悪い男には、なぜか磁力があり、確かに気になる存在です。
それでいて、あなたをハラハラさせるところもまた魅力なのかも知れません。
だからといって、これからもあなたはそんな悪い男に挑戦し続けますか?
彼らの本心や狙いをよく知り、もう引っかからないようにするために、
ここでは、
悪い男3タイプの特徴とそれぞれの対策
を紹介します。
目次
これが悪い男3タイプ!
本記事では、浮気性の悪い男を以下の3タイプに分けます。
- 色魔(しきま)タイプ
- すけこましタイプ
- 身勝手ゲス野郎タイプ
では、それぞれを説明していきます。
① 色魔(しきま)タイプ
このタイプは、何人もの女性と付き合うことも珍しくありません。
結婚と離婚を繰り返したり、あやふやな関係を何年も続けたりします。
それほどたくさんの女性を惹きつける魔力のひとつは、見かけがとびきり優れているということです。
とにかく、印象が抜群によいのです。力、美しさ、やさしさ、すべてが揃っています。
色魔タイプは、そこにつけ込み、女性がこうあって欲しいと願う通りの男性に化けるのです。
その上、女性に、自分はこの人から評価され、大事にされていると信じ込ませる特殊な才能を持っています。
なぜなら、色魔タイプは、女性と付き合う時にはいつも、2人の関係がそのへんのありふれた恋とはひと味違った運命的なものだという“演出”をするからです。
女性がこうしたタイプに惹きつけられるのは、実は女性のほうに、「この人を信じたい!」という盲目的な願望がある場合が多いです。
心のどこかでは、間違った方向に向かいつつあると薄々勘づきながらも、いつまでもその関係にしがみつくのです。
② すけこましタイプ
このタイプは、上の「色魔タイプ」ほど派手さはなく、むしろ地味なのですが、有害さにかけては、むしろ上かも知れません。
彼らは、思わせぶりに接近してみたり、スルリとすり抜けたりを繰り返し、巧みにバランスを取りながら、女性の気を惹き続けます。
例えるなら、パッと燃え上がる炎のようなもので、火がつくのも早いけれど、消えるのも早いといった感じ。
しかも厄介なことに、女性の一定レベルの気を持たせ、それを長期間保たせるという“特殊”な才能を持っています。
もちろん、それに応える気はさらさらありません。
そして、自分は不実なくせに、女性が誰か他の男性を探そうかなどと口に出そうものなら、前後の見境もなく、怒り散らします。
ただ、独特の魅力を持っているが故に、女性は、「十分な時間と、理解と、愛さえあれば、この人はきっと変わるに違いない!」という幻想を抱いてしまうのです。
女性は、ドキドキするようなドラマチックな恋に憧れる気持ちが強いために、ともすれば、このような、“簡単には手に入りそうもない男性”ばかりを追い求めがちです。
すけこましタイプは、そんな女性の格好のお相手になっています。
③ 身勝手ゲス野郎タイプ
色魔とも、すけこましとも違い、このタイプは、既婚者つまり、“人の持ち物”であることが、かえって女性を惹きつける魅力になっています。
妻から理解してもらえない不幸な夫の役を演じ、女性に「私だったら、彼を今より幸せにしてあげられるのに……」と思わせるのです。
浮気相手の女性には、「妻とは別れるから」と、さももっともらしく約束します。時には、本気でそういうことすらあります。
なぜなら、彼らの心のどこかには、もう一度独身に戻って新しい冒険をしてみたいという願望が、いつも渦巻いているからです。
しかし、この身勝手ゲス野郎の唯一絶対の特徴は、めったに家庭を捨てることはないということです。
悲しいことに女性は、このタイプの男性との不毛な関係をなかなか精算することができません。
その理由は、大きく2つあり、ひとつは、ある程度の自信があり、自分こそ最高の女だと信じ込んでいるから。
もうひとつは、相手が本当は自分と真面目に付き合う気などないということを知りたくない気持ちが、現実から目をそむけてしまうからです。
悪い男にはこう対策しよう!
