パートナーに対して、少なからず、不満や怒りの感情を持っているのに、それを表に出さず、我慢している人が多くいます。
一度本音を伝えてしまうと、次から次に言いたくなってきて、歯止めが効かなくなってしまうのではないか、という不安があるからでしょう。
ですが、いつまでも、不満や怒りを抱え、その原因が解決されないままでいると、愛の情熱も冷え切ってしまいます。
ここでは、
パートナーに対して抱えている潜在的な怒りの見つけ方と本音を伝える時に注意すべきルール
をご紹介します。
“潜在的な怒り”を知る手がかりとは?
2人の間で長い年月をかけて溜まっていった怒り、あなたもパートナーも認めようとしない怒り……そんな怒りがお2人にあるかどうかを知る手がかりがあります。
あなたは、以下に挙げる6つの項目が、どれくらい当てはまりますか?
彼の存在を意識しながら、自分の胸に尋ねてみてください。
これらは、いくつ当てはまっていれば、あなたはパートーナーに対して怒りを抱えているはず、となるわけではありません。
しかし、ケンカ中のカップルは言うまでもなく、たとえ、外目にはうまくやっているように見えているカップルでも、いくつか思い当たる場面があったのではないでしょうか?
2人の関係を、前に進めていくためには、「怒り」と正面から向き合い、理解しようとすることが重要です。
上に挙げたような兆候があったり、自分が本当は怒りを封じ込めているのではないか?と思い当たるふしがあったら、隠れた怒りを探し出すために、信頼できる複数の友人に話してみるのもいい方法です。
考えていることを、口に出すことによって、その考えがよく分かるのです。
しかし、その場合、1人だけに打ち明けるのは、よくありません。
なぜなら、その友人自身も、個人的な問題を抱えていたら、歪んだ反応をしてしまうかも知れないからです。
もし、友人に話しても、満足できる結果が得られなかったり、あるいは、友達に夫婦のことを打ち明けたくないというのであれば、電話占いを利用してみるのもいいでしょう。
そうして、自分が怒っていることを認めたら、次は、それを彼に伝えることが大切です。
そうです、2人の関係を前に進めるため、現状を変えるため、腹を割って、彼にあなたの“本音(=あなたが怒っていること)”を伝える
のです。
腹を割って話す時の注意事項
本音を話す(怒りを伝える)時に、注意すべきルールがあります。
このルールは、夫婦で他のどんなことを話し合う場合でも、役に立つでしょう。
こんなことに気をつけて!
(これはあなたの気持ちを告げるのと同じくらい大事な点です。)
――どれも彼に対し、グイグイいくような感じですが、これは当然です。
腹を割って話すのだと一度心に決めたら、そこからはとにかく、あなたの積極的な態度が大切です。
(これはセックスライフにとっても大切なことです。)
では、続いて、彼と腹を割って話す際に、「取ってはいけない態度」を紹介します。
こんな態度はNG!
(「あなたって本当にどうしようもないわ!」「あなたっていつもそうなのよね!」など。)
(「そんなことをするなんて信じられない間抜けね」、「そんなことを言うのは馬鹿だけよ!」など。)
(「根性なし!」、「馬鹿!」、「卑怯者!」など。)
(「〜しないなら、別れるわ!」など。)
(「あなたがどう考えているかなんてどうでもいいわ!」、「 何とでも好きに言えばいいでしょ!」など。)
(「どうしてそんなに文句ばっかり言うの?」、「あなたっていつもあら探しばかりするのね!」など。)
――怒りを伝える目的は、ただ単に堪忍袋の緒が切れただとか、あなたのストレス解消のためではありません。
お互いの妥協点を見つけ、考え方を理解し合うためである、ということを忘れないでください。
「腹を割って話す」とは、何も、あなたのほうが正しいと証明することが目的ではないのです。
どちらかの負けでなく、どちらも勝者になれる!
腹を割って話す方法をお伝えした後、最後に、もうひとつ補足しておきたいのは、
ということです。
カップルにとって大切なのは、大事な問題に目を向けるために、怒りを有効に利用することです。
話し合い、言い争い、ケンカし、どちらが正しいか、その“勝ち負け”を決めるのではなく、カップル2人ともが勝者になれるのだと考えるようにしましょう。
もし、彼の側が潜在的な怒りを抱えていたら、あなたが、いくらダイエットや、整形手術をしても、セクシーな下着をつけて色っぽい誘惑をしても、愛の情熱を取り戻すことはできません。
第一、怒っている人は、パートナーを喜ばせたいなんて思いません。
パートナーとぶつかることを、恐れ過ぎてはいけません。
上手にぶつかればいいのです。
ぜひ、腹を割って、本音を伝え合ってみてください。
きっと2人の絆は、これまでより深くなるはずです。