運命の人と出会うには、自分から行動して、できるだけ多くの人と出会わなくてはなりません。
でも、その行動が起こせなくて、手をこまねている人も多いのではないでしょうか?
なぜ、行動が起こせないかというと、それはズバリ、“道筋”が見えないからです。
ここで言う“道筋”とは、例えば、どんな下準備をし、どんな気持ちで探し、どんな人に目星をつけるか、といったことです。
というわけで、ここでは、
運命の人を見つける道筋
について細かく解説していきます。
目次
下準備として過去の恋愛を整理しよう
人は、“納得”しないと行動に移さないものです。
運命の人を見つける道筋とは、具体的に言うと、
①どこに行って、
②何をやって、
③どんな人を、
④どんな視点で探せばいいのか?
ということです。
ただ、真の意味で納得し、行動する気を起こすには、
⓪過去の恋愛を整理する
という過程が不可欠です。
ここを軽視してしまうから、多くの人は、いつまでも経っても「だって、だって……」を繰り返してしまうのです。
出会いの場に臨むためには、気持ちが吹っ切れていなくてはなりません。
そこで、運命の人を探す下準備的な考え方をお教えしましょう。
別れたからこそ、次の人と出会える
例えば、「好きな人と別れて、辛くてしょうがない」と言っている人がいるとします。
そんな人は、たいてい、「次の人のことなど、考えられない」と言います。
別れたことに対して、悲しみの感情はあっても構いません。
しかし、もう少し先のことを考えてみましょう。
もしこれから運命の人と出会った時、あなたは今誰とも付き合っていないからこそ、その人とのことを前向きに考えられるのです。
いつまでも悲しみに浸るのもロマンチックと言えばロマンチックですが、人間の脳には自衛本能がありますから、あなたの脳は、いつまでもその悲しみに付き合おうとしません。
しばらくすると必ず、あなたの脳は、“次の相手”を探そうとしてモゾモゾと動き出します。
ですから、それを素直に受け入れましょう。
それに、気分が下がり続けていると、体の免疫力まで下がって、病気になりやすくなってしまいます。
次に付き合う人のほうが間違いなくレベルは上
人間とは、死ぬまで成長し続ける生き物です。
ですから、絶対的な法則として、前に付き合っていた人よりも、次に付き合う人のほうが、確実に人格レベルは上です。
今までだって、魅力的な人があなたの前に現れていたのかも知れません。
ですが、あなたがその人の魅力に気付けるだけ“成長”していなかったから、気付くことができなかったのです。
一度痛い目を見たあなたは、何段階も進んだ“人を見る目”を持って、「本当に魅力的な人」を見抜くことができるようになっているでしょう。
自信を持って、堂々としていればいいのです。
どこに行って、何をやって探す?
結婚相談所、お見合いサイトは極力スルーしよう
さて、下準備は終わり、ここから①と②の段階へ入っていきます。
「どこに行って、何をやればいいのか」の部分です。
いろんな方法がありますが、結婚相談所やお見合いサイトは、あまりオススメしません。
なぜかというと、お手軽過ぎるからです。
人任せ、コンピュータ任せだと、あなた自身の成長がありません。
あなた自身の成長がなければ、「本当に魅力的な人」も見つかりません。
(万が一、いたとしても、あなたには見抜けません。)
それに、あなただって、そういったサービスを、どこかで“下”に見ていませんか?
自分が誇れることをしていないのに、“そこ”で出会った人を尊重することができるでしょうか?
あなたが過去の恋愛を断ち切り、“恋人探しモード”のスイッチを入れるために登録するのなら、悪くはないかも知れませんが、基本的には、このようなサービスはスルーでよいと思います。
自分と価値観が近い人と出会う方法
では、どんな方法がいいのでしょう?
