「バッシャー」タイプのあなたの恋愛心理は?

「バッシャー」タイプのあなたの恋愛心理は?

【あなたの行動の特徴】
人のアラばかり目につく

「バッシャー」(=basher)とは、叩く人、攻撃する人といった意味です。

典型的な“バッシャータイプ”をひとつ、紹介しましょう。

彼女は、53歳の魅力的な女性。夫と結婚してから、30年になります。

2人が知り合った頃、彼女は美しく頭の良い娘で、とても優しい女性でした。

彼女から見ても、裕福な家庭に育った彼は、きちんとした職業にも就いており、何の不足もない青年でした。

2人は4ヶ月後に結婚しましたが、まもなくして彼は、後悔しだします。

“可愛い娘”だった彼女は、どこかへ消えてしまい、彼のやる事なす事に文句をつけ、アラ探しをしては、ガミガミとうるさく言ってくるようになったのです。

小さなことにも、すぐカッとなります。

とは言え、彼には家族が必要だったので、離婚は考えず、我慢することにしました。

そして、惨めな毎日を続けて、30年。

夫婦は、3人の息子に恵まれましたが、絶え間ない母親の小言に反抗して、2人の息子は家を出て、寄り付かず、残る1人も、明日にも出てきかねない有様。

……これが、典型的なバッシャーです。

【恋人に対しては】
やかましく指図しがち

今度は、晩婚のバッシャーを例にとって、「バッシャータイプ」の恋愛の傾向を紹介します。

あるひとりのバッシャーは、38歳の現在も、結婚していません。

これまで何人かの男性と交際してきましたが、そのすべてが惨めな終わり方をしたからです。

つい最近も、また1人、ボーイフレンドが去っていったばかり。

彼女は、いつでも彼に対して、横柄で侮辱的な態度をとり、自分の思い通りにならないと、怒るやら責めるやらで、手に負えないのです。

それに加えて、いつも彼に対して、もっとこういう風になったほうがいい、したほうがいい、だのと、押しつけがましく言ってくるのです。

さも、自分は、彼よりも誰よりも偉いと、思い込んでいるようなのです。

ある意味で、(意地悪な人として、)キャラが立っているので、このようなタイプの女性は、よく、映画やドラマ、漫画などにも出てきます。

バッシャーは、常に自分だけが正しく、他人は皆間違っていると思い込み、それを証明するために生きているような感じです。

威張り散らし、感情を激しく爆発させ、攻撃的で相手を侮辱し、批判し、責め、判定し、時には処罰をもするのです。

敵意に満ち、執念深く、周囲の人々は、どうやってそれを制したらいいか分かりません。

誰に対してもそういう態度をとるバッシャーもいれば、男性に対してだけ、ひどいバッシャーもいます。

あるいは、冒頭で紹介したように、結婚してから豹変するバッシャーもいます。

【あなたの結婚】
結婚夫婦の性生活は長く円満

バッシャーと付き合う方法は、2つに1つ。

「拒否して逃げる」か、「なだめるか」です。

夫としては、バッシャーの敵意に、直接立ち向かう男性は、まずいません。

戦うよりも、さっさと戦場から立ち去ってしまったほうが得策なのです。

いつまでも職場にいるとか、夜アルバイトをするとかで、なるべく家庭から遠ざかるようにします。

そのため、バッシャー妻は、ますます腹を立て、彼女の攻撃の度合いは強まりますが、夫もまた、ますます家庭に寄り付かなくなり、悪循環となります。

バッシャーと結婚した男性は、週末ごとに、人々が集まる社交の約束をしておくことが多いです。

なぜなら、妻は、他人の中だと、普段のバッシャー特有の行動は慎み、行儀よくしているからだ。

そのようなバッシャーに惹かれるのは、基本、受動的で、親切で、優しい男性です。

また、保守的であることが多く、結婚は良くも悪くも、一生添い遂げるべきものと考えています。

あるいは、自分に男としての自信がなく、たとえバッシャーが相手でも、1人でいるよりはいい、と考えている男性もいます。

とにかく、家庭があったほうが、健全な人間として、世間に対して体裁が保てるというわけです。

バッシャーと関わる男性は、辛い生い立ちを背負っていることもあります。

幼い頃は、横暴な父親、あるいは母親に苦しめられ、結婚してからは、バッシャーに悩まされる、気の毒な男性です。

また、マゾヒストという場合もあるでしょう。

他にも、あえて、バッシャー妻という難問を抱えることで、自分自身の問題からは回避できる、といったメリット(?)を得る男性もいるようです。

そんな夫は、いつかは彼女が変わってくれて、すべてがうまくいくようになる、といった幻想を抱き続けています。

面白いことに、どんなに酷いバッシャーも、性的には夫を拒絶しません。

実は、夫にとって、バッシャー妻のことに対していつまでも性的魅力を感じているのは、彼のセックス行為が一種、攻撃的なものだからです。

