目次
【あなたの行動の特徴】
「あなた好みに変わりたい!」
カメレオンとは、環境によって体の色を鮮やかに変える、あのトカゲ属です。
女の世界でカメレオンと言えば、その時夢中になっている男性によって価値観や興味をすっかり変えてしまう人のこと。
例えば、飛行機恐怖症だったカメレオンは、パイロットの恋人ができた途端に、飛行機大好き人間になったりしますし、
インドア派だったはずなのに、山男と結婚し、すっかり山ガールになったかと思えば、離婚して今度はヨガインストラクターと再婚し、瞑想やヒーリングミュージックに熱中したりします。
要するに、カメレオンとは、一個の人間としての自分、という自覚が足りないタイプです。
自分は何なのか、何に関心を持っているのか、まるで自覚していません。
カメレオンは、何から何まで男に従属してしまいます。
生活に男性が入ってきてはじめて、自分の言うべきこと、考え方、生活様式が決まります。
それはつまり、その男性の物真似に過ぎません。
すべての意思決定は、男性にお任せなのです。
ですが、いかに受動的なカメレオンでも、こと男性にかけては、決して人任せにはしません。
選ばれればどんな男性にも付き従うわけではなく、自分から相手を選びます。
そんな彼女たちのお好みは、社会的地位と経済的安定のある、パワフルな男性です。
強くてたくましい男性だけが、カメレオン女性のハートを射ることができるのです。
なぜかといえば、カメレオンは自分が弱くて、ぼんやりした存在であると自覚しているからです。
弱々しい男は、自分の不安定さを鏡に映して見せつけられているようで嫌なのです。
カメレオンは、直属の上司、オフィスの重役、成功した実業家、会社のトップなど、いずれもお金があって有名な男性に走り、自分よりもかなり年上の男性を関係を結ぶことが多いです。
それに、カメレオンは、基本、女性としてとても魅力的ですから、男性を惹きつけるのに、苦労はいりません。
持ち前の美しさにさらに磨きをかけることも忘れず、肌の手入れやダイエットにも努力します。
時には、ひどく子供っぽい雰囲気で迫ることもあります。
また、服装は、あまり冒険せず、いたって控えめな印象の「コンサバ(保守)系」です。
【恋人に対しては】
人物よりも権力になびく傾向
カメレオンにとっては、結婚こそ最後のゴールですが、中には結婚をそれほど重要視しない女性もいます。
大切なのは、男性にくっついていること。
結婚できればそれに越したことはないですが、状況が許さないのであれば、仕方がないと受け入れます。
カメレオンの中には、長い間、自分の上司の愛人に甘んじ、自分の従順さをまんまとボスに利用されている女性が多いです。
彼は、自分が会いたい時だけ彼女を誘い、彼女がそれに大人しく従うことを見抜いています。
彼女にとっては、上司の力と結びついていること、それが精神を安定させてくれるのです。
しかし、長年そういう立場に甘んじていたあげく、歳をとって捨てられ、上司はもっと若くて新鮮な女子社員に鞍替え、ということも少なくありません。
20年も経ってから突然捨てられれれば、女は誰だって落ち込んでしまうものですが、カメレオンにとっては、それこそ、天と地がひっくり返るような大異変です。
何しろ彼女は、男性がいなければ自分という人間だ成り立たないのですから、この世を一人で生きていくなんて怖くて怖くてたまりません。
次の男性が現れるまでは、正気を失うほどの不安におののくことになります。
ただし、相手の男性が、解雇されるとか、財政的困難に陥るとか、病気で倒れるとかで、カメレオンにとって最大の魅力であった“権力”を失ったときは、彼女はさっさと別れます。
これは、カメレオンが、自分から男性から別れる唯一の場合です。
昨日まで尊敬し、憧れていた男性が、ある日、突然、威光を失い、つまらない“ただの人”になってしまうわけです。
その瞬間、忠実な奴隷であった彼女は、クルリと背を向けます。
いい時には、しっかりくっついていたのに、相手に苦境が訪れると、あっさり去ってしまうのです。
失意の男に慰めの言葉をかけつつも、目は鋭く、代わりの男性を物色しています。
こうしたカメレオンは、男性が財政上の安定を誇っている限りは、たとえ虐待されても、ひたすら耐え忍びます。
カメレオンが、暴君と結婚してしまうのもよくある話ですが、相手から自分の欲しいものを得ているうちは、多少の虐待にも耐えて、従属しています。
