「結婚を考えている女性としか関係を持たない」と言っていたのにいざ体を許してしまうと、「やっぱり結婚は難しいかもな……」と言い出す男性がいます。
女性はあとになって後悔しないためにも、体を許すことに関しては慎重になる必要があります。
というわけでここでは、
女が男に体を許す意味と男の言葉の裏の読み方
について解説します。
目次
女が男に体を許す“意味”とは?
男女関係なく多くの人は、肉体関係を持つことについて、「今時みんなやっている」とか「今時はこんなものらしい」といいったふうに、世間的な通念に流されて考えています。
しかし、価値観や感情はすべて個人的なものです。
みんな同じで通念通りというわけにはいきません。
では改めて、女が男に体を許す意味について考えてみましょう。
それは大きく分けて以下の2つです。
① 男が長期的なパートーナーにふさわしいか評価する!
セックスとは、男の魅力、資源、寛大さ、自分との相性などを知るいい機会です。
ただし女の場合、相手に妻や彼女がいないことが分かってからでないと、なかなか踏み切れません……。
(男にとっては、相手の女にすでに決まったパートナーがいるということは、結婚を迫られたり、面倒くさい要求をされたりする心配がないので、むしろありがたかったりします。)
② 自分の市場価値を知る!
セックスとは、女が自分の“市場価値”を正しく知る手段です。
自分の価値を低く見積もり過ぎると、本当なら“資源”をたくさん持つ男を捕まえられるのに、低いランクの男で手を打ってしまいます。
反対に、自己評価が高過ぎると、最初は高ランクの男をものにできるかも知れませんが、やがて男は事実に気づいて、自分に見合った女を他に探すようになります。
(男はそういうことがすぐには分かりません。)
ちなみに、恋人が出来てもすぐに裏切られる女は、自尊心を回復させるために別の男に体を許します。
言ってみれば、これは、自分の市場価値についてセカンドオピニオンを求めているのです。
態度からその男の“レベル”を見極めよう!
上記2つをごく簡単にまとめると、セックスによって、
- 相手を深く知ることができる
- 「この人なら……!」と思える人に体を許すのであれば、あなたの自尊心を高めることができる
ということです。
したがって当然、あなたに体を許すことを迫ってくる男の態度でも、その男の“レベル”を推し量ることができます。
けっして「勢い」に流されないようにしてください。
女が男に体を許す意味(番外編)
ついでに番外編として、ちょっと下世話な観点から見た、あと2つの「女が男に体を許す意味」を紹介しておきましょう。
● セックスで利益を得る
「売春婦」は、世界最古の職業とも言われています。
そして現代でも、原始的な狩猟・採集生活を行なっている一部の社会では、女たちは、食べ物や装飾品、タバコを獲得するため、相手を選ばずにセックスをしています。
セックスには、そのように、利益(=物質的な対価)を得るために行うという側面もあります。
● より優秀な遺伝子を残すため
女のパートナー探しの条件として、その男が自分に気前よく“資源”を与えてくれることはもちろんですが、より優秀な遺伝子を持つかどうかもまた重要になります。
優秀な遺伝子を受け継いだ子は、健康で豊かな生活を送れる可能性が高くなるからです。
この欲求が最高潮になるのが、月経周期の真ん中ぐらいに訪れる排卵期で、一番妊娠しやすいこの時期には、“生き残りに有利な遺伝子を持つ男”とセックスしたくなります。
男の言葉には“裏”がある!
あとになって、「なぜあんな人に、体を許してしまったんだろう……?」といった後悔をしないためにも、その男が発する言葉をよ〜く吟味する必要があります。
一つ確実に言えるのは、男の言葉をそのまま受け取ってはいけません。
どんなに表面的にはやさしくても、その言葉には必ず“裏”があります。
例えば、こんな具合です。↓
↓
(裏)僕の部屋でセックスしない?
↓
(裏)君の魅力が増幅されてたまらない。セックスしよう!
↓
(裏)そのほうがいつか浮気がバレた時に開き直れるしね!
……こうして見ると馬鹿馬鹿しく思えますが、女は自分がこうしたセリフを言われると真実だと思いがちです。
(表の言葉通りであったほうが嬉しいからです。)
また、男からこういう発言を引き出そうともします。
そのため、相手がただの遊び人なのか、理想の夫に相応しい男なのか区別ができなくなってしまうのです……。
男の言葉はこう捉えよう!
ですから、こういうふうに考えましょう。
私のことを褒めてくれて、気分を良くする言葉をかけてくれた時点で、私の自尊心は満たされ、私の市場価値も分かった。
でも、ここで私が体を許さなければこうした言葉が消えてしまう、というわけでもないわ……。
と。
あなたが体を捧げるのは何も、あなたの気持ちを満たしてくれたことに対する“対価”ではありません。
こういう発言が引き出せた時点で、すでにあなたの“自尊心”は満たされ、“市場価値”は掴めたのですから、急いでそれ以上進まなくても、ひとまずホッとしていいはずです。
くれぐれも、あとで『後悔の念』や『自己嫌悪』に襲われないよう、慎重にコトを進めるようにしましょう。
これから先長い人生をずっと気分良くいるためには、それが大事です。