目次
【あなたの行動の特徴】
人のアラばかり目につく
「バッシャー」(=basher)とは、叩く人、攻撃する人といった意味です。
典型的な“バッシャータイプ”をひとつ、紹介しましょう。
彼女から見ても、裕福な家庭に育った彼は、きちんとした職業にも就いており、何の不足もない青年でした。
2人は4ヶ月後に結婚しましたが、まもなくして彼は、後悔しだします。
とは言え、彼には家族が必要だったので、離婚は考えず、我慢することにしました。
そして、惨めな毎日を続けて、30年。
これが、典型的なバッシャーです。
【恋人に対しては】
やかましく指図しがち
もうひとつ、今度は、晩婚のバッシャーを例にとって、“バッシャータイプ”の恋愛の傾向を紹介しましょう。
あるひとりのバッシャーは、38歳の現在も、結婚していません。これまで何人かの男性と交際してきましたが、そのすべてが惨めな終わり方をしたからです。
つい最近も、また1人、ボーイフレンドが去っていったばかり。
彼女は、いつでも彼に対して、横柄で侮辱的な態度をとり、自分の思い通りにならないと、怒るやら責めるやらで、手に負えないのです。
それに加えて、いつも彼に対して、もっとこういう風になったほうがいい、したほうがいい、だのと、押しつけがましく言ってくるのです。
さも、「自分は、彼よりも、誰よりも偉い」と、思い込んでいるようなのです……。
このように、バッシャータイプの女性は、ある意味で、(意地悪な人として、)キャラが立っているので、よく、映画やドラマ、漫画などにも出てきます。
バッシャーは、常に自分だけが正しく、他人は皆間違っていると思い込み、それを証明するために生きているような感じです。
威張り散らし、感情を激しく爆発させ、攻撃的で相手を侮辱し、批判し、責め、判定し、時には処罰をもするのです。
敵意に満ち、執念深く、周囲の人々は、どうやってそれを制したらいいか分かりません。
誰に対してもそういう態度を取るバッシャーもいれば、男性に対してだけ酷いバッシャーもいます。
あるいは、冒頭で紹介したように、結婚してから豹変するバッシャーもいます。
【あなたの結婚】
結婚夫婦の性生活は長く円満
バッシャーと付き合う方法は、2つに1つ。
「拒否して逃げる」か、「なだめるか」です。
夫としては、バッシャーの敵意に、直接立ち向かう男性は、まずいません。
戦うよりも、さっさと戦場から立ち去ってしまったほうが得策なのです。
いつまでも職場にいるとか、夜アルバイトをするとかで、なるべく家庭から遠ざかるようにします。
そのため、バッシャー妻は、ますます腹を立て、彼女の攻撃の度合いは強まりますが、夫もまた、ますます家庭に寄り付かなくなり、悪循環となります。
バッシャーと結婚した男性は、週末ごとに、人々が集まる社交の約束をしておくことが多いです。
なぜなら、妻は、他人の中だと、普段のバッシャー特有の行動は慎み、行儀よくしているからです。
そのようなバッシャーに惹かれるのは、基本、受動的で、親切で、優しい男性です。
また、保守的であることが多く、結婚は良くも悪くも、一生添い遂げるべきものと考えています。
あるいは、自分に男としての自信がなく、たとえバッシャーが相手でも、1人でいるよりはいい、と考えている男性もいます。
とにかく、家庭があったほうが、健全な人間として、世間に対して体裁が保てるというわけです。
バッシャーと関わる男性は、辛い生い立ちを背負っていることもあります。
幼い頃は、横暴な父親、あるいは母親に苦しめられ、結婚してからは、バッシャーに悩まされる、気の毒な男性です。
また、マゾヒストという場合もあるでしょう。
他にも、あえて、バッシャー妻という難問を抱えることで、自分自身の問題からは回避できる、といったメリット(?)を得る男性もいるようです。
そんな夫は、いつかは彼女が変わってくれて、すべてがうまくいくようになる、といった幻想を抱き続けています。
面白いことに、どんなに酷いバッシャーも、性的には夫を拒絶しません。
実は、夫が、バッシャー妻に対していつまでも性的魅力を感じているのは、セックス行為が、ある種、妻に対する攻撃的な意味合いを持っているからです。
この手に負えないバッシャーに言うことを聞かせる唯一の方法は、彼女を“手ごめ”にするしかないのです。
そんなバッシャーの多くは、自分が女性であることに懐疑的です。
心のどこかで、「男性のほうが強い力を持っている」と羨ましく思っています。
