不倫相手と結婚したいなら押さえておきたいポイント

一般的に、不倫は辛いことのほうが多いですが、特に相手との結婚を望まないのであれば、世帯じみたところを見ずに、いいところだけをお互いに出し合える素敵な恋愛、と言えないこともありません。

しかし問題なのは、「不倫相手と結婚をしたい場合」です。

この場合の結末は、結婚をするか、身を引くか、そのどちらかの結末が待っており、恋愛中もそれが気が気でないはずです。

ここでは、

不倫相手と結婚したいなら押さえておきたいポイント

について解説します。




結婚したいなら5ヶ月以内に伝えよう!

あなたがもし、愛人の立場で納得しているわけじゃないと思っているならば、その意思はハッキリと伝えるべきです。

「言わなくても、私の気持ちを分かってくれてるはず……」などと、都合よく思い込み、黙っていてはいけません。

男のほうだって都合よく、「こっちに妻子がいると分かってて付き合いだしたんだから、まさか責任取ってとは言ってこないだろう……」と思い込んでいるのです。

つくづく都合のいい話ではありますが、男は、みんなそうです。

“モテるタイプ”ならもちろんのこと、どんなに“モテないタイプ”の男だって、そうなのです。

(若い女性を抱きたいという気持ちは、どんな男にだってあります。)

あなたが、結婚に対して本気であるということをハッキリと伝えれば、当然、早急に行動に移してくれる可能性もあります。

ですが、その気のない男は、決まってこう言います。

 

女房とはもう離婚してるも同然だから。

 

子供が成人するまで待ってて欲しい。

 

女房とは必ず別れるから。

 

……どれも表面的には希望の持てる言葉に聞こえますが、これらの言葉はすべて“でまかせ”です。

その場限りの言葉を口走って、すぐに忘れてしまうというのが、不倫男たちのやり口です。

目の前に欲情を掻き立てる肉体があれば、何としても手に入れたくて、それくらいのことは言うのです。

いずれにしても、女性側は、「結婚に対して本気であるということ」を早い段階で伝えておくに越したことはありません。

そして、伝えるならそのリミットの目安は、おおよそ5ヶ月以内』です。

つまり、半年を迎える前です。

その期間を過ぎてしまうと、男の側に、「あぁ、こいつも割り切った関係でいいと思ってるんだな……」と確信させてしまうことになるでしょう。

→不倫の責任はほぼ男にある

いっそ不倫中の“冷静さ”を活かしてみよう!

このように5ヶ月以内に意思を伝えたほうがいいと言われても、「この人と私、この先、どうしたいのか分からない。でも、好きは好き……」という風なあいまいな気持ちの人も多くいるでしょう。

その場合はいっそ、自分が不倫をしている今の状況を“活用”してみる、という手もあります。

どういうことかと言うと、冒頭でも述べたように、不倫とはいえ、恋愛をしている以上、あなたは“飢えた目”で男性を見ることはなくなっているはずです。

言ってみれば、不倫中は冷静に他の男を見ることができるのです。

おまけに、恋のときめきで、あなたの魅力は増しているはず。

もし、あなたに熱い視線を送っている男性がいたら、その人のことを観察してみてください。

もしかすると、その人こそ、あなたにふさわしい男性なのかも知れません。

その人は、いいところしか見せない不倫男に比べると、最初は何かと物足りなさを感じるかも知れません。

しかし、冷静な目で見てみると、なかなか“味のある男性”だったりしませんか?

いきなり燃え上がる恋は確かに素晴らしいものですが、パッと咲く花はパッと散るものです。

「2番目に好きな人と結婚すると、幸せになれる」なんて言葉もありますが、あながち嘘ではないかも知れません。

ただし、あなたに熱い視線を送っているその男性が、あなたが不倫していることを知っている場合には全然話が違ってきますので、注意してください。

この場合のこの男は、「不倫男と遊べるくらいなんだから、オレとも遊んでくれよぉ!」という不届きなヤツである可能性が強いです。

そんな男はしっかりガードして、寄せ付けないようにしましょう。

→男はただヤリたい生き物?!

楽しくない不倫ならすぐに別れるべき!

ここまでを読んで、「よし、結婚したい意思をはっきり伝えてみよう!」と思った人もいる一方で、「結婚のことを言って、彼と別れることになったらどうしよう」と、踏ん切りがつけられずにいる人もいるでしょう。

しかし、よく考えてみてください。

人と関われば、恋愛でなくても、男と女でなくても、いつか必ず、別れはやってきます。

会社であれ、趣味のサークルであれ、何であれ、いつもそのようなことを考えながら、あなたは人付き合いしているわけではないですよね?

あなたは、“楽しむため”に恋愛をしているのであって、“別れないようにするため”に恋愛をしているのではないはず。

不倫は、誰かから強制されて始まるものではありません。

あなた自身が選んだのです。

ですから、終わりはあなたが決めていいのです。

例えば、「好きなはずなんだけど、何だか最近、相手の目を見るのが怖くなった……」という時は、相手が自分のことを好きな気持ちよりも、自分が相手を好きな気持ちのほうが、大きくなり過ぎたのかも知れません。

不倫をしていても充実感を覚えず、楽しくないのであれば、別れの時が近づいてきていると言えます。

いつだって、「楽しい未来」は「楽しい今」の延長線上にあります。

ついでに言えば、どうせ別れるのなら完全に燃え果てて終わるより、まだ燃えている状態の時に、楽しい思い出を持って新しい道へ歩き出すほうが、得策なのではないでしょうか?

ただすがるだけの恋なんて、辛いだけで、続けていったって、あなたを少しも魅力的にしません。

→不倫を終わらせる時に気をつけたいこと

彼がずっとあなたに一途でいてくれる可能性は低い…

もちろん、可能性は低いながら、結婚というゴールに辿り着く不倫もあるでしょう。

あなたも結婚したいし、向こうも向こうで、「妻とは早まって結婚しただけだ」とあなたとの結婚にノリノリ……その場合、あなたは、その男性と妻との成り行きを、ただ見守っているだけでいいのです。

さぞ、気分もいいことでしょう。

しかし、またまた、よく考えてください。

あなたが結婚する相手は、かつて、「妻がいながらも、他の女性と逢引をしていた男」です。

つまり、「妻がいても、他の女性と逢引をする男」なのです。

あなた自身が同じ目に遭わないという保証がどこにあるでしょうか?

よく自分の不倫を悲観する女性は、物知り顔で、

 

不倫は、保証のない愛だから……。

 

と言いますが、籍に入っていたって心の保証はないのです。

ある意味、それを、“あなた自身”が証明してきたのです。

自分のやったことは、必ず自分に返ってくるのが、自然の摂理です。

自分を客観的に見つめて、冷静な判断をしようとすれば、自ずと“答え”は見えてくるのではないでしょうか?

不倫の熱い情熱は、相手を独占できないために余計に燃えているような錯覚を感じてしまうところから始まってしまうものです。

(ちなみに男性の場合は、必ず“性欲”が先行しています。)

いずれにせよ、冷静になってよく考えてみましょう。

→不倫を本気で終わらせたいなら知っておきたいこと