目次
【あなたの行動の特徴】
完璧を目指していつもあくせく
現代では、バリバリ働きながら、家事や子育てもしっかりこなし、幸せな結婚生活を送る女性が増えています。
しかもそれを、誰の助けも借りず、どれもできる限りハイレベルで達成しようとする、“スーパー・ウーマン”とでも言うべき女性たちがいます。
彼女たちは、女性に与えられた役割を、旧来のものも含めて、すべて一人で背負おうとしているのです。
そんなスーパーウーマンの、自己に対する要求は、やや度が過ぎているため、周囲の人々に、「人って、そんなに頑張れるものなんだ。それに比べて私なんて……」と、劣等感と罪悪感を持たせてしまいます。
そのため、時として、スーパーウーマンは、他の女性たちから疎まれます。
そして、そのスーパーウーマンの中でも、一番強烈なのが、“マシーン(機械)タイプ”です。
マシーンに属する女性たちは、みな基本、「完全主義者」です。
例えば、典型的なマシーンタイプの女性とは、こんな感じ。
仕事ぶりは抜群。彼女の報告書はいつも期限通りに提出され、細心の注意を払って書かれ、説得力があり、しかも読みやすい。
机の上もいつもきちんとして、一日中、電話の応対、メール作成、会議と飛び回り、退社時にも疲れ知らず。
コーヒーブレイクも、昼休みも、彼女には必要なく、栄養を取るために仕方なく、サンドイッチをかじります。
家庭でも、オフィスと同じで、洗濯物はきれいに畳まれ、家具には埃一つなく、食事もいつもフルコース並みで栄養満点。
――そんな、マシーンの唯一の悩みは、1日が24時間しかないことです。
【恋人に対しては】
自分と同じ野心家にしたい
このようなマシーンタイプは、比較的、若いうちに結婚することが多いです。
高校や大学1年生の時に出会った男性と結ばれることが、よくあります。
学生結婚でうまい具合にバースコントロールをし、試験のちょうど合間に子供を出産、といったケースもあります。
ほとんどのマシーンは、自分と同じように、野心家で、キャリアに没頭するタイプの“男性版マシーン”と結婚します。
2人の家庭は、明日の活動のための、一種の“燃料補給基地”みたいなものです。
食べるため、寝るためだけのもので、ゆっくりとくつろぎ、団らんを楽しむためのものではありません。
結婚当初は、権威主義的でも、目的遂行型人間でもなかった男性が、マシーンと暮らすうちに、だんだん染まっていくことがよくあります。
【あなたの結婚】
恋も結婚も計画的
マシーンとの愛情を保っていくには、男性は、必死の覚悟で、“成功者”にならなければいけません。
マシーン自身も、相手を間違えると、大変です。
例えば、広告関係とかテレビ局などの、クリエイティブな業種の仕事に就いている男性と一緒になると、いつか彼のほうで、機械的な彼女に嫌気が差してくるはずです。
彼らは、もっとリラックスした笑いのある生活がしたいのに、ロボットのような彼女とは、それが叶わないのです。
しかし、どんな場合も、マシーンは、2人の関係を破壊しているのが、まさか自分であるなどとは、思いもしません。
自分の“チェックリスト”に照合して、
「自分は妻としても、母親としても、職業人としても、有能で完璧にやりこなしている。だからこの破綻も、責任は彼のほうにあるに違いない」
と考えるのです。
もし、こんなマシーンタイプが、新しい夫を探さなくてはならなくなったら、相当に綿密な計画を立てて、婚活を行うでしょう。
男性と出会えそうな方法リストにして、その一つひとつを実行していき、会う男性ごとに、自分のチェックリストで評価していきます。
背の高さはどうか、職業は適正かどうか、身体的障害はないかどうか、など、男性の人間性ではなく、適切な“資格”を持っているかどうかで選ぶことでしょう。
【あなたの仕事・人間関係】
有能だが人の心が分からない
マシーンの生活は、何事にもリストを作り、きっちりと、しかも緻密に練られたスケジュールに従って、動いていきます。
彼女たちは、妻か、母親か、職業人か、そのどれか1つだけをやるというわけにはいきません。
現代女性にできることは全部網羅していなければ、気が済まないのです。
それらをすべてやる、しかもどれもハイレベルにやってのけること、それが、彼女たちの価値観なのです。
彼女にとって、人生とは、自分がいかに強く有能であるかを自分自身と世間に対し、証明するためのたゆまざる戦い。
そのペースを守っていくには、感情など入る余地もありません。
そのため、マシーンは同僚や夫子供に対し、同情したり、心の機微を理解してあげることなく、冷たい人間です。
想像力にも乏しく、人と親しく付き合う術を知りません。
感情は、マシーンにとって、未知の領域なのです。
家の中にも、彼女の“基本的価値観”が反映していて、隅々まで完全に気を配ったモダンな室内装飾でありながら、どこか冷たさが漂い、あまり居心地がよくありません。
そんなマシーンのキャリアは、当然、社会的地位の高いものでなくてはいけません。
