占いが心の痛みを癒すメカニズムとは?

子供の頃、誰でも一度は、「いつまでもウジウジするな」と言われたことがあると思います。

大人になると、この誰かから言われた言葉を、自分に言い聞かせることも、よくあるのではないでしょうか?

しかし、あなたがウジウジしてしまうのは、理由があるのです。

そのルーツを見つけ、きちんと対処しなくては、心は、より一層病んでいってしまうでしょう。

というわけで、ここでは、

占いが心の痛みを癒すメカニズム

について解説します。




占いに頼るってカッコ悪い?

世の中には、

 

恋愛の悩みなんて、甘っちょろい
とか、
占いに頼るなんてカッコ悪い

 

という考えを持っている人も、多くいます。

しかし、

人の持つ「人生観」「恋愛観」は、直結しているものです。

 

なぜなら、「恋愛観」は、人が豊かに生きるための「人間関係に対する考え方」そのものだからです。

 

また、カッコよかろうが悪かろうが、生き生きとした人生を送るほうが、いいに決まっています。

(例えば、多くの人が共感しにくいような趣味によって、充実した人生を送っている人は、たくさんいます。)

 

 自分の悩みなんて、大したことないはずなんだ

 

とか、

 

❌ 占いに頼ると、誰々にどう思われるかなぁ?

 

といったことを考えても、あまり意味はありません。

 

あなたの人生では、あなたが“主人公”なのですから。

あくまでも努力するのは自分自身!

……おっと、語弊がありました。

占いに「頼る」という考え方は捨てましょう。

 

自分の人生はあくまでも自分のものですから、

“自分で努力すること”

を放棄してしまうと、いつまで経っても救われることはありません。

 

ですから、

占いに「頼る」ではなく、

「力を借りる」が正解です。

ここで、ちょっとだけ寄り道して、トルストイのこんな寓話(ぐうわ)を、ひとつ紹介しましょう。

私の大好きな話です。

 

トルストイの寓話『遭難(そうなん)』

漁師たちが、一艘の船を漕いでいると、突然、嵐になりました。

怖くなった漁師たちは、オールを放り投げ、「どうかお助けください!」と神様にお祈りを始めました。

船は、遠くのほうまで流されてしまいました。

その時、おじいさんの漁師が叫びました。

「どうしてオールを投げ捨ててしまったんだ? 神様にお祈りするのもいいが、岸まで漕がなくちゃ、神様だって助けてくれないぞ!」

 

占いも、これと同じです。

占いに相談したからといって、それだけで、あなたの悩みや心の痛みが晴れるわけではありません。

あくまでも、それを解決するのは、あなた自身です。

→女は男よりも「自分を知りたい」欲求が強い!

心の痛みの原因は「過去」にある

あなたが今抱えている問題を解決するのは、

あなた自身にしかできないことです。

 

なぜなら、

その悩みや心の痛みの原因は、あなたの「過去」にあるからです。

 

例えば、あなたが今、失恋の苦しみの真っ只中にいるとします。

ということは、近い過去か、もしくは遠い過去のどこかで、あなたは失恋をしたわけです。

 

いずれにしても、過去です。

 

過去のことで、なぜ心が痛むか?

それは、あなたが「過去」と「今」を切り離していないからです。

 

失恋の場合は、まだ別れた相手によって、幸せになることや満足感を味わったりすることができると、心のどこかで思っていて、それが叶わないから、

「自分は『今』も被害を受けている」

と思っているのです。

痛みとは、それが発生した瞬間には、消しにくい性質を持っています。

ですから、それが「過去」に遠ざかっていく中で、自分の中でどう処理していくか、が肝心です。

 

「過去」を「過去」として切り分ける方法として、以下のようなことを自分に言い聞かせてみるといいでしょう。

(あくまでもここでは、「失恋」を例とします。)

 

確かに苦しんでいるが、今、苦しめられているわけではない!

 

確かに心に傷を負ったし、傷つけたのは彼だが、この傷を癒す責任は私にある!

 

確かに時間を無駄にしたが、大事なことも多く学んだ。

あとは傷ついた心を癒せば、私はまた、他のところで愛を見つけることができる!

 

――あなたは今、現在進行形”で傷つけられているわけではないということを、しっかり認識しましょう。

 

あなたが自分の「過去」を、不用意に何度も思い出し(反芻して)、自分自身で、その痛みを呼び寄せているのです。

→現代の占いは「自分探しの手段」

占いで「過去」を癒すとともに「明るい未来」を強くイメージする!

実際の痛みを10倍にしていませんか?

私たちが感じる心の痛みは、

癒されずに引きずってきた「過去」の痛みがほとんどです。

ですから、何かで傷ついたり、不安を覚えたりしている時は、過去に経験したのと同じような感情がよみがえります。

解消されずに抑えられてきた昔の感情や、過去の恋愛経験で経験した未解決の感情が、「今」の苦しみを増幅させるのです。

 

でも、このことは覚えておいてください。

 

あなたが「今」感じている苦しみは、

本来、その10分の1くらいの量しかありません。

 

こういったことは、日常生活の短い時間内でも経験しています。

何か嫌なことがあった時には、エレベーターを待つのに妙にイライラしたり、スーパーのレジの列を待つのが妙に耐えられない気持ちになったりするのは、誰にでも経験があるでしょう。

 

この法則は、短い時間内の出来事だけでなく、

「子供の頃」という、とてつもない長い時間まで、

さかのぼることがあります。

こんな時には、「現在の感情」「過去の感情」に結びつけて考える必要があります。

 

解消されないままで残っていた感情を、もう一度心の中で体験できれば、癒しのプロセスはずっとスムーズに運びます。

 

実は、一般的には、「過去の出来事」のほうが、「現在の出来事」より対処するのがかんたんです。

それは、過去の出来事は、“結果”が分かっているからです。

 

自分の「過去」を、より客観的に見つめることによって、苦しみを感じている当事者でありながら、やさしい友人や親のように、自分を思いやることができます。

→「占い」と「カウンセリング」の共通点とは?

占いで明るい未来への橋渡しを!

悩みや、心の痛みから解き放たれるには、「過去」を紐解き、

 

この苦しみは、実際は10分の1しかないんだ

 

ということに気付くことが大切です。

これは言わば、「誤認識を修正する」ということです。

 

『占い』が行うのは、実は、この作業なのです。

 

占い師の前で安心して心を開き、

現在の出来事に関連して浮かび上がってきた感情を話せば、

次第に思い込み(エゴ)が壊れ、

過去にどんな傷があったかが分かってきます。

 

そこから、変わることができるのです。

 

もちろん、「過去」が整理できたら、次は「未来」の出番です。

「過去」にスッと綺麗なレールが通ったら、そのレールは、そのまま明るい「未来」へとつながっていきます。

あなたが、

「こうしたい!」、
「こうなりたい!」、
「こんな未来を手に入れたい!」

という欲望や期待を持つことに、誰も邪魔しようとする人はいません。

 

ぜひ、占いで「過去」を整理できたら、それとセットで、

“明るい未来にするために、あなたの背中を押してくれる言葉”

をもらってみましょう。

→願ったことを忘れるくらいがちょうどいい?!

せっかくの春なのに、暗い顔は似合いません

 

まさか、部屋にいながら、
ほんの30分程度で、
心のモヤモヤが吹き飛んでしまうなんて。
迷ってた時間がもったいなかった。

 

 

占いなんて、当たるかどうか分かんないし!

……なんてもう言わせません。

 

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いきいきとした顔になれるんです。( ◠‿◠ )


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