「不倫が夫にバレてしまった時の対処法」については、別の記事で解説しましたが、
その後、まず直面するのは、「夫とのセックスをどうするか?」という問題ではないでしょうか?
ここでは、
不倫が夫にバレてしまった後の性生活の送り方
について解説します。
目次
セックスは関係改善のための最大のハードル
あなたが、
と心配しているのと同じように、
当然、夫のほうも、
といった心配を抱えています。
いざ、コトに及ぼうとしても、お互いの脳裏に、“妻の愛人”が映し出され、とたんに冷めてしまう可能性もあります。
最悪の場合、夫は、
と考え、不能になってしまうことだってあり得ます。
あるいは、あえて冷たい仕打ちをすることで、罰を与えようとしてくるケースもあるでしょう。
しかし、中には、反対に、不倫によって女としての輝きを増した妻を、激しく求めてくる夫もいます。
それは、あなたを愛人に奪われたくないからです。
いずれにせよ、この際、理由は問わないことです。
夫が求めてきたら、それに答えるようにしましょう。
夫と愛を交わしたその時、あなたは、不倫後の“1番大きなハードル”を越えたことになるのです。
「負のイメージ」は受け止めて、振り払う!
その安堵感と喜びから、情熱に身を委ねることができる女性もいるでしょう。
しかし、罪の意識を引きずるあまり、夫を受け入れることができなかったり、感じることができないという女性も、少なくありません。
自分の殻に閉じこもり、怒りや、悲しみ、罪の意識に浸っていればいるほど、立ち直りのきっかけは、掴みにくくなります。
このような時、最も大切なのは、負のイメージを捨てることです。
あなたは夫が求めてきた時、あるいは、夫とのセックスを思い描いた時 、
と考えてしまうことでしょう。
これらの根底にあるのは、あなたの深い自己嫌悪の情です。
それは事実として、しっかり受け止めましょう。
そこから逃げてしまっては、自分の感情をコントロールできません。
受け止めた上で、振り払うのです。
そのためには、
- 夫の好きなところを思い浮かべる
- 楽しかった記憶を呼び覚ます
などが、効果的です。
工夫を凝らし、セックスを楽しむ努力を!
いざ、夫婦の営みが再開されたら、その先の目標は2つあります。
それは、
- セックスを以前より素晴らしいものにすること
- その新鮮さをいつまでも失わないこと
です。
愛人とのセックスに、あれほど燃えたのはなぜでしょうか?
“毒”も使いようでは、格好の“媚薬”となります。
ですから、夫婦のセックスにも、以下のような方法を参考に、さまざまな“演出”を試みてください。
ロマンチックな雰囲気作りを
情事の最大の魅力は、そこに漂う“ロマンチックな雰囲気”という女性は少なくありません。
女は、いくつになってもロマンスに憧れるものです。
ところが、恋愛が結婚に変わったとたん、甘い雰囲気はどこかに消し飛んでしまったという女性も多いようです。
夫婦のセックスをより刺激的なものにするためには、久しく失われていた「ロマンチックな雰囲気作り」を心がけることです。
まずは、週に1度のデートから始めましょう。
2人で旅行に出るのも、いいでしょう。
素敵な宿は、2人を恋人気分に引き戻してくれるはずです。
また、セクシーな下着姿にそそられる男性は、少なくありません。
2人の夜は、とっておきのランジェリーを身につけてはどうでしょうか?