経済的安定が保証される限りは、多少の性倒錯(異常性愛)にだって耐えるし、暴力、変態、軽犯罪、明白な浮気の証拠までも、見て見ぬふりをします。
彼女は、ケチ以外は何でも我慢できるでしょう。
ケチな男性は、彼女がまさに欲しっている“力”を、出し惜しみしているのだから、これには我慢できないというわけです。
【あなたの結婚】
劣等感の強い男性を惹きつける
カメレオンタイプの女性は、よく、「女性に対して、潜在的に大きな怒りを持っている男性」を惹きつけることがあります。
こういう男性は、自立した女性に対し、口ではいいことを言いますが、心の中では、自分が支配できる女性を求めているのです。
たとえば、無意識下では、こんなふうにつぶやいています。
「オレが欲しいのは、何から何までオレの言う通りになる女。いつでも、じっとオレを待ち、けっして、つべこべと小うるさいことを言わず、反抗もしない女こそ最高だ。もし、オレの女がそんなことをしたら、ひっぱたいてやる!」
カメレオンは、この種の男の機嫌を損ねるようなことはしません。
何でも言いつけ通りにし、怒らせてしまうようなこともないので、2人の間では、彼は女性に好意的な人だと思い込んでしまっています。
(けっしてそんなわけではないのですが……。)
また、カメレオンのほうに惹かれる男性には、リトル・ガールの場合と同様、レスキュー・ファンタジー(人助けをして陶酔感を得たがる性質)が強い場合が多いです。
自分に対して憧れている、か弱い弱い女性の面倒をみることで、自分自身を頼もしく感じるのです。
そんなカメレオンの相手となる男性は、大抵決まって、「仕事こそ人生の伴侶!」というタイプ。
彼らは、仕事一本やりで、成功への野心が大きいだけに、無節操な面もあります。
人間関係を結ぶのが下手で、人と緊密に親しくなることはありません。
女性の話をするのでも、語るという感じでなく、何でも一方的に決めつけるだけです。
それでもカメレオンは、そんな彼の言うことなら、何でも熱心に聞いています。
全身全霊で仕事に打ち込む彼に対して、彼女は、一緒にいる時間が少ないと嘆いたり、「もっと私を見て」などと関心を要求したりはしません。
いつも忙しい彼には、自分を合わせていくしかないのです。
突然、メールや電話があっても、文句も言わず、言われる通りにします。
そのため、カメレオンタイプの女性には、自分のプランや約束を作りたがらない女性が多いです。
女友達との約束を男性とのデートですっぽかすのも、このタイプの女性です。
もちろん、たまには、愛情を確認できる何かを与えて欲しいと思っています。
でも、それさえあれば、カメレオンは、他のことは一切要求しません。
一人で放っておいたって大丈夫だし、寂しければペットも飼えるし、友達だっています。
知的な女性なら、何かそういう方面に刺激を求めるでしょう。
しかし、そういったすべての活動は、いわばオマケのようなもので、一番大事なものは、何と言っても、男性その人です。
また、カメレオンは、セックスそのものには関心がないほうです。
これも、クライマックスに達することで、男性から大切なもの“力”の泉を奪ってしまうのではないかと恐れるためです。
(そうなったら彼女が必要なものを与えられなくなってしまうという錯覚を抱いているのです。)
それに、もともと、カメレオンは、男性を喜ばせようとするあまり、自分自身には無頓着です。
しかも、男性に対して、どうしても自己主張できない性質なので、自分が感じる性的喜びを相手に話したり、伝えたりできないのです。
カメレオンの夫を浮気へ駆り立てるのは、妻の受け身で言いなりの態度が、肉体的に彼を興奮させてくれないからです。
ただし、浮気をしたとしても、一時的で、結局は、妻のところへ戻ってきます。
他の女性たちは、自分の主張や要求を持っていて、とても妻のようには自由にコントロールできないのです。
カメレオンの結婚する男性は、本当に力を持っているということもありますが、自信がない男性の場合もあります。
彼らは、彼女の目に映る自分の輝かしいイメージに自信をつけられ、安心するのです。
時には、肉体や容貌にまったく自信がない男性の場合もありますが、カメレオンにとっては、社会的地位だけが重要なのだから、たとえ、背が低かろうが肌が汚かろうが、マナーが最低であろうが構いません。
むしろ、そんな男性こそ、カメレオンにはうってつけなのです。
そんな不足など意に介さず、尊敬の眼差しを向けます。
そんな自分の妻を、カメレオンの夫は自慢に思い、まるで何かの賞で獲得した商品のように連れて歩き、他人に見せびらかすことを好みます。
