「どんな理由があったって浮気は許せない!」という女性も多くいらっしゃると思います。
ただ、浮気にもいろいろあります。(あるんです。)
ここでは、
同情できる(かも知れない)浮気男と同情できない(近づいちゃいけない)浮気男
をタイプ別に紹介します。
目次
同情できる(かも知れない)浮気男3タイプ
「浮気(不倫)をする男は不誠実である」……それはその通りなのですが、次に挙げる浮気のタイプは、ちょっとだけ、同情できるのではないでしょうか?
① 不安から浮気する男
好きになったら必死でアプローチするものの、いざ彼女が手に入った瞬間、気持ちに微妙な変化が生じる男性がいます。
このタイプは、一見、ハンサムで自信に満ちた印象を与えるのですが、本当は他の男性に対して、強い劣等感を抱いていたりします。
この場合の「気持ちの変化」というのは、単なる浮気心なのではなく、自分に欠点があると思い込んでいるからこそ、女性にそれを知られるのが怖くて、深い関係になるのを避けてしまうのです。
そしてまた、新しい女性を求めてしまいます。
これは、自己不安を持つ男性に多いパターンで、男らしさを自分自身と世間に証明するための浮気と言えるでしょう。
② 浮気中毒症の男
自分の行動を自覚しているけれど、どうしても女漁りをやめられないという男性もいます。
彼らにとっては、女性はアルコール中毒の酒と同じようなもの。
浮気という自覚はあり、自分のやっていることが好きでないという自覚もあるのです。
で、もっと言えば、この場合、相手の女性を別に好きでもないのです。
そんな不思議だけれど、なかなか断つのが難しい浮気タイプもあります。
③ 強迫観念から浮気する男
自分の性格の不安定さに悩んでいるような、強迫観念に突き動かされるような浮気もあります。
このようなタイプは、生活の中に独自にいろんなしきたりを作っています。
例えば、必ず何時に食事するとか、コーヒーに入れる砂糖はスプーンきっかり2杯半だとか、不慣れな場所には行かない、といった感じです。
それらによって、毎度毎度、精神の安定を得ているのです。
彼らにとってセックスは、しばしば精神安定剤のようなもの。
そのため、精神が不安定になると、女漁りをして気持ちを落ち着かせるのです。
――こうして見ると、「やっぱり私はどれも同情できないなぁ」と思う人のほうが多かったかも知れません。
ですが、上に挙げた3つのタイプのどれかなら、まだ“ケア”のしようがあると言えます。
これから挙げる7タイプは、もっと浮気を防ぐのが難しいタイプです。
同情できない(近づいちゃいけない)浮気男7タイプ
❶ やたらと自己顕示欲が強い男
自己顕示欲が強いのは、悪いことだけではありません。
人を惹きつける魅力を持っている人も多く、権力、財力、名声を欲しいままにしている場合もあります。
ところが、彼らは基本的に、自分が他人にどう見られているかで自分を判断するので、他人からの賞賛がないと、不安で憂鬱な気持ちに押し潰されてしまいます。
そんな彼らは、無意識のうちに女性を大きな存在としてとらえ、支配されることを恐れており、逆に征服すること自体に快感を覚えます。
それでいて、一度モノにしてしまうと急に相手に価値を感じなくなります。
このタイプは、容姿の美しい女性をこれ見よがしに引き連れることを好み、妻が歳をとると、浮気に走ることが多いのが特徴です。
❷ 淑女・悪女シンドロームの男
このタイプは分かりやすく言うと、女性を「極端に高潔な聖女」か、「淫乱な悪女」のどちらかにしか見ることができない男性です。
彼らは、淑女には敬意を払いますが、性的な魅力は感じません。
一方、悪女のことは見下しながらも、エロチックな魅力を感じるのです。
このタイプの男性がいざ結婚すると、浮気するなと言っても到底無理な話。
なぜなら、彼らは必ず「淑女タイプ」と結婚し、セックスは「悪女タイプ」に求めるからです。
❸「女は男のモノ」と思い込んでいる男
彼らはよく酒を飲み、タバコを吸い、「浮気は男の人生につきもの」と考えています。
また、男同士という仲間意識を大切にし、女性のことは、あたかも別の生き物であるかのように考えており、「女は男に奉仕する存在」と本気で思い込んでいます。
ちなみに、母親が夫の浮気にじっと耐えていたりすると、こんなタイプの男性になりがちです。
女性はそういうものだ、という考えが植えつけられてしまうからです。