ただ、収入が多くても、何かしら、人を「おっ!」と惹きつけるものがなければダメなのです。。
マシーンタイプには、博士や科学者が多いのも、このせいです。
マシーンが職業を選ぶ時は、好き嫌いではなく、冷静に計算高く選ぶので、本人も気付かぬうちに、自分の仕事を大嫌いなままで続けていることがあります。
それは、たとえ、どんなにその仕事で成功していても、です。
【母親になると】
子供のお尻を叩く教育ママ
ほとんどのマシーンが、育児にも手を抜かず、子供の習い事にも付き添い、医者や歯医者にも連れて行き、学芸会にも参加します。
しかし、中には、仕事が忙し過ぎて、そういった親としての仕事を、すべて夫に任せっきりといった女性もいます。
母親としての、マシーンは、“無情な教育ママ”といった感じです。
子供たちには、自分と同じような“目的遂行型人間”になるように仕向け、例えば、学校の成績はオールA、大学は有名大学に行けるようにと、常に子供のお尻を叩きます。
また、出来るだけ、自分の職業を継がせようとします。
ですが、この点に関しては、子供達に抵抗されることもあり、 出世志向にはなったものの、選ぶ職業は、皮肉にも、親と異なる場合が多いようです。
これは、子どもたちが、押し付けがまく、口出しの多い両親とは離れたところで、自分のアイデンティティーを築きあげようと思うからです。
【隠れた心理】
仕事を失うと愛にも不安
常に、自分を叱咤激励し、より高い目標に向かって突き進んでいるマシンには、やがてある危機が訪れます。
日頃からオーバーワークだったマシーンは、ある日突然、プツッと壊れてしまうのです。
つい昨日まで忙しく飛び回り、あらゆる仕事を効率よくこなしていた彼女が、次の日には、『緊張性 鬱病』で、ベッドからどうしても起き上がれなくなります。
そして、ついには、入院か精神科医の厄介になるところまでいってしまいます。
時として、この鬱状態は、失業によってもたらされます。
あるマシーン女性は、大規模な人員削減の犠牲となり、失業して間もなく、入院することになってしまいました。
その彼女が、担当の精神科医に繰り返し説明したことは、失業して、給料を家に持って帰れなくなったら、夫はもう愛してくれないのではないだろうか、という不安でした。
マシーンにとって、“人間としての価値”とは、いかに生産する能力があるかどうかです。
そのため、仕事や、そこから得られる給料がなければ、自分のことを誰からも愛されない、存在価値のない人間と思ってしまうのです。
たとえ、妻と、母親として主婦業があっても、それだけでは、マシーン女性の描く“セルフイメージ”には合わないのです。
普通のスーパーウーマンなら、時にも愚痴も漏らす
ちなみに、普通の“スーパーウーマン”も、新時代の女性としてキャリアを追求すると同時に、昔ながらの良妻賢母であろうとするのですが、マシーンほど、「完全主義者」ではありません。
彼女たちは、忙しい生活の中で、できる限りの“調整”をして、折り合いをつけるのです。
例えば、仕事が忙しい時には家事の手を抜き、仕事がいくらか楽になると、家中がピカピカになるといった具合です。
そして、些細なことには、あまりこだわりません。
冷蔵庫の中は一応綺麗で、食料品もきちんと詰まっていますが、よくよく見ると、残りものが奥のほうにある、といった感じです。
そんな彼女たちも、マシーンと同様、時として、燃え尽きてしまうことがあるのですが、マシーンほど、融通の利かない性格ではないので、完全に壊れてしまうことはありません。
一時的に意気消沈しているだけで、例えば、育児の負担が軽くなるまでは仕事を離れるなどといった、柔軟な選択ができるのです。
そのうち、夫に手助けを求めるのも罪とは考えなくなるスーパーウーマンもいます。
【あなたがより幸せになるには】
完全無欠にこだわるのをやめる
もし、あなたも、マシーンのようなスーパーウーマンを目指していて、もう少しそのペースを落としたいと思うのなら、いくつかのヒントがあります。
まず、あなたの持っている「働きながらも、昔通りの良妻賢母を目指さなくてはいけない」という固定観念が、あなたを悪い方向へ駆り立てていることに気付き、認めましょう。
この事実さえ認めてしまえば、人手を借りることや、あなたの負担を減らすことが、もっと楽にできるようになるでしょう。
例えば、自分の給料の中から、家事代行サービスを利用するとか、ご主人に手助けを頼むとか、インスタントや冷凍食品、または外食を、もっと頻繁に利用してもいいでしょう。
目的は、「あなたの負担を軽くし、そのぶん、自分や家族のために楽しむ時間をつくること」です。
さぁ、すぐに始めましょう。
あなたはもう、完璧なスーパーウーマンではなくなってしまいますが、かえって、今よりもっと素敵な女性になれるはずです。
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