「ビッグ・マミー」タイプのあなたの恋愛心理は?

「ビッグ・マミー」タイプのあなたの恋愛心理は?

【あなたの行動の特徴】
至れり尽くせりの世話が生きがい

“ビッグ・マミー”(肝っ玉母さん、のような意味です)は、ほとんど相手を選ばない「奉仕タイプ」です。

(もう一つの奉仕タイプである、ナースタイプは、“生活無能力者”の世話を好みます。)

 

相手が困っていようがいまいが、ビッグ・マミーは、与えて与えて与え尽くす、というタイプです。

喜びの時でも不幸の時でも、何かあると真っ先に駆けつけるのが彼女です。

 

近所の奥さんが入院と聞けば、自分の子供と一緒に彼女の面倒を見てあげ、ご主人には温かい食事を用意し、その足で病院へ花束を持って見舞いに行く、といった具合に、至れり尽せりの世話を焼きます。

そんな彼女の周囲には、友達も子供も、夫も、同僚も、みんな集まってきます。

彼女はそのすべてに、誰かれのへだてなく、あたたかい思いやりと親切を振りまくのです。

 

しかし、何事も「ノー」と言えない彼女は、彼女の肩にかかってくるさまざまな要求のために、自分自身の生活は混乱の極みといった有様になってしまいます。

 

例えば、ビッグ・マミーのオフィスに、同僚が仕事上の相談にやってきたとすると、たった15分で済みそうな話し合いが、延々1時間以上に及んでしまいます。

ひっきりなしにやってくる電話やメールに、いちいち彼女が丁寧に対応しているからです。

待っている相手は、たまったものではありません。

 

彼女のオフィスのドアは開けっ放しで、来るものは基本、拒みません。

同僚たちが、しょっちゅう出たり入ったりして、彼女の意見や指示を求めているのです。

しかもその間には、子供からも、次々に電話がかかってきたりします。

 

他人から、「よくこんな環境の中でやっていけるね」と言われると、ビッグ・マミーは、「でも、こうでないと、自分が必要とされてるって感じられないの」と、返します。

これこそが、ビッグ・マミーの性格の鍵です。

 

自分が必要とされていると感じたいために、彼女は元気よく惜しみなく他の人間に与え尽くすのです。

必要とされていることは、愛されていることであり、そうでなければ生きている実感が湧かないのです。

 

仮に、誰かが彼女の親切を断ったとしたら、途端に彼女は、その相手に対して反感を持ち、冷たく遠ざかることで、その怒りを表そうとします。

「あなたは、私の親切を要らないと言ったんだから、もうあなたには、何も言わないことにしたの」……といった感じです。

 

友人として見れば、ビッグ・マミーこそ素晴らしい人はいません。

いつ電話しても構わないし、24時間営業の大サービスです。

疲れていたり忙しかったりで断られることは、絶対にありません。

いつでも相手を受け入れてくれます。

 

商売が傾きかけた友人からの涙ながらの電話に、夜中の2時頃に叩き起こされたりしますが、ビッグ・マミーは、それでも相手の話をじっと聞き、励ましやら応援やらの言葉を与えてあげます。

ビッグ・マミーは、他人にも、自分にも、極めて気前がいいです。

彼女のもてなすテーブルは、いつでも友達や子供で溢れ返って満員の大盛況。

何より、美味しい料理をつくって食べさせることが先決で、食べ物こそ愛情の表れなのです。

 

ちょっと太り気味の彼女ですが、そんなことは気にかけません。

美味しいスイーツや、新しい洋服、新型家電などに、お金を惜しむ彼女ではありません。

寝たい時に寝て、食べたい時に食べるのが彼女の主義なのです。

 

ちなみに、ビッグ・マミーは、オシャレ番長とは言えないまでも、服装にも結構気を遣っています。

【恋人に対しては】
外見や将来性より誠実さが欲しい

独身女性としてのビッグ・マミーは、長期的に交際する相手は、非常に選り好みします。

大抵のビッグ・マミーは、ちゃんとした待遇をされないと、気に入らないのです。

男性からは、どんな侮辱も受け付けません。

 