また、そんな粗野なタイプとは別に、一見、爽やかなスポーツマンでもこのタイプがいます。
そんな男は、女性を他の男性に見せびらかす装飾品のように考えています。
やはり、男同士という仲間を強く持ち、女という装飾品を見せ合って競い合い、常に仲間内で格付けし合っているのです。
❹ 徹底した男尊女卑の男
上とちょっと似ているのですが、それをさらに上回るタイプで、彼らは本当に女性を蔑んでおり、まぎれもないサディストなのです。
子供の時に親に精神的な虐待を受けると、しばしばこのようなタイプに育ってしまいます。
彼らは子供の頃に、親を極度に恐れ、弱いものをいじめをした敵意を発散することを覚えます。
彼らを虐待していたのが母親だとすると、大人になった後、全女性に対して敵意を向けます。
彼らにとってペニスは武器。そして目的は、女性を精神的に傷つけることです。
この手の男性は、どうすれば相手が苦しむかを知り尽くしており、わざと女性が自分に愛情を持つのを待ってから捨てる場合もあります。
❺ 直情型のお子ちゃま男
仕事では責任のある行動を取ることができているのに、生活の一部では小さな子供のようになってしまう男がいます。
彼らは、物であろうと女性であろうと、自分が「欲しい!」と思ったら、それを手に入れなければ気が済みません。
彼女に恋人がいようと夫がいようと関係なく、直進のみです。
気まぐれと衝動だけで行動してしまうので、彼らにとって人生は、浮気のチャンスと誘惑だらけです。
計画することや、組み立てることができず、しばしば押し流され、生活もルーズ。
自分をコントロールできないため、トラブルに巻き込まれることもしょっちゅうです。
❻ 三角関係の常習男
自分をめぐって2人の女性が争うことによって、満足感を得る男性もいます。
彼らにとって、三角関係は苦しいけども、その渦中にいる時こそ、至福の時。わざと、あなたに自分が浮気していることをほのめかしてきたりすることもあるでしょう。
彼らの目的は、愛でもセックスでなく、2人の女の綱引き。
このような男性は、結婚してもすぐに愛人を作ります。
ちなみに、このタイプは、母親と父親(または祖母と母親)が、息子の愛情をめぐって争っていた、など、三角関係が存在する家庭環境で育っていることが多く見られます。
❼ マザコン男
女性がいないと何もできないタイプがこの、「マザコン男」に分類されます。
彼女が忙しかったり病気だったりすると、手持ち無沙汰を解消するために愛人を作ったり、1人で出かけたりすると、ついその辺のバーで女性をひっかけたりします。
彼らにとって、女性は皆、母親。
相手の女性たちにも生活があり、欲求もあるという概念がまったくありません。
また、別のマザコン男のパターンだと、自分が女性に依存していると思った時に、浮気という“秘密”を持って、密かな独立を達成しようとするタイプもいます。
あどけない彼らには、貞節なんて求めても無駄。
バブバブ甘えるために何人もの女を誘うのです。
――こうした7タイプを見ていくと、浮気男たちの“浮気のタネ”は、大人になる前の育った環境に大きなカギがあることが分かります。
とは言え、このような傾向が見て取れたら、わざわざあえてそんなタイプを選ぶ必要もありませんね。
……しなくてもいい苦労は、しないに限ります。
自分のほうにも問題はなかったか?
さて、ここまで、
- 同情できる(かも知れない)浮気男
- 同情できない(近づいちゃいけない)浮気男
を見てきましたが、
どっちにしたって、同情なんてできるわけない!
相手を思いやる気持ちがあれば、どんな理由があったって愛する人を守ることができるはずよ!
と思った人も多いでしょう。
おっしゃる通りです。
ですが、恋人は自分を映す鏡とも言います。
また、「病んでない人はいない」という言葉もあります。
人は皆、必ず何かしらの心の傷や問題を抱えているものです。
ですから、なぜ自分はそんな浮気男にちょっとでも心惹かれてしまったのか?といった原点を掘り起こしてみると、もしかしたら、一概に相手ばかりを責めることはできないのかも知れません。
つまりそれは、あなた自身に何らかの問題があったから、似たような、もしくはそれに対応する問題を抱えた男性に、つい惹かれてしまった可能性もある、ということです。
往々にして、人間関係の問題は、当人たちが認識できていないところに、その問題の本質があるものです。