男性を攻撃するのも、彼の力を奪い取ってやろうという気持ちの表れなのです。
あるいは、どれくらい相手をやっつけられるか、自分を試す行動でもあります。
そのため、相手を負かせば負かすほど、彼女はますますバッシャーらしさを募らせていきます。
しかし、男性がそれに辛抱するのをきっぱりと拒絶すれば、彼女は案外、自分を抑えて、気持ちの捌け口をよそに求めるようになるものです。
【あなたの仕事・人間関係】
オフィスでは鼻つまみ者
通常、バッシャーは、仕事を持つことを嫌います。
働くことに、“侮辱”を感じるのです。
夫の収入が少なかったり、離婚したりで、自分が働かなければならなくなった場合は、なおさらその気持ちが強くなります。
バッシャーのそんな態度は、職場の人にも分かってしまい、好意は持たれません。
いつも人を批判ばかりして、感謝の気持ちは、まるで表さないないのだから、当然でしょう。
特に、バッシャーが上司になったりしたら、部下からは憎まれるだけです。
影では、いつもヒソヒソと、「口うるさくて、たまんないよ……」などと言われていることでしょう。
【母親になると】
子供たちは無気力に
「男性に対してだけバッシャーになる女性」は、基本、娘より、息子に対して、バッシャー的態度をとります。
「誰に対してもバッシャーである女性」は、娘にも、息子にも、同じようにひどい母親となります。
バッシャーの息子は、成長すると、母親とまったく違うタイプと言える、“あたたかく、面倒見の良い母親になりそうな女性”を見つけようとします。
また、生涯結婚しないとか、ホモセクシャルになるパターンもあります。
娘のほうはというと、母親の態度に押しつぶされ、何事にも対しても(たとえ、怒るのが当たり前の場合でも)、“怒りを表現できない人間”になってしまうことがあります。
【あなたの隠れた心理】
頼ることを恐れ、心に鎧
バッシャーは、気性が激しく、抑制がききません。
人を責めてばかりで、うまくいかないことは、何でも人のせいにします。
しかし、実は、内面的には、とてもおどおどした、非常に傷つきやすい女性です。
だからこそ、表向きは、強い態度で臨むのです。
彼女にとって、世の中とは、潜在的な敵ばかりが溢れた、敵意に満ちたところ。
こういう世界観を持っているために、彼女には、人の言うこと、やることは、すべて、侮辱、拒絶、無礼、攻撃といった“悪意”から出たことと受け取ります。
だから、反撃に出るか、自分から攻撃するかして、自己防衛しかないのです。
このようなバッシャータイプは、不幸な生い立ちを持つ女性が多いです。
暴力や口ゲンカが絶えなかったり、両親が子供に愛や関心を与えなかった家庭に育ったのです。
例えば、あるバッシャーは、暴力的な父親と、拒絶的な母親の、貧しい家庭に育ち、その上、若くして子供を死産するなどの経験をし、それ以来、
「自分はすべてにおいて見捨てられた存在なんだ……」
と思い込み、周囲に対して敵意で身を鎧うようになりました。
いつでも猜疑心の強いバッシャーですが、その特徴がさらに色濃く出るのは、男性とごく親しい間柄になってからです。
自分が誰かを必要とし、その人に頼りそうになると、バッシャーは、急に敵意を露わにし、相手を攻撃する態度に出ます。
これは、その男性にもまた捨てられるのではないか、拒絶されるのではないか、という恐怖に駆られるからなのです。
バッシャーは、自分が誰にも愛されない疎ましい存在だと感じています。
そのために、他人にも優しくできないのです。
密かに愛を求めているのに、優しさや、頼ることを恐れてしまうバッシャーは、人が楽しんでいると気に入りません。
自分でも気づかずに、人の幸せや喜びを妬んでしまうのです。
【より幸せになるには】
自分はバッシャーだと気づいたら変われる
もし、あなたが、自分はバッシャーだと気づいたら、もうすでに変わる準備はできています。
あなたはもっと人から愛され、人を愛する人間になれるはずです。
あなたの攻撃的な態度は、世間や周囲の人々に対する、潜在的な恐れが原因になっていることに気づきましょう。
そして、その恐れに対処するため、他人を攻撃したり、軽蔑するよりも、もっと建設的な方法をとることです。
あなたの抱える問題は、エクスプロイター型の女性と共通しているので、エクスプロイター型のページも、よかったら参照してみてください。
きっと、もっと充実した生き方ができるようになるはずです。
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