ビッグ・マミーは、交際中からその本領を発揮して、男性の面倒を細々とと見てくれます。

修理した靴を取りに行ってあげたり、借りた本を代わりに図書館に返してあげたり、食事をつくってあげたりと、至れる尽せりです。

男性にとって、これほど便利な存在はないでしょう。

そのため、たとえ美人でなくても、ビッグ・マミーがボーイフレンドにあぶれるなんてことはけっしてありません。

 

ビッグ・マミーに関心がない男性と言えば、十分に自己充実している男性とか、長年の努力の末に何でも自分でできるようになった自立型の男性です。

彼らは、ビッグ・マミーに対して、「確かに素敵な女性だけど、自分ももう大人だし、“母親”なら1人でいいかな……」という目で見ています。

 

ビッグ・マミーにとっては、男性の容姿、力、世間的成功などは、問題ではありません。

重要なのは、あくまでも男性の人間性そのものです。

寛容さ、思慮深さ、思いやり、情の深さ、そういうものに、彼女は心を動かされます。

そんな彼女が結婚するのは、基本的には、善良な男性、そして、多少依頼心の強い男性でしょう。

【あなたの結婚】
セックスなしでも家庭は円満

ビッグ・マミーが、一度男性と関わったら、それはもう誠心誠意、いつまでも深く愛することになります。

そして、男性のほうでも、彼女と同じくらい2人の関係を大切にします。

夫は、彼女のあたたかさ、思いやり、そして献身をこよなく愛し、尊敬とやさしさで彼女を包みます。

その中で、彼女は生き生きと輝くのです。

 

ビッグ・マミーにとって、セックスは大切なものではなく、どちらかというと、疎かになりがちです。

というのも、ビッグ・マミーの夫は、妻を母親とみなすので、性的な関心は抱きにくいのです。

 

そのため、ビッグ・マミーの夫は、時として、浮気に走ります。

ですが、彼は彼女のことは素敵な女性だと思っているし、愛しているし、必要ともしています。別れる気など毛頭ありません。

何事も大雑把に見過ごす傾向のあるビッグ・マミーは、そんな夫の不貞に気がつかないことが多いです。

 

ビッグ・マミーは、基本的には寛容で、気前がよく、与え尽くす女性ですが、その代わりに、愛情を示す行為が欲しいとも思います。

けっして口には出しませんが、自分の誕生日や結婚記念日は覚えていて欲しいと思っています。

贈り物は高価なものでなくても構いません。

忘れてさえいなければ、たった一輪の花でも喜びます。

 

夫に先立たれることがあっても、ビッグ・マミーなら心配無用です。

この世には、“母親”が必要な男性はいくらでもいます。

彼女が再婚を望みさえすれば、いくらでも相手は見つかるでしょう。

 

しかし、ほとんどのビッグ・マミーは、夫の死後も未亡人のまま通します。

たとえ、もうこの世にいなくても、彼女にとって夫は、いつも自分の人生の大切な一部として感じているのです。

代わりの夫がいなくても、彼女のやさしさは、友達にも、子供にも、孫にも、分け与えることができるのです。

編み物をしたり、子守をしたり、ボランティア活動に精を出したりして、一生明るく活動的に生きていくはずです。

 

ビッグ・マミーは、自分から離婚を申し出ることは滅多にありません。

相手の欠点に寛容でいられるからです。

ですが、たまに、夫のほうから離婚を望む場合があります。

それは、彼が子供でいるのが嫌になり、成長したいと思う時です。

もしくは、他人の手助けにかまけて自分自身の生活はメチャクチャという彼女の生き方に、嫌気が差した時でしょう。

【あなたの仕事・人間関係】
ビジネスには弱いが、どこでもモテモテ

ビッグ・マミーは、職場でも人気があります。

それもそのはず、人のためには自分のことも顧みず、さっさと助けに走ってくれるからです。

頼む必要もなく、自分が力になれる状況だと見るや、次の瞬間には飛び込んでいます。

 