セックスへの期待を膨らませる
愛人との逢瀬を待ち焦がれていた時のことを、思い出してみてください。
セックスへの期待感は、情熱の炎をかきたてます。
夫との生活にも、それを大いに生かしてください。
朝、出勤前の夫の耳元に、
と囁いてみるのもいいでしょう。
そうすれば、夕方に差し迫る頃には、夫の中で、夜への期待は大きく膨らんでいるはず。
きっと、まっすぐあなたの元へ、飛んで帰ってくることでしょう。
(もちろん、時には、夫にもそうした努力を期待したいものです。)
とっておきの時間を作る
結婚生活の中では、セックスの優先順位は、低くなっていきがちです。
家事を終えてから、テレビを見てから、友達と電話で離してから、などと、そんな忙しい1日を終えて、さぁこれから、という時には、すっかりくたびれているはず。
これでは、夫婦生活が、おざなりになるのも当然です。
束の間の出会いだからこそ、激しく燃えた愛人とのセックスとは、比べるまでもありません。
時には、夫婦の間でもセックスのために、しっかり時間を確保して、心ゆくまで愛し合ってください。
遊び心を大切に
夫婦セックスは、どうしても、型にはまりがちです。
新鮮さを失わないために、新しいことへの挑戦をお勧めします。
情熱のままに身を委ねた愛人とのひと時を思い出し、今までしたことのない体位にも、大胆に挑んでみるといいでしょう。
時には、ティーンエージャーのようにカーセックスを楽しんだり、セクシーな映画を見ながら、ソファーや床で愛し合うなど、場所を変えてみるのも一つの手です。
都会人の仮面をかなぐり捨て、ただの男と女に戻った時、セックスは、きっと禁断の果実の味がすることでしょう。
もっとお互いの身体を知る
惰性のセックスから抜け出すには、お互いの性感帯について、もっと知る必要があります。
例えば、こんな方法があります。
まず、生まれたままの姿でうつ伏せになり、頭からつま先まで、丹念に触れてもらってください。
(ここでは、まだ乳首や陰部は外してください。)
それが終わったら、今度は、仰向けになって、同じことをもう1度やってもらいます。
「どこで感じたか」を素直に伝え合えば、 お互い、どこが感じやすいかよく分かるはずです。
これを1週間は続けてみます。
そして、2週目からは、1番敏感な部分にも、触れてください。
ただし、オーガズムに達するまではせず、じらす程度です。
お互いの反応が手に取るように分かったら、後は、思う存分、オーガズムを味わうといいでしょう。
セックスもギブアンドテイク
セックスの好みは、人さまざまですから、まずはお互いの好みについて話し合いましょう。
例えば、あなたは明かりの下で愛し合いたいけれど、夫は暗闇が好きだったとします。それならば、答えは簡単です。
真っ暗な中で愛し合ったら、その次は、キャンドルを灯す、というように、順番に、どちらかの好みを優先させれば済むことです。
あなたの求めに、夫が応じ切れないという場合、発想の転換も必要でしょう。
交わることだけがセックスではありません。
手や指を使った愛撫だけでも、女性はクライマックスへ導くことは可能です。
“問題の本質”からも目を背けない
あなたが夫とのセックスを疎ましくなったのは、夫があなたを責めてばかりいるから、
そして、
夫があなたを求めてこなくなったのは、子供にばかり目を向けるあなたへの不満が高じて、ではなかったでしょうか?
夫婦の営みがうまくいかなくなる背景に、“本当の問題”が潜んでいるケースは少なくありません。
そこを解決すれば、セックスも、より楽しめるようになるでしょう。
もう1度はじめから
そもそも、「結婚」の動機が、相手の経済力や、良妻賢母への期待など、セックス以外の部分にあった場合、夫婦の営みが冷めたものになっていくのは、仕方のないことです。
しかし、お互いを必要としている以上、愛し合うことができるはずです。
夫とセックスしながら、別の男性のことを思い浮かべ、それで燃えることができるなら、それもいいでしょう。
空想の世界に遊ぶだけならば、罪の意識を感じることはありません。
不倫の経験は今後に生かせる!
実際のところ、愛人によって、“性の悦び”に目覚める女性は、少なくありません。
愛人と別れて、夫とやり直す道を選んだものの、以前の生活へ逆戻り……では、何の意味もありません。
夫の手を取って、「あなた自身がどうして欲しいか?」を率直に伝えてみましょう。
不倫の経験は、大いに生かすべきです。
(例えば、愛人とのセックスで、それまで知らなかったオーラルセックスの快感に目覚めたのなら、夫にも、そう告げるべきです。)
アメリカで行われたある研究によれば、たとえ、やむなく離婚した場合でも、不倫を経てから、離婚に至った女性のほうが、そうでない女性よりも、立ち直りは早いとのことです。
辛い代償を払うことにはなりましたが、不倫を通じて、自分自身を見つめたあなたは、人間的にも成長したはずなのです。
ぜひ、不倫で得た“教訓”を胸に、これまで以上に強く、「女としての幸せ」を求めて、新しい一歩を踏み出しましょう。