目次
【あなたの行動の特徴】
人のものばかり欲しくなる
一生のうち、1度か2度、妻子持ちの男性と恋をしてしまう独身女性は、大勢います。
しかし、そのうち、みんな分かってくるものです。
週末や休日には会うこともできないし、好きな時に電話もかけられないし、会う時はいつも人目を避けなくてはいけないし、結局どこまでいっても、彼の中では常に自分は“第二の女”、……これじゃ割に合わない、と。
そのように、ほとんどの女性は、妻子持ちの男には懲りて、次からは独身男性に狙いを絞るのです。
ところが、“マリッドマン・マグネット”タイプはそうではありません。
(ちなみに「マリッドマン・マグネット」とは、既婚者を吸い寄せる、という意味です。)
マリッドマン・マグネットは、妻子ある男との恋に何度破れても、また、妻子ある男を選びます。
自身は、「独身でいい男に会えないだけ。いい男なんてみんな結婚しちゃってるんだもの」と言い張っていますが、それは自分をごまかしているに過ぎません。
彼女は、妻子ある男性を好む女性なのです。
それは、“すでに人のものである男性こそ”、彼女の目的を叶えてくれるからです。
【恋人に対しては】
甘い夢と空想に生きる
このマリッドマン・マグネットタイプも、ラブ・ハンタータイプと同様、無意識のうちに男性と親密な関係を結ぶことを恐れています。
「本当はもっと親密な関係を望んでいるんだけど、あなたには奥さんがいるでしょう?」と口では言うものの、結婚している男性と付き合うことを選んでいるのは、いつだって彼女自身。
そして、そういう自分の心のメカニズムに、自分ではまったく気付いていません。
彼女が、既婚男性に惹かれるもう一つの理由として、“甘い幻想”を抱いているからということもあります。
「いつか彼は、奥さんと別れてくれるのではないか?」という甘い夢と空想が、彼女の生活を生き生きとさせているのです。
この幻想の正体は、実は、他の女性と同様に、深く関わり合う男女関係を求めてもいる、ということを証明しています。
また、この幻想は、他の女性に対して劣等感を持っている彼女に、
「彼は奥さんを裏切って私と会っているんだから、つまり、私のほうが本当は素晴らしい女とも言えるのよ」
という自信を与えてもくれます。
しかし、もちろん、彼女の幻想がそのまま実現することは、滅多にありません。
奥さんと離婚した彼は、彼女と末永く幸せに暮らしました……なんていう結末には、けっしてならないのです。
例えば、そんなマリッドマン・マグネットによくあるケースは、こうです。
2人の関係において障害となっている奥さんがいる間は、自立した女性として彼と付き合っていたマリッドマン・マグネット。
しかし、いったん奥さんを追い出してしまうと、彼女自身が、今度は、彼の前夫人そのままの立場になっていきます。
……どういうことかというと、いざ彼を手に入れたマリッドマン・マグネットは、もう頭の中は、夫のことで埋め尽くされます。
そのうち、それまで自分が熱中して興味を持ってやっていたことをやめてしまい、彼にしがみつくだけの(魅力の少ない)女性になってしまうのです。
こうなってしまうと、彼のほうでは、再び離婚するか、あきらめ顔でなるべく家庭からは遠ざかるかのどちらかです……。
【あなたの結婚】
胸中は意外と純情
もっとも、ほとんどのマリッドマン・マグネットは、結婚しません。
一生、既婚男性を渡り歩くのが普通です。
けっして、真のふれあいは得ることなく、少しばかりの友情と、少しばかりの親密さと、少しばかりのセックスを楽しみながら、「十分な自由」と、「1人で好き勝手に過ごせる時間」だけは確保し続けるのです。
これは、彼女にとっては、彼女自身が意識している以上に、大切なものです。
ですが、彼女の胸中は、意外に純情。
実際、一生懸命尽くすし、会えない時もひたすら彼のことを思いますし、いつも、一緒に過ごせる時間が限られていることを嘆いています。
しかし、皮肉にも、男性のほうは、その気持ちに正面から応えようとはしていません。
彼にとっては、マリッドマン・マグネットのようなガールフレンドは、あくまでも、週に1度か2度、軽い気持ちで会える、単なる遊び相手なのです。
彼の心情を言葉にすると、ちょうどこんな感じです。
「妻と子供はとにかく大事にしてるよ。でも、時にはちょっと軽い気持ちで無責任に遊んでみたいよね。もし妻にバレたら、『彼女は別にどうっていうことはないんだよ』と言えばいいし。」
それなのに、マリッドマン・マグネットの心情はこんな感じです。
「彼が真剣だってこと分かってるの。一緒にいると楽しいし、彼も、『もっと一緒にいられるといいね』っていつも言ってる。私のこと、本当に心から愛してるのよね。」