その結果、彼女には親密な友達は多いですが、時には、そんな彼女を快く思わない者も出てきます。

それは、非常に折り目正しく、きちんとした人たちで、ビッグ・マミーの、ある種、散漫で、感情的で、時には常軌を逸したやり方を取ることに反感を持つのです。

ビッグ・マミーが自分を投げ出すあまり、一度にいろいろな方向に意識が飛び散り、収拾がつかなくなることを見抜いているのです。

 

ビッグ・マミーは、主婦の役割と比べれば、仕事は二の次だと感じることもありますが、それにも関わらず、昇進していくタイプです。

上司も彼女のことは個人的に好きで、他の欠点には気が付かないことが多いです。

 

ですが、全体的に見ると、ビッグ・マミーの性格は、ビジネスの上ではむしろ損なのです。

たいした動機もないのに、常に相手に与えようとする態度、相手のよいところばかり見ようとする姿勢は人として温かみに溢れ、非常に結構ですが、攻撃や競争には不向きです。

 

これは女性特有の本質ですが、ビジネスの世界では、多くの男性にやり込められてしまうでしょう。

現代社会は、ビッグ・マミーにとって味気ないものと感じるかも知れません。

 

また、ビッグ・マミータイプの若い女性は、仲間からは田舎者と思われることも多いでしょう。

キャリアウーマンとして成功しようとするなら、ビッグ・マミーの武器は、あまりふさわしくありません。

 

現代の若い女性は、おそらくこうしたビッグマミータイプには、あまり憧れの感情は抱かないでしょう。

なぜなら、ビッグ・マミーになるには、時には弱くなる自分、人に頼りたい自分、抑制力を失う自分を押し殺さなくてはならないからです。

しかし、もし、ビッグ・マミータイプが1人もいなくなってしまったら、世の中はきっと相当寂しくなってしまうに違いありません。

【母親になると】
ちょっと口うるさい万能ママ

ビッグ・マミーは、自分の母親が、世の中で最高の人と思っています。

そして、その理想の姿を追って、自分もまた、良き母親になろうと思います。

 

そんなビッグ・マミーは、言わば、“万能ママ”です。

子供達をいろいろなところへ連れて行き、誕生パーティをやってあげ、大勢の子供たちを自分に家に集めてお菓子を振る舞うなど、とにかく面倒見がいいです。

 

しかし、一方で、口うるさくて、息が詰まるようなところもあります。

仕事を持つビッグ・マミーだったら、四六時中子供に電話して、時間通り学校から帰ってきたか、宿題はやったか、外に遊びに行くならちゃんと暖かい格好をして行きなさい、などとチェックします。

また、子供のほうでも、彼女にしょっちゅう連絡してきます。

彼女の子供たちは、ほんの小さなことでもママに相談しないと決められないからです。

 

ビッグ・マミーの娘は、大きくなると、やはり、ビッグ・マミーになることが多いでしょう。

そして、男の子のほうは、完全な男性優位主義者に育っていきます。

彼らは、ビッグ・マミーがやってくれた通り、すべての女性は男性に奉仕するものと思い込んでいるからです。

何の見返りも報酬もなくそうしてくれるもの、と決めてかかってしまうのです。

【あなたの隠れた心理】
常に人から必要とされていたい

一般的基準からすれば、ビッグ・マミーは、容姿が美しいというタイプではありません。

しかし、母親に恵まれなかった男性だったり、自分の母親にそっくりの女性を求める男性にとってみれば、相当に魅力的です。

そうした男性は、ビッグ・マミーと一緒にいさえすれば、いつまでも子供のままでいられます。

 

