序破急と起承転結の違いとは?会話のオチってどの部分?

「あの人の話にはオチがない」とか、もっとひどい偏見になると、「女の話にはオチがない」なんて言う人がいるが、ここで言う“オチ”とは、どんなものを指しているのだろう?

おそらく多くの人が、オチとは「起承転結」の「結」の部分だろう、と考えるに違いない。

ただ、こんな言葉も聞いたことないだろうか?

「序破急」

これも「起承転結」と同様、物語(話)の構成を表す言葉だ。

では、「序破急」で言うと、「急」の部分がオチに当たるのだろうか?

安易に結論を出す前に、「起承転結」と「序破急」のそれぞれの意味と使い方からおさらいしてみたい。




起承転結とは?

まずは、ストーリー構成の4要素、「起承転結」から見ていこう。

この言葉はもともと、4行から成る中国の漢詩の構成からきている。

ひとつ、代表的なものを例に挙げてみよう。

 

峨眉山月半輪秋(起句)
影入平羌江水流(承句)
夜発清溪向三峡(転句)
思君不見下渝州(結句)

 

意味としては、おおよそ以下のようになる。

 

峨眉山(がびざん)に秋の月がかかっている。(起句)
その月光が川の水に映っている。(承句)
夜、清溪(せいけい)を出発して三峡(さんきょう)に向かう。(転句)
元の美しい月を仰(あお)ぎたいが見えない。(結句)

 

こうして見ると、確かに4つのパーツで構成されているものの、我々の知るダイナミックな4部構成とは、かけ離れているような印象を受ける。

それもそのはず、現代の日本で言う「起承転結」は、本来の意味から離れて使われている。

したがって、我々のイメージするいわゆる「起承転結」の流れは、この漢詩の出どころである中国はもちろん、国際的にもまったく一般的ではない。

ちなみに、日本で多くの人がイメージする「起承転結」は以下のような流れだ。

 

起:ことのおこり(出発)
承:それによって起きたこと(事件)
転:意外な展開(変化)
結:真相解決(決着)

 

「承」がさらに細かく分かれて、いくつかのエピソードで成り立っていることをイメージすれば、もっと分かりやすくなるだろう。

冒頭の話に戻ると、やはり、「結」が話の“オチ”であるとは言いにくい

強いて言うなら、「転」と「結」が合わさって、話のオチになるような気がする。

例を挙げれば、以下のようなこんな感じだ。

 

母「(川で泳ぐ我が子を見て)川で泳いじゃいけません」(起)
子「どうして?」(承)
母「深いからダメ」(承)
子「でもお父さんは泳いでるよ?」(承)
母「お父さんはいいの、生命保険に入ってるから」(転・結)

 

「転」だけがオチであるとは言いにく、また、「結」だけがオチであるとも言いにくいということに、うなずいていただけるだろうか……?

序破急とは?

次に、ストーリー構成の3要素、「序破急」を見ていこう。

これは由来も日本にある言葉だ。

日本の稽古事において、華道、茶道、柔道、剣道など「道」がつくものは、最初は、問答無用で師匠のやることを“ひたすら真似る”ことから始める。

「序」とは、その最初の段階のことを言う。

相撲道で「序の口」というのがあるが、あれなどは意味そのものを示していて、「序」とはそのまま“初心者”と言い換えてもいい言葉だ。

さて、いつまで経っても初心者でいいはずもなく、次の段階へいくわけだが、その時には、師匠の真似事から、少しずつ“自分のスタイル”を確立していくこととなる。

これが、「破」である。

そして、そこでできた“自分のスタイル”をどんどん突き詰めて向上していくこと「急」と言う。

したがって、「序破急」という言葉は、実質的には、ストーリー構成の要素というよりは、稽古事とはかくべし、といったような、ある種の哲学を表した言葉とも言える。

ついでに言うと、「守破離(しゅはり)」とは、自分のスタイルを確立する「破」の部分をより細分化した言葉である。

・「守」=匠の教え通りにやる
・「破」=自分なりのやり方を見つける
・「離」=師匠の教えから離れていく

といった感じだ。

そこから、「急」に入り、自分の道をどんどんと究めていくことになる。

「起承転結」の比較で言えば、「承」が細かく分けられるのと、ちょっとだけ似ている。

また、「序破急」の「急」は、最後、ストンと終わるのではなく、何らかの続きを予感させるのも特徴と言える。

このように、どうしても「序破急」を語ると、哲学的な匂いが漂い始めるが、本記事の意図に沿って、3要素をストーリーの流れに当てはめれば、以下のようになる。

 

