
“肉体の結びつき”を優先する男性と違い、女性は“心の絆”を強く求めます。
しかし、だからこそ、不倫関係が長引くケースも少なくありません。
そうしたリスクを感じながらも、女性たちは、相手のどこを見て、何を求め、不倫の恋に飛び込むことを決意したのでしょうか?
ここでは、
女性たちが不倫相手に求める条件
を紹介します。
目次
女性たちが愛人に求める7つの条件
「女性たちが不倫相手に求める条件」とは、
“心の絆”を求める既婚女性が、
「夫とは別に“愛を育みやすい男性”の条件」
と言い換えることもできるでしょう。
その条件は大きく分けて、以下の7つです。
①夫とは正反対のタイプ
夫が、結婚の時の約束を守ってくれないことに、不満を抱いている妻は少なくありません。
ですから、そのぶん、愛人に対しては、どうしても、夫にないものを求めることになります。
「夫とはまったく正反対のタイプ」を選ぶということは、逆に、夫を強く意識している証拠です。
ごく稀に、夫と近いタイプの男性を愛する女性も、いることはいますが、 ほとんどの場合、愛人はどこまでいっても“夫の影”からは抜け出せないようです。
②愛情表現が上手
多くの不倫妻たちは、自分の愛人を評して、
と言います。
これもやはり、夫を意識し、その夫に対する不満の裏返しです。
体(てい)のいい召使い代わりに使われて、ねぎらいの言葉一つかけないどころか、自分を責めることばかりばかり言ってくる夫のせいで、不倫妻たちは、 女としても、人間としても、自信を失っていたのでしょう。
実際、家庭における自分の存在感のなさを嘆いてる女性は、驚くほどいます。
③“大切なもの”を分かち合うことができる
相手との間に、何か“通い合うもの”を感じた時、不倫の関係に踏み切る決心がついた、という女性は少なくありません。
お互いに「家庭の問題」を抱えていた場合には、互いに慰め励まし合ううちに、2人の間に特別な感情が芽生えたとしても、不思議ではないでしょう。
同じ痛みを分かち合い、落ち込んだ時に手を差し伸べてくれる彼は、愛人であると同時にかけがえのない“親友”でもあるのです。
働く女性が増えた現代では、仕事が男女を結びつけるケースも増える一方です。
世の男性の多くは、妻の仕事に無関心ですし、それどころか、「女の仕事なんて……」と、頭からバカにしてかかる夫も少なくありません。
そんな時、身近に自分を理解し励ましてくれる男性がいたとすれば、2人の距離が近づくのは当然のこと。
もっとも、夫がいくらがんばったところで、毎日苦労を共にしている同僚が相手では、しょせん勝ち目はありません。
仕事に真剣に打ち込めば打ち込むほど、妻の気持ちは、夫から離れて、同僚の男性へと傾いていくことになります。
ただ、これは男性の側にとっても同じ。
職場でいつもバリバリ働いている彼女の姿は、家庭におさまりかえっている妻よりも、輝いて見えるに違いありません。
同志としての固い絆が、2人を結びつけるのは時間の問題なのです。
④聞き上手である
「自分の言葉に耳を傾けてくれること」を愛人に惹かれた理由に挙げる女性は、実に多いです。
妻の裏切りを知った時、世の夫は、
相手の男は、そんなにハンサムなのか?
それとも、そんなに精力絶倫なのか?
などと考えるようですが、それこそ、妻のことを何も分かっていない証拠。
彼女たちが求めているのは、「心を通わせることができる相手」なのです。
こんなことを口にしたら軽蔑されるのではないか、怒り出すのではないか、そんなことを恐れずに、思ったままを打ち明けられる相手なのです。
⑤あなたの人生を後押ししてくれる
結婚を決める時、ほとんどの男性は、相手の女性に「良妻賢母」を期待するでしょう。
女の仕事など、しょせんは“腰掛け”程度、と高をくくっている男性は、いざ、妻が、「外の世界で思う存分力を発揮したい!」と申し出ると、さぞや慌てることでしょう。
家庭の中で絶対的な主導権を握ってきた男性にしてみれば、これは由々しき事態です。
万が一、妻のほうが出世でもしてしまうと、頭が上がらなくなってしまうからです。
中には、妻の関心が自分を離れて仕事に向けられることに、嫉妬を覚える夫もいるようです。
その点、愛人は、家庭における力関係に無縁です。
(比較的、保守的な考え方の男性ですら、「自分の妻以外の女性」に対しては寛大になれるようです。)
自分を励まし、後押ししてくれる愛人は、間違いなく、“味方”と言える存在なのです。
⑥既婚者である
夫が浮気をする場合、通常、そのターゲットは、うら若き独身女性ですが、人妻が選ぶ不倫相手は、妻子ある男性が圧倒的に多いのが現実です。
「家庭を壊したくない」と考える彼女たちにとっては、そのほうが安全に思えるのでしょう。
しかし、彼女たちの誤算は、自らの感情の変化を計算に入れなかったことです。
ひとたび関係が始まり相手にのめりこんでしまうと、重くのしかかってくるのは、彼の「妻」の影です。
と気付いた時、 苦い涙を流す女性は少なくありません。
⑦ある意味で、“粘り強さ”がある
ためらう人妻を自分のものにするために、相当な時間と精力を注ぎ込んだ男性も多いことでしょう。
実際の成功例を見てみると、そこに共通するのは、“粘り強さ”です。
(しつこさ、とも言えますが……。)
①まず、巧みな話術で相手の関心を引く
②時に冗談で笑わせながら、警戒心を解く
③その後は、甘い言葉をささやきながら、彼女が心を開いてくれるまでひたすら待つ
……そんな、ある種のひたむきさに、心を動かされる女性は少なくありません。
実際、彼女たちが選んだ相手を見ても、容貌は平凡レベルで、 どこがいいのか、外見からは判断のつかない男性がほとんどです。
中には、夫よりもだいぶ年上の男性を選ぶ女性もいます。
外見や若さに加えて、仕事(能力)の面でも夫のほうが上、というケースだって珍しくありません。
「どれだけ自分を愛してくれるか?」が決め手!
――いかがだったでしょうか?
女性たちが不倫の関係を、ついつい長引かせてしまうのは、結婚という、“ある意味のゴール”には到達しきっていない「現在進行形」の関係だからです。
そこには、独身時代に感じていた「熱い恋のときめき」は言うまでもなく、何より、「心の絆」があります。
したがって、
女性が不倫相手に求める条件には、
外見や経済力、社会的地位などは、一切関係がありません。
女性が愛人に対して求めるものはただ1つ、 それは、
自分をどれだけ愛してくれるか?
ということなのです。
この真実を、世の男性たちにこそ届けたいですが、知ったところで夫婦の問題がすんなりと解決できるわけもありません。
男女関係というのは、とかく難しいものです……。