【あなたの仕事・人間関係】
内助の功で力を発揮
カメレオンは、根本的に、キャリアウーマンのタイプではありません。
キャリアで成功していくには、ある程度の自己主張と、競争に互していくだけの力がなければいけませんが、それがいずれもカメレオンには欠けているのです。
たとえ、働く必要があっても、彼女は仕事を重要視しません。
そんなカメレオンは、結婚すると、さっさと職場を去ります。
ただし、内助の功で夫の仕事に協力する場合は、抜群に力を発揮します。
夫の事業について、徹底的に勉強して、その分野の陰のエキスパートになることもあります。
これもひとえに、夫を助けたい一心からで、けっして自分が輝くためではありません。
また、カメレオンと他の女性たちとの付き合いは、相手の誕生日などは忘れないなど、礼儀正しく、社交上はそつがないのですが、極めて表面的です。
女同士の友情は、カメレオンにとっては、いつも二の次で、自分の夫や恋人が忙しくて、留守の時だけ、女性との約束をします。
そして、もし友達が美しければ、自分の夫や恋人にはなるべく会わせないし、自宅に招待したり、ダブルデートをしたりするようなこともありません。
カメレオンは、外の世界に対しては、物分かりがよく柔軟なのですが、いくらか退屈です。
なぜなら、男性に敬意を払って、あまり口を開かないのです。
そこには、沈黙を守っていれば、自分の生きる姿勢や見識がいかに幼いかを知られずに済むという意図もあります。
外部の人間には、ガードが堅く、一緒にいても無味乾燥で、ちっとも面白くないということになります。
このようなカメレオンは、上手に歳を重ねていきますが、ストレスがないわけではありません。
男性が自分に“力”を与えてくれるのは、自分の若さと美しさがあってのことだと思い、容姿には十分気を遣い、老化防止に努めます。
歳をとるにつれて、カメレオンは、若い頃のように、男性に理想像を求める性癖から脱して、より実際的になっていきます。
たとえば、男性の職業でも、ただ単に社会的地位があるというのでなく、ただ、お金持ちでありさえすればいい、といった風にだんだん変わってくるのです。
いずれにしても、カメレオンは、男性のそばにいさえすれば、老後も楽に生きられるでしょう。
【母親になると】
息子に対しては期待過剰
カメレオンタイプの女性は、比較的よい母親になります。
子供の数は1人か2人に絞って愛情を注ぎ、育児に専念します。
子供のやっていることに一緒になって興味を持ち、例えば、音楽の才能のある息子を持った場合、自分も一緒にピアノのレッスンに通ったりするでしょう。
特に、カメレオンは、息子を理想化するクセがあります。
これは夫に対するのと同じで、彼女の目には、息子が悪いところなどあるはずがないと映るのです。
娘に対してもやさしいですが、息子に対するほどには重要視しません。
娘には、男に従属することが女の役割だと強調して教えるので、この世にもう一人新しいカメレオンをつくることになります。
カメレオンとその娘との関係は、2人して頼りなげでみじめな姉妹といった感じで、母と娘の関係には見えません。
互いに頼り合い、それぞれの困難を分かち合います。
特にどちらか片方、または両方に、頼るべき男性がいないと、2人の不安はいっそう募るのです。
なお、そんなカメレオンは、年配の男性と若くして結婚することが多いので、早く夫を亡くしがちです。
【あなたの隠れた心理】
女は無力と心に刻まれ……
カメレオンは、“力のある父親”を持っていることが普通です。
幼い頃から、彼女は、“憧れのパパ”に振り向いてもらいたい一心でしたが、かわいそうにそんな父親は、彼女のことなど冷たく無視するか、拒否するばかりでした。
それでも、父親の姿を求めて、力のある男性に惹かれ、その愛と関心を得ることで、昔の傷を癒そうとするのです。
対照的に、カメレオンは、母親にはほとんど興味がありません。
母親や弱々しく依存的で、常に受け身で、父親の情にすがって生きている感じに見えるからです。
ところが、カメレオンは、どんなに努力しているつもりでも、そんな母親と同じ生き方を辿ってしまいます。
女性は、たとえ母親になっても弱い存在で、力というものは、男性にだけ備わっているもの、女性にはけっして手が届かない……と考えてしまうのです。
そのため、女性として力を持つためには、力のある男性と結びつかなくてはダメなのです。