序:ことのはじまり(発端)
破:変化が起こる(エピソードの転がり)
急:結末(広がりのある終わり)

 

これはどう見ても、「急」の部分がオチになるに違いない。

またこれも、例に当てはめてみよう。

 

母の日の食事会の後、母親が後片付けを始めた。(序)
それを見た息子が立ち上がって、母親を制止した。(破)
「今日は母の日なんだから、明日に回そうよ」(急)

 

「破」の部分を、「守破離」で無理やり細分化すると、

・「守」=これはよくないと思ってとっさに立ち上がる(良識に従う)
・「破」=でも自分がやるのも面倒だな思う(自分のスタイルを見つける)
・「離」=とりあえず制止する(最初とは違う理由で制止する)

といったところだろうか?(笑)

いずれにしても「序破急」に関して言うと、「急」がオチと見て間違いない。

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起承転結と序破急の使い方の違い

本記事の結論に踏み込む前に、ここまでを軽くおさらいしつつ、「起承転結」と「序破急」の使い方の違いについて考えてみよう。

「起承転結」は、中国の漢詩の4構成をヒントに、ストーリー構成を4要素に分割したものだった。

そして、「序破急」は、日本の稽古事の3段階を、ストーリー構成の3要素になぞらえたものだった。

その上で、こう考える人はいないだろうか?

「本当はどっちなのだろう? 物語というものは4つに分割できるものなの?それとも3つなの?」と。

これに関して言うと、そこに答えはない。

上に書いたように「起承転結」の「承」は、いくつかのエピソードに分けることができますし、同じように「序破急」の「破」は、「守破離」のように、少なくともつ3のエピソードに分けることができる。

意識すべきは、エピソードの連なりであろう。

3つとか4つとか、数に分けることよりも、とにかく、“こと”が起こって発展し、それに何らかの仕掛けが伴って、結末へと向かっていく……それこそが、ストーリーの基本形。

「起承転結」で考えるのがよいのか、「序破急」で考えるのがよいのか、というよりも、まずはエピソードごとに分けてみて、それらを整理するためであれば、どちらを使っても構わない

ちなみに個人的な意見を言えば、物語を分析する場合には、「起承転結」で考えるほうが分析しやすい気がする。

物語を楽しむ場合には、ストンと終わる「起承転結」風の結末より、何らかの続きを予感させる「序破急」風の結末のほうが、ロマンを感じて好きである。

会話のオチとは目的が伝達できたかどうか

さて、本記事もいよいよ、オチに向かっていく。

本題は、「話のオチ(主に日常会話のオチを指す)って、起承転結の結なの?それとも序破急の急なの?」であったわけだが、我々が人と話をする時には、いちいちその都度、きれいなストーリー構成を目指す必要はない。

もちろん、目指しても悪いことはないが、疲れるだろう。

したがって、ストーリー構成よりも、話すことの“目的”が達成されるか否かを考えるべきだろう。

「あの人の話にはオチがない」と言われる場合、これは、受け取り手側から見て、話し手側の目的が見えなかった、という意味なのだ。

上で述べてきたように、話のオチとは「転・結」だ、いや「急」なんだ、と言っても間違いではないが、厳密に言えば、話のオチとは目的の伝達、というわけである。

話の”目的”が達成されなかった場合、受け取り手側は、大抵、「……で?」と言う。

「その話、オチがないね」とはっきり言う場合もあるが、「……で?」が一番よく見られる反応だろう。

この「……で?」とは、「……で、どうしてそれを自分に話したの?」という意味だ。

「……で、結局何が言いたいの?」という意味の時もある。

いずれにしても、目的が不明なのである。

というわけで、いよいよ、本記事の最終結論に入る。

ここまで読んでくださった方なら、「……で、どうしてそれを自分に話したの?」という方はいますまい。(そう感じる人なら、ここまで読んでいないはず。)

「……で、結局何が言いたいの?」に備えなくてはならない。

 

最終結論

話のオチとは、「エピソード」を話す時なら、それをその相手に話す目的「自説」を話す時なら、それをその相手に話す目的のことである。

それが伝わりきらなかった時、いわゆる「オチがない状態」となるのである。

 

なお、前述したように、日常会話では、毎度きれいにオチをつけようと注意する必要はない。

それは、日常会話だと、相手との関係性やシチュエーションが明確な場合がほとんどだからだ。

そのため、いわゆる“たわいのない会話”でもまったく許される。

ただ、自分ばかりが喋らず、相手にも喋らせてあげるのが、会話の“マナー”である。

→「きれいに使って頂きありがとうございます」の効果

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