悲しいことに、浮気にうつつを抜かす男性は、たいてい、女性よりはずっと現実的な考え方をしているものです……。
そんなマリッドマン・マグネットは、時として、男性に圧力をかけることもあります。
実際に、彼の奥さんを追い出させようと試みるのです。
しつこく強硬に粘って、相手の結婚を破壊しようとします。
すると、男性のほうでも、「彼女とはあまりに深く関わってしまったし、残りの人生は、こっちの女性と暮らそうかな」と決意します。
そして、妻子を捨てたが最後、その瞬間、すべては終わるのです。
彼女の、彼への気持ちが変わってしまうのです。
マリッドマン・マグネットは、今まで気が付かなかった彼の欠点を見つけ出し、嫌になります。
これは、男性が悪いのではありません。
2人の関係がより確固とした永久的なものになろうとすると、彼女は無意識にそれを拒絶するのです。
これぞ、マリッドマン・マグネットタイプの特徴です。
そんなマリッドマン・マグネットタイプの中には、次から次へと男性を誘惑しては、相手の家庭を破壊し、ポイと捨てることを、何度も繰り返す人もいます。
【あなたの仕事・人間関係】
同性の友達を大事にする
マリッドマン・マグネットは、男性の相手とは別に、安定して永続する“友人”との生活が、絶対に必要です。
彼女たちのほとんどは、とても親しい間柄の同性の友人を持っています。
一緒に食事に出たり、映画や芝居にも行ったりし、自分の現在進行形の困難なロマンスの成り行きを、じっと聞いてくれる存在が欠かせないのです。
また、マリッドマン・マグネットは、仕事で成功している女性が多いです。
自活でき、しかも仕事に打ち込む時間もたっぷりあるのです。
【あなたの隠れた心理】
“第一の女”になるのが怖い?
マリッドマン・マグネットが、男性との親密な関係を恐れるのは、父親との関係に問題があったからです。
妻子ある男性に惹かれるタイプの女性は、父親に憧れ、その関心と愛情を切望していたにもかかわらず、母親の存在があるために、自分が“第一の女”になれなかったと感じています。
そして、大人になっても同じパターンを繰り返してしまうのです。
つまり、父親からの“父離れ”が出来ていない女性ということ。
妻子ある男性は他の人のもの、言うなればそれは、「父親」も同然……というわけです。
彼女は、実は、“第一の女”になるのが、怖いのです。
なぜなら、それには、「責任」と「拘束」がついて回るからです。
あるいは、別の理由で、親密な関係を結ぶことを嫌うマリッドマン・マグネットもいます。
それは、自分の母親が、不幸な結婚にとらわれたまま人生に絶望し、ケンカの絶えない生活を送っているのを、見て育った女性です。
彼女は、「母親の二の舞にだけはなりたくない」と無意識のうちに感じていて、男女関係における“最後のところ”まで関わっていこうとしないのです。
【あなたがより幸せになるには】
自分の繰り返す行動パターンに気づくこと
もし、あなたが、マリッドマン・マグネットタイプだと分かったら、あなたが既婚男性ばかりを選ぶのは、深く関わり合うことを恐れてのことだと、気づくことが大切です。
結婚しない生き方を選ぶのは、罪ではありません。
一人で生き、しかも満足のいく生活を送ることができます。
しかし、あなたが、本当は、深いふれあいを求めているのだったら、真実を見つめなければなりません。
自分の前に立ちふさがっている障害は、「恋しい相手がいつも既婚者だからだ」と思っているとしたら、それは単なる錯覚であると知らなければなりません。
「いつか別れが妻を捨てるのでは?」という甘い幻想は捨てて、その代わりに、“何があなたに永続する親密な男女関係を回避させているのか?”を探りださなければなりません。
あなたの過去を、よ〜く振り返ってみてください。
・両親の結婚は、不幸で苦痛に満ちたものではありませんでしたか?
・あなたは、その二の舞を演じたくないと思っているのではありませんか?
・人と深く関わり合うことは、自分らしさがなくなったり、相手に飲み込まれることだと思っているのではありませんか?
・あなたの両親が、互いに冷たく疎遠であったために、どうやったら人と親密さが持てるのか、あなたには分からないのではありませんか?
もし、今後、誰かと親しくなり始めたら、自分の心の中をよく観察して、分析してみましょう。
本来、あなたが求めているものは、他の女性とまったく同じなのです。
自分が繰り返す行動パターンに気がつけば、これまでのように、もう妻子ある男を選ばなくなり、あなたはきっと、自分の人生を変えることができるでしょう。
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