一番良いのは、あなたが自分を磨こうとして、何か新しいことを始めることです。
そこには、必ず、あなたの成長がありますから、
⚫︎「本当に魅力的な人」に出会う確率
⚫︎それをあなたが見抜ける確率
の両方が高くなります。
ですから、まず何か習いたいことを見つけましょう。
絵やダンス、写真など、昔から興味はあったけれど、なかなか挑戦できなかったということが、きっと誰にでもあるはずです。
例えば、植物の育て方に関する講座を受けて、実際に植物を育ててみるのもいいでしょうし、スキューバダイビングの講座を受けて、海に行って潜ってみるのもいいでしょう。
そうした過程で、たくさんの人と出会うはず。
すると、当然、趣味が同じなのですから、価値観や信念の近い人がいる可能性が高いです。
何もすぐに恋人候補を見つけなくても、新たに同性の友人をつくるのも意義深いことです。
彼女たちが、独身の友人を紹介してくれるかも知れません。
ただし、パートナー探しだけを目的にしては駄目です。
ガツガツせず、あくまでも自分自身の成長や向上を目的として、真面目に取り組みましょう。
そうすれば自然と、パートナーと出会える確率も上がってきます。
どんな人をどんな視点で探す?
ここからは、いよいよ、運命の人を見つける道筋の中の、③と④に当たる「どんな人を、どんな視点で」の部分に入っていきます。
私たちの脳は、その時、興味を持っていることだけを選択して、あとは無視してしまう性質があります。
(テレビを“ながら見”していても、自分が普段から気にしているワードにはピクッと反応してしまうアレです。)
これは、パートナー選びにも応用できます。
あなたの理想のパートナーはどんな人なのか、その特徴をできるだけ詳しく書き出してみましょう。
遠慮する必要はありませんが、現実を忘れてもいけません。
好きな芸能人の特徴をそのまま書き出しても、さすがにそれは無理というもの。
でも、これだけは保証します。
理想のパートナーの条件をリストにした瞬間、あなたの周りには、その条件を満たした異性が、次々と出現するはずです。
(正確には、出現するというより、まず、見逃すことがなくなります。)
この方法の良いところは、時間の節約にもなって、無駄な失恋を回避できることです。
自分の理想のパートナー像がはっきりしているから、そこから外れた異性にアプローチされた時に、はっきり断ることができるのです。
例えば、目安として、「条件の70%は合っていて、残り30%も気にならない」と思える相手なら、お互いをもっと知るために、交際してみてもいいでしょう。
でも、20%しか条件を満たしてない相手だったら、「この人なら変わってくれるかも……」というおかしな期待を抱かず、さっさと忘れるのが身のためでしょう。
相性の良い人の見分け方
とは言え、そもそも、『理想の人』=『運命の人』とは、限りません。
また、相手を採点しようとばかりしていてもいけません。
あなただって採点される立場です。
『運命の人』というのは、究極的には、あなたと相性の良い人、つまり、『いっしょにいて楽しい人』です。
最後に、とっておきの、あなたと相性の良い人の見分けをお教えしましょう。
笑いの感性が同じ人とは相性抜群
講座や懇親会に参加したら、自分と同じタイミングで、同じ長さだけ笑っている人を見つけてみてください。
同じタイミングで笑えるというのは、ものすごく良い相性です。
一緒にいる時の面白さが、全然違います。
笑いのタイミングが全然違う人と結婚すると、悲劇です。
夫のほうが笑っていても、妻のほうは「何がおかしいわけ?」となります。
そんな夫婦の生活は、おそらく、とてもつまらないものになるでしょう。
もし、同じタイミングで、同じ長さだけ、笑っている人が見つかったら、すぐに名刺を持って行き、
と言って強引に口説いてみてください。
洋服の色が同じ人とは縁が濃い
ダメ押しでもう1つ、面白いポイントをお教えしましょう。
例えば、独身の男女で、白いシャツにベージュのズボン、というように、上下の洋服の色が同じという人がいます。
このように、もし、同じ色の洋服を着た独身の男女が、同じ日に同じ会場に来た場合、それはものすごく縁の濃い人同士です。
2つのポイントを軽くまとめておきましょう。
……さあ、ここまで読んだら、運命の人を見つけるための道筋は、綺麗に見えているはず。
健闘を祈ります。
――どうしても個別でアドバイスをもらいたいという場合には、あなたの運勢を花開かせてくれる占い師さんの存在を頼りましょう。