ところが、これこそが、ビッグ・マミーの危険な落とし穴。

ビッグ・マミーは、自分のことを自分でさせないことで、いい大人を頼りない子供に、そして子供は、依頼心の強い幼児へと変えてしまうのです。

相手に自分を頼らせることで、ビッグ・マミーは権力を握り、支配力を奮うのです。

 

もちろん、彼女自身はそう思っていません。

ただただ相手の要求に応じ、必要とされるから助けてあげているだけ、と思っています。

 

非常にしっかりした外面の裏で、実は、ビッグ・マミーは自分を無能で、価値のない人間だと思い込んでいます。

自分を重要な存在だと感じるには、他人が自分を頼ってくれることが必要なのです。

 

また、彼女は、外の世界に出て戦うことを恐れ、仕事の面では昇進の階段を登っていくことを忘れがちです。

そして、自分が輝いていられる一対一の人間関係でのみ、積極的に頑張ろうします。

 

ビッグ・マミーの夫は、やがて妻の世話焼きに慣れきって、自分1人では何もできないようになってしまうでしょう。

妻のことを「ママ」と呼ぶ夫もいるほどです。

 

さらに、ビッグ・マミーのこの生活態度が、彼女が不在の時に、家庭に大混乱を引き起こすこともあります。

例えば、ビッグ・マミーが3日間ほど家を留守にすれば、シンクには汚れたままの食器が積み上げられ、部屋中に子供たちの服が散乱し、夫の汚れたワイシャツは山となってしまうでしょう。

ビッグ・マミーが、「どうして自分たちでやらなかったの?」と聞けば、夫はおそらく、「だって、いつも君がやってくれるから」と答えます。

 

そんな時、ビッグ・マミーは「まったく、私がいないと何もできないんだから……」と怒ってはみますが、彼女はほとんど文句は言いません。

本能的に、自分の領分を守っているのです。

もし、家族がみんな自分のことは自分でやるようになったら、彼女はもう要らなくなってしまうのですから……。

【あなたがより幸せになるには】
強がりもほどほどに

もし、あなたがビッグ・マミータイプなら、あなたはたくさんの素晴らしい資質を持っていると言えるでしょう。

あたたかく、寛容で、家族からも友人からも信頼され、頼られ、時には傷ついた相手を慰め、励ますことができます。

ただひとつの、問題点は、あなたは見かけほど強くない、ということです。

 

きっと、その頼もしそうな仮面の陰に、本当の自分、もっと頼りなげで心細い自分を隠しているはず。

そのような自分を救うには、まず、自分が強そうにふるまうことで自分をごまかしてきたことを認めましょう。

 

あなたは心の奥底で、とても愛されたいと願っていて、そのために、世間と“取引”をしたのです。

それはどんな取引か言えば、「愛される代わりに、相手に与え尽くし、自分では受け取らない」という取引です。

 

あなたのパーソナリティには、2つの面があります。

それは、「みんなが知っている頼もしい“ビッグ・マミー”」の面と、「その仮面の下に隠された弱々しい“女の子”」の面です。

 

それに気づいたら、今度はあなたの中の“ビッグ・マミー”“女の子”を対話させてみましょう。

すると、女の子はこう言うでしょう。

「あたし、本当は怒っているの。だってあたしだって人に世話を焼かれたいことがあるのに、みんなビッグ・マミーのあなたが断っちゃうんだもん」。

 

そう、あなたの中の小さな女の子は、気弱でとてもナイーブ。

それなのに、ビッグ・マミーは、それを外に表すまいと必死なのです。

 

人にも頼り、何か頼みごとをすることを覚えてみましょう。

1日に1回、何か頼んでみることから始めませんか?

 

疲れたから車で送って欲しいとか、料理をする気がしないから、今日は外食にしましょう、とか。

 

ビッグ・マミーに何より必要なのは、そうやってもっと「柔軟性」のある人間になることです。

自分も頼られるけど、人にも頼る、そうすることによって、あなたの周囲の人々も、もっと頼もしくなっていくはずです