君の笑顔には本当に癒されるよ」
- 「君は本当に面白い人だね」
- 「君って頭がいいんだね」
- 「君って優秀なんだね、すごいよ!」
- 「君、すごく冴えてるね」
- 「君、映画を観る目があるんだね」
男性が女性を褒める時には、このようにストレートに褒めることが女性を大事に扱い、尊重したことになり、安心させることができます。
こうした褒め言葉は、女性の気持ちに直接響き、それを言ってくれた相手の男性に対して、さらに愛情が増すことになるでしょう。
するとその女性は、相手の男性をまた褒めたくなるので、結果、『褒め、褒められのプラスの循環』になっていくというわけです。
男心をくすぐる7つの仕草
こうして正しい男性の褒め方を知ってみると、まったく意外だったというより、
という感じではなかったでしょうか?
男女問わず、モテる人というのは、“本能的”にこういったことに気づいているものです。
“本能”に関連して、男心をくすぐる仕草もここで紹介しておきましょう。
これらもおそらく、本能的にうなずける部分が多いかと思います。
- 「私もあなたに関心があるの」と言いたげに軽く微笑み、目線を5秒ほど合わせてから逸らす。
- 目線を合わせ、「あなたみたいな人を待っていたの」と言いたげに、まばたきををする。
- 目線を合わせ、「あなたは私の理想の人かも知れない」と言わんばかりに小首を傾げる。
- 彼の体の一部をかすめて通り、「あっ」と小声で発する。(これは「あら、あなたに触れるつもりはなかったの。でも嫌じゃなかったわ」という意味。)
- 話し合っている最中に、冗談めかして理屈をこねる。(彼の意見に感心していることをあらわにしながら、あえて軽く反論してみせるのがポイント。)
- 何かを運んで欲しいとか、何かを手伝って欲しいと彼に頼む。そして彼が手を貸してくれている最中、「こんなに大事にしてもらえて本当にいい気分」と言わんばかりにホッと深呼吸し、緊張を解く。
- 彼に何か質問をする。そして彼のひらめきの良さに「あなたの考え方好きよ。あなたって本当に頼りになるわね」と言いたげに、はしゃいで喜ぶ。
……こうして見ていくと、
という感じがしませんか?
特に4つ目までは、もしかしたらイヌやネコも人間に対してやっている仕草かも知れません。
ある意味、上で紹介した仕草で好感を抱くのは、生き物全般において共通する反応なのです。
男は、女を幸せにしたい
――いかがだったでしょうか?
ここまで、正しい男性の褒め方と、男心をくすぐる仕草について触れてきましたが、ぜひ女性はこれらを使いこなすレベルまでいかなくても、最低限、頭の片隅には置いておいて欲しいものです。
なぜなら、男は常に自分の力で女性を幸せにしたいと願い、その機会を伺っている生き物だからです。
あなたが男性を巧みに操り、恋愛を楽しんでいる時、男性のほうでも本能的な衝動が沸き立ち、幸福感を覚えています。
そしてそのように、男女がそれぞれの役割をきちんと演じている時こそ愛が深まっていくものだからです。
男が追いかけ、女が応える。
過去も未来もこの法則は絶対に変わりません。
女が男の好意をまるごと受け入れ、はしゃいで喜んでいる限り、惹かれ合う力が働き、恋愛は上手に進展していきます。