こういったことを知ってもなお、女性の中には、「それでも私、そういう男が好き!」という人がいます。
こういう人は、別に頭がおかしいわけではありません。
私たち人間は皆、心のどこかに、「あえて危険を犯したい!」という欲求を持っているものです。
たとえ、苦しみ、失望したとしても、悪い男と付き合うのはそれなりの価値があることだと信じている人もいるでしょう。
それを踏まえた上で、悪い男3タイプの対策方法をご紹介します。
❶ 色魔(しきま)タイプへの対策
色魔タイプを本気でモノにしたいなら、相手がこちらを知っている以上に、相手のことをよく理解しておく必要があるでしょう。
彼らのロマンチックな演出に、何度もやすやすと引っかかっていてはいけません。
つまり、“好き好き光線”出しまくり状態はやめ、相手に付け入る隙を与えないようにするということです。
それさえできれば、彼はいつまでもあなたを追ってくるでしょう。
しかし、このことだけはしっかり覚えておいてもらいたいのですが、こういう生き方は、けっして気持ちのいいものではありません。
なぜなら、どんなに彼を愛し、必要としていても、それをはっきりと口に出して言うことができなくなってしまうからです。
なお、色魔タイプは、悪い男3タイプの中でも、もっとも捕まえておきにくいタイプです。
悪い男と付き合いたくてうずうずしている女性たちは、彼らの演出テクニックによって、たちまちのうちに満足させられてしまい、それを見届けた彼らは、また次の獲物を求めに行ってしまうのです。
色魔タイプに限らず、悪い男をとりこにしておくためには、いつも“追いかけっこ”が不可欠だということを頭に刻み込んでおきましょう。
❷ すけこましタイプへの対策
すけこましタイプをモノにしたい場合も、やはり、後追いは禁物です。
このタイプの男性をつかまえておきたければ、自分が相手に夢中なのと同じくらい(あるいはそれ以上に)相手も自分に夢中にさせておくことです。
そのためには、相手を慕い、求める気持ちを少しも見せず、どこかよそよそしく冷淡で、そう簡単にはモノにできない女というポーズをずっと取り続けていなくてはなりません。
しかし、この作戦には難点があります。
効果は抜群なのですが、長く続けていると、ものすごく疲れるのです。
世の中に、嘘を突き通すほど疲れることはありません。
しかし、彼らをつかまえておくには、その方法しかありません。
自分がどれほど熱い思いを抱いているかも、相手から傷つけられ、裏切られ、失望させられたことに対して、どれほど怒りを感じているかも、ずっと胸の奥にしまっておかなくてはならないのです。
そんな状態に果たして耐え続けることができるか、そこが大きなポイントとなってくるでしょう。
❸ 身勝手ゲス野郎タイプへの対策
身勝手ゲス野郎タイプは、向こうからあなたに積極的に関わってきたでしょうから、対策法は、上の2つのタイプとは大きく異なります。
もし、あなたがこのタイプをつかまえておきたいなら、けっして最後の決断を迫ったりしてはなりません。
つまり、「奥さんと私、どっちを取るの?」と詰め寄ってはならないということです。
前述のように、この身勝手ゲス野郎は、妻と別れるつもりなど、ほぼありません。
ですから、そんな彼に好かれ続けていたいなら、やましい気持ちでいる彼を、それ以上傷つけないようにすべきです。
「私は今のままでも十分幸せよ!」という顔を続けなくてはなりません。
No.2でい続けることが、関係を長く続けるコツなのです。
念のため、このタイプについては、もう少し詳しく見ていきましょう。
(補足)ハイリスク・ローリターン?!
身勝手ゲス野郎と独身女性との関係は、以下のような構図です。
⬇︎
女性が、そんな彼に愛と理解を示す
⬇︎
彼が「妻とは大違いだ」と女性に惚れ直す
身勝手ゲス野郎は、たいてい家庭に不満を持っています。
そのことをこぼすと、女性は、「私がこの人の心の傷を癒してあげよう!」と使命感に燃えてしまうのです。
ですから、彼らと関係を続けていると、日頃から、奥さんなら怒るところでも、ぐっと堪えなければならない場面の連続です。
それによる対価として、彼からの愛を得ているわけですから、ある意味当然と言えます。
しかしながら、もし、彼が妻と離婚して、その女性のもとにやってきたとしても、喜ぶのはまだ早いでしょう。
なぜなら、彼は妻にしたのとまったく同じように、その女性にもしてくる可能性が高いからです。
確かに、妻に対しては、「好きな女ができたから、別れてくれ」と言ったかも知れません。
でもそれは、自分が自由になりたいがための、単なる口実に過ぎないでしょう。
こういう男は、やがてまた、その女性のもとからも同じように去っていく可能性が高いのです。
まだその男にこだわりますか?
――いかがだったでしょうか?
このような浮気性のいわゆる“悪い男”たちは、本当に、女性たちの貴重な人生を捧げてまで、愛するに値する存在なのでしょうか?
彼らに惹かれてしまう女性たちの、高い山ほど登りたくなるという気持ちも分からないではありません。
しかし、真実を見落として、本当のこと(下すべき判断)がはっきり見えなくなっている可能性は、大いにあるでしょう。
悲しくも、実際のところは、山は遠くから見るからこそ美しい……これが現実なのかも知れません。