力のある男性と一緒なら、人生のあらゆる艱難辛苦も乗り越えられるはず、と。
そしてカメレオンは、そういう男性の奴隷と化すしか、関係を結ぶ手立てを知りません。
自分の希望や欲求は二の次、その男性の言うことなら何でもOKで、たとえそれが自分の好みと合わないもの場合でも、受け入れてしまいます。
それまで、マイルドな食事しか好まなかったカメレオンでも、ひとたびメキシコ料理が好きなボーイフレンドができると、陰でこっそり顔をしかめながらも、刺激の強いチリや唐辛子を使った料理を一生懸命つくったりします。
将来、胃腸の弱いボーイフレンドができれば、またマイルドな食べ物に戻るでしょう。
それと同じように、カメレオンは、自分が好きだったものもプッツリ断つことができます。
どれだけお酒大好きであっても、意中の男性が下戸であったりすれば、ワインもビールもプッツリとやめてしまいます。
カメレオンは、こうして相手を喜ばせようとする、一見けなげな努力の裏で、男性には決して見えない心の傷を抱えています。
実は、彼女は、いつも内心でハラハラしどおしなのです。
自分が相手に気に入ってもらっているかどうか、常に相手の男性の反応をうかがい、心配しています。
相手が少しでも不快の様子を示せば、その時、彼女は絶望のどん底に落ちてしまいます。
父親に冷たくされ、構ってもらえなかった昔の傷が、うずいてくるのです。
【より幸せになるには】
時にはノーと言ってみる
カメレオンは、男性の陰になって生きるタイプですが、長所もそれなりにたくさんあります。
まず、カメレオンは、多くの場合、忠実で献身的な妻であると同時に、気配りの行き届いた愛情豊かな母親です。
そのため、力のある男性との結婚は、とてもうまくいきます。
しかし、もしあなたがカメレオンタイプで、現在の生き方は、自分を欺いているんじゃないかと気づいたら、行動を起こすべきです。
あなたはもっとエキサイティングで、自信に満ちた女性になれるはずなのです。
第一に、手始めとして、“セルフイメージ”をよく見つめてみるといいでしょう。
自分をか弱い頼りない女だと思っているかも知れませんが、今まで見過ごしていたあなたの強さや、独立心に目を向け、あなた自身を再評価する時がきているかも知れません。
きっと、あなたは、家事も手際良く、上手にやるでしょう。
家の中はいつもゴチャゴチャ、家事も混乱状態という主婦が多い中で、あなたはその実力を誇るべきです。
それに、夫の助けになるとあらば、彼のビジネスにだって突進していけるのだから、そのエネルギーを、今度は自分のために向けてみてはいかがでしょうか?
それは例えば、まったく男性と関係のない習い事をしたり、活動に参加したり、といったことです。
男性とは離れたところで得た知識が、1人の人間として、あなたをより強くしてくれるはずです。
第二に、あなたは、もっと口を開くように努力して、相手にあなたのための何かを頼んでみるといいでしょう。
はじめは週に2回くらい、夫や恋人にそっと頼んでみるのです。
そうしたからといって、彼を失うことにはならないことが分かるでしょう。
その頼みが彼を喜ばせるかどうかなんて考えなくて大丈夫。
小さなことから頼んでいくようにすれば、失敗する心配もいりません。
あなたがなすべきことは、“一個の独立した人格としての自分”をきちんと築き上げることです。
そのためには、人からの借り物でない自分の意見をはっきりと表現すべきです。
それがちゃんとした“あなたの意見”でさえあれば、内容自体は、肯定的でも否定的でも構いません、
そうすれば、だんだんと、時には夫にも「ノー」と言えるようになってくるでしょう。
何も不機嫌な言い方で「ノー」と言いなさいというのではありません。
静かに「ノー」と言うのです。
心配なうちは、あまり重要ではないことから、始めていくといいでしょう。
例えば、台所仕事をやってる最中に、茶碗を出して「おかわり」と求められたら、「今、ちょっと手が離せないの」と断ってみるのです。
自分で考え、自分のためにも行動し、そして、自分の意見を持つ。
そうしているうちに、男性から離れた1人の人間としてのあなたを、きっと自分でも大好きになって、尊敬もできるようになります。
すると、周囲の人々も、「あの、大人しくて、人のいい◯◯という奥さん」という態度でなく、もっと誠意を持って、あなたに接してくれるに違いありません。
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