「話をする＝情報交換」といったイメージを持つ人が多いですが、「話をする＝情報を整理する」でもあります。
相手に内容をきちんと分かってもらうためには、なるべく理路整然と話す必要があるからです。
というわけでここでは、
悩みを人に話すことの“効用”
について解説します。
目次
話すだけで得られるカタルシス効果
他人のことで悩んでいませんか？
一般的に「悩み」というものは、『他人』に対して向けられることが多いです。
とか、
とか、
といった具合に。
しかし、『他人』を変えようとして苦しむのは、何とも時間と命がもったいないことです。
そこに執念を燃やすよりは、むしろ『自分の側』が新たな感じ方や見方に“気付く”ほうがはるかにエネルギーが少なくて済みます。
“気付く”とは何に気付くことかというとそれは、「事が起きるのには全て理由がある」ということです。
ですから、
ということに“気付いて”しまえば、途端に悩みはフッと消えてしまうこともあります。
話すことで生まれる客観的視点
身の回りで起きたことや、自分が感じたことなどを、人に話す（伝える）には、言語を構成しなくてはいけません。
そのためには、情報を整理しなくてはなりません。
すると自分の中に、「客観的な視点」が生まれてきます。
そうです、他人の悩みは小さなことに思えてしまうような、アノ視点です。
このように、悩みを人に話しているうちに、ひとりでに癒されていくことを、心理学用語で『カタルシス効果』といいます。
当サイトでは難しい言葉はなるべく使わない方針なのですが、ここでお伝えしたいのは、話すことによって癒される効果は学術的にもきちんと実証されているということです。
「聞いてもらう＋α」こそが占い
占いなら心強い言葉ももらえる
人間は誰しも、自分のことを喋りたいものです。
どんな人も自分のことを喋りたくて、いつもウズウズしていると言ってもいいでしょう。
ですから、自分のことを話すのではなく、「人の話を聞く」というのは、実は相当に偉大な行為であると言えます。
例えば、徳川家康はどんな部下の意見でも静かに耳を傾けて、信頼を得ることができたので、不要な反乱分子が生まることなく、天下を獲ることができたと言われています。
「いやいや、聞くだけなんて、そんな簡単なことで……」ではありません。
それができない人が多かったから、家康は抜きんでることができたのです。
もちろん、
という人もいるでしょう。
そこで、『占い』にスポットを当ててみましょう。
占い師は、話を聞くプロであると同時に、占い技術のプロでもあるのです。
聞いてくれるだけでなく、確かな裏付けをもとに心強い言葉をもらえるといった意味では、きっとあなたの助けになってくれる可能性が高いはずです。
……とは言いながらも、個人的意見としては、やはり話を聞いてもらうだけで癒されるという『カタルシス効果』のことも頭に置いておいたほうがいいと思っています。
あまりに占い師の言葉に、頼り過ぎて（傾倒し過ぎて）しまうと）、“結果の責任”まで押し付けてしまいかねませんからね。
自分の人生の責任まで他人に押し付けてしまうと、“人生という物語”の主人公が自分ではなくなってしまいかねません。
それは恐ろしいことです。
自分を笑うことができれば悩みは消える？
最後にひとつ、自分を客観視するための裏ワザをお教えしましょう。
それは、悩んでいる自分を笑うということです。
これができたら、あなたは自分をある程度、客観視できています。
「話を聞いてもらうことによる癒し」と、「占い師の心強い言葉」がもらえる電話占いですが、そうして心の重みが取れたあかつきには、ぜひ最終的には、悩んでいた過去の自分のことを笑ってみたいものです。