この手に負えないバッシャーに言うことを聞かせる唯一の方法は、彼女を“手ごめ”にするしかないのです。

そんなバッシャーの多くは、自分が女性であることに懐疑的です。

心のどこかで、「男性のほうが強い力を持っている」と羨ましく思っています。

男性を攻撃するのも、彼の力を奪い取ってやろうという気持ちの表れなのです。

あるいは、どれくらい相手をやっつけられるか、自分を試す行動でもあります。

そのため、相手を負かせば負かすほど、彼女はますますバッシャーらしさを募らせていきます。

しかし、男性がそれに辛抱するのをきっぱりと拒絶すれば、彼女は案外、自分を抑えて、気持ちの捌け口をよそに求めるようになるものです。

【あなたの仕事・人間関係】
オフィスでは鼻つまみ者

一般に、バッシャーは、仕事を持つことを嫌います。

働くことに、“侮辱”を感じるのです。

離婚や、夫の収入が少ないために、自分が働かなければならなくなった場合は、なおさらその気持ちが強くなります。

バッシャーのこんな態度は、職場の人にも分かってしまい、好意は持たれません。

いつも人を批判ばかりして、感謝の気持ちは、まるで表さないないのだから、当然でしょう。

特に、バッシャーが上司になったりしたら、部下からは憎まれるだけです。

影では、いつもヒソヒソと言われています、「いちいち口うるさくて、たまんないよ……」と。

【母親になると】
子供たちは無気力に

男性に対してだけバッシャーになる女性は、基本、娘より、息子に対して、バッシャー的態度をとります。

誰に対してもバッシャーである場合は、娘にも、息子にも、同じようにひどい母親となります。

バッシャーの息子は、成長すると、母親とまったく違うタイプと言える、“あたたかく、面倒見の良い母親になりそうな女性”を見つけようとします。

また、生涯結婚しないとか、ホモセクシャルになるパターンもあります。

娘のほうはというと、母親の態度に押しつぶされ、何事にも対しても(たとえ、怒るのが当たり前の場合でも)、“怒りを表現できない人間”になってしまうことがあります。

【あなたの隠れた心理】
頼ることを恐れ、心に鎧

バッシャーは、気性が激しく、抑制がききません。

人を責めてばかりで、うまくいかないことは、何でも人のせいにします。

しかし、実は、内面的には、とてもおどおどした、非常に傷つきやすい女性です。

だからこそ、表向きは、強い態度で臨むのです。

彼女にとって、世の中とは、潜在的な敵ばかりが溢れた、敵意に満ちたところ。

こういう世界観を持っているために、彼女には、人の言うこと、やることは、すべて、侮辱、拒絶、無礼、攻撃といった“悪意”から出たことと受け取ります。

だから、反撃に出るか、自分から攻撃するかして、自己防衛しかないのです。

このようなバッシャータイプは、不幸な生い立ちを持つ女性が多いです。

暴力や口ゲンカが絶えなかったり、両親が子供に愛や関心を与えなかった家庭に育ったのです。

例えば、あるバッシャーは、暴力的な父親と、拒絶的な母親の、貧しい家庭に育ち、その上、若くして子供を死産するなどの経験をし、それ以来、

「自分はすべてにおいて見捨てられた存在なんだ……」

と思い込み、周囲に対して敵意で身を鎧うようになりました。

いつでも猜疑心の強いバッシャーですが、その特徴がさらに色濃く出るのは、男性とごく親しい間柄になってからです。

自分が誰かを必要とし、その人に頼りそうになると、バッシャーは、急に敵意を露わにし、相手を攻撃する態度に出ます。

これはその男性にもまた捨てられるのではないか、拒絶されるのではないか、という恐怖に駆られるからなのです。

バッシャーは、自分が誰にも愛されない疎ましい存在だと感じています。

そのために、他人にも優しくできないのです。

密かに愛を求めているのに、優しさや、頼ることを恐れてしまうバッシャーは、人が楽しんでいると気に入りません。

自分でも気づかずに、人の幸せや喜びを妬んでしまうのです。

【より幸せになるには】
自分はバッシャーだと気づいたら変われる

もし、あなたが、自分はバッシャーだと、気づいたら、そして、「私は苦痛を人に分配しているんです」と言えるのなら、もうすでに、変わる準備ができています。

あなたはもっと人から愛され、人を愛する人間になれるはずです。

あなたの攻撃的な態度は、世間や周囲の人々に対する、潜在的な恐れが原因になっていることに気づきましょう。

そして、その恐れに対処するため、他人を攻撃したり、軽蔑するよりも、もっと建設的な方法をとることです。

あなたの抱える問題は、エクスプロイター型の女性と共通しているので、エクスプロイター型のページも、よかったら参照してみてください。

きっと、もっと充実した生き方ができるようになるはずです。