家庭内離婚にならないために、いま考えたい3つのこと

家の中にいるのに、まるで心が通じ合わない――それが“家庭内離婚”です。

たとえば、あなたが家に帰り着く直前に、鍵を落としていることに気づいたとします。

あなたはきっと、どこで落としたのか、可能性のあるところを思い出し、そこへ戻るか、連絡をしようとするでしょう。

それなのに、一緒にいる人が、隣で、「君は本当にバカだなぁ。何てバカなんだ。どうしようもないね、まったく……」などと、ただ、ブツブツ言っているだけだったら、どうしますか?

「そんなこと言ってないで、一緒に探して!」と言い放つことでしょう。

家庭内離婚はまさにこういう状況。

問題に対して、冷静に一緒に向き合える関係ではないということです。

ここでは、

家庭内離婚に陥るきっかけと、その改善方法

について解説します。

家庭内離婚は“決めつけ”から始まる?!

家庭内で完全な離婚状態にあるのに、なぜ、正式に離婚しないかと言えば、夫婦それぞれに細かい理由があるのでしょう。

しかし、ごくシンプルに言えば、“お金と世間体”……なのではないでしょうか?

 

ですから、ごく客観的に言えば、

 

お金と世間体のためなら、日々のストレスには、いくらでも耐えられるわ!

 

というのが、「家庭内離婚状態にある人の考え方」と言えるでしょう。

 

……と、“決めつけ”れば、多くの反論がやってくることは、目に見えています。

 

何でも、“決めつけ”はよくありません。

 

……でも、あなた自身も、パートナーに対して“決めつけ”をしていませんか??

 

結婚生活では、何よりも、話し合うことが大切です。

話し合わなければ、相手が何を考えているか分かりません。

相手の考え方を「こうだ」と決めつけることは、極めて危険です。

 

決めつけられたほうは、

 

もう、何を言っても無駄だ……。

 

と思ってしまうからです。

 

そして、本当の自分を出すことなく、相手に合わせて生活をするしかなくなってしまいます。

 

このように、家庭内離婚は、相手に対する“決めつけ”から始まるのです。

 

流れをまとめると、以下の通り。

 

相手のことを決めつける

話し合いの意欲をなくす

相手のことが何一つ分からないまま、接触を減らす

家庭内離婚状態へ!

 

……つまり、あなたの“決めつけ”こそが諸悪の根源というわけです。

問題を受け入れ、その解決のために動こう

相手を理解することは、大事業です。

どうしたって、努力が必要です。

(相性がぴったりなら、努力が要らないなんてことはありません。)

 

人間同士の関係ですから、大なり小なり、必ず、何らかの問題は生じます。

そうした問題を一つひとつ解決していくことこそが、言わば、「結婚生活」です。

 

では、問題を解決をするために必要な力とは、何でしょうか?

 

それは、問題を問題として受け入れる能力です。

 

あなたは、そんなことをすべきじゃない(言うべきじゃない)!

 

とか、

 

あなたのほうが間違ってる!

 

と、ただ非難しても、現実は何も変わらないし、問題は解決しないのです。

冒頭の、鍵をなくした話と同じです。

 

相手を非難し、憎むことにエネルギーを使うのではなく、問題解決のためにエネルギーを使いましょう。

 

いえ、むしろ、憎むことは、エネルギーを使っているとは言えません。

ただ、相手の言動に“反応”しているだけです。

 

そこには、何の努力もないのですから……。

→「疲れた」ばかり言う男の心理

家庭内離婚状態から脱するためにすぐできる3つのこと

「問題解決のための努力」をする姿は、とても人間らしい、美しい姿であると言えます。

 

その努力とは、相手のことを非難し、嘆くのではなく、現実を自分の望む形に変えるために行動することです。

 

もちろん、それに不可欠なのは、話し合いです。

 

でも、もはや、そんな雰囲気ですらないのよ……。

 

と言う人もいるでしょうが、それならそれで、できることはたくさんあります。

 

まずは、以下の、3つのことから始めてみましょう。

 

① 相手を責めないで、相手の世話をする

相手を責めても、相手を苛立たせるだけです。

 

あいつがオレのこと責めるから、あいつのために変わってあげようかな……。

 

なんて、いったい誰が思うでしょうか?

 

自分が幸せになりたいなら、相手の世話をすることです。

相手の健康や服装を気遣ってあげると、何より、あなた自身がリラックスできます。

 

② 相手の言うことを文字通りに解釈しない

例えば、男性としての自信がない男性ほど、女性を軽蔑するような言葉を吐きます。

 

ですから、相手の言うことを、文字通りに解釈してはいけません。

言葉を聞くよりも、相手の行動や態度を見たほうが、相手の真意がよく分かります。

 

要するに、売り言葉に買い言葉、のような喧嘩をしてはいけないと言うことです。

妻を馬鹿にする男性は、おそらく、深刻な劣等感に悩まされています。

あなたをチクチクと責めてくるのなら、その裏にある隠されたメッセージを読み取るようにしましょう。

 

③ 相手の弱点を突かずに、同情してあげる

人は、自分のことを好きでいてくれる人の前で、理性を失って怒り狂うことなどありません。

 

夫の弱点を批判したところで、その弱点はなくなりはしません。

そもそも、人の弱点とは、それまでの人生や生い立ちなどが絡んでおり、そうそう克服できるものではありません。

 

ですが、あなたがそれを受け入れさえすれば、もう弱点ではなくなります。

弱点を突くよりも、むしろ、その弱点について、言い訳を探してあげ、同情する姿勢になったほうが、心の絆が深まります。

 

そうすれば、当然、相手も態度を軟化させ、お互いにとって幸せな結婚生活を送るために、協力してくれるようになるでしょう。

→ 彼と喧嘩しないために心に留めておきたい考え方

夫を褒めて、自分はオシャレをしよう!

家庭内離婚を克服するのは、何よりも、あなた自身の幸せのためです。

 

ただ、不満を言っているだけでは、現実は変わりません。

 

そして、まず手っ取り早くできることといえば、あなた自身の心の持ちようを変えることです。

 

最後に、スペインに伝わる、結婚生活に関する格言を、ひとつ紹介しましょう。

 

オシャレをした夫人は、他の女性のドアから、夫を引き戻す

 

夫のことを嘆いていないで、できるだけ夫を褒めるようにし、そして、自分の気持ちに張り合いが出るように、オシャレをしましょう。

何なら、もっと気持ちが晴れるように、部屋の掃除に勤しんでみましょう。

(自分のために、という気持ちで全然構いません。)

そうすることで自然と、家庭内離婚という問題も、“解決”へ近づいていくことでしょう。

→トイレ掃除で開運できる仕組み

 

「もう何を言っても無駄」と感じたときこそ、できることがあります

家庭内離婚の本質は、心のシャッターが下りてしまった状態。

でもそれは「終わり」ではなく、「はじまり」に変えることもできます。

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→ 彼と腹を割って話す時に注意すべきこと