
何事においても、いろんな見方があるので、一口に「いい・悪い」と判定を下すのは、本来、とても難しいことなのですが、
ここで、電話占いの利用を考えている方々のために、
ごく基本的な「いい占い師・悪い占い師の見分け方」
について解説しておきましょう。
占い師のタブーとされる「とう」「かん」「し」
はじめに、『悪い占い師』を知るために、
占い師のタブー(言ってはいけないこと)
を紹介しましょう。
そのタブーとは、ズバリ、「とう・かん・し」です。
これは、漢字で書くと「盗・姦・死」となります。
一つひとつ、説明していきましょう。
その人が過去にしてきた犯罪というのが仮に見えたとしても、絶対に口にしてはいけません。
その人の死期を読み取ることができたとしても、それを告げてはいけません。
この3つを口にしないということは、厳然たる宇宙の摂理として、霊能力者であれ、超能力者であれ、守らなくてはいけないことです。
当然、もし、
などと言う占い師がいたら、その占い師の言うことはすべてウソだと思ってください。
まず、大前提として、この3つを言わないということが、その占い師が信用できるかどうかの証明になります。
続けて、もう少し詳しく説明しましょう。
悪魔の側へ堕ちている占い師とは?
例えば、
とか、
などと、触れ回る占い師がいます。
こうした占い師は、自分でそのような予言をした以上、内心、その予言が当たって欲しいと願います。
と思わざるを得なくなってしまうのです。
そして、もし、その予言が外れたとします。
すると、その占い師は、さらに強い力で、そのような大事件が起こることを祈るようになるでしょう。
これは、あくまでも、“本人は気付いていない”というのがポイントです。
ですが、この占い師は、多くの人を命を救うつもりで言っているつもりで、それと同時に、多くの人が死んでくれるように祈っているわけです。
(……分かりますか?)
当然、このようなことを吹聴するような占い師が、いい占い師であるはずがありません。
もちろん、あなた自身も、こういった予言の増幅装置になってはいけません。
いい占い師はあなたを元気にしてくれる!
では、『いい占い師』とは、具体的に、どんな占い師でしょうか?
占い師とは、その人が抱いているコンプレックスや気がかりなことを、すべて受け止める仕事です。
ですから、
と“否定”をしたり、
などと、“強要”をする占い師も、いい占い師とは言えません。
なぜなら、あまりにも、自分の価値観を絶対だと思い込んでいるフシがあるからです。
(「〜〜をしないと、〜〜になりますよ」と脅しをかけてくる占い師などはもう論外です。)
占い師の仕事は、あなたの未来を強引に断言したり、自分の価値観通りに操ることではないのです。
あなた自身やあなたの考え方を尊重し、理解を示し、その上で、あなたを元気にさせてくれるのが、いい占い師です。
このことは、しっかりと、頭に入れておいてください。
(余談)「やさしい嘘」もある
……正直、この内容まで記すかどうかは迷ったのですが、
「やさしい嘘」というものがあります。
ありのままに何でも正直に、(占い師であれば、“見えた通りに”、)伝えていいというものではありません。
時として、やさしさは、真実に勝ります。
常に、ストイックに、正しいことしか話さない人は、果たして、魅力的でしょうか?
(いい占い師と言えるでしょうか?)
お釈迦様の言葉で、「嘘のつけない人になってはいけない」というものがあります。
自分の信念を貫こうとして、結果的に、人を傷つけてしまっては、その人はそれまで、何のために修行・勉強をしてきたのでしょうか?
常に、温かい眼差しで、他人を見守り、周囲を明るくし、相手の気持ちを楽にさせてあげる人こそ、魅力的です。
もちろん、占い師とて、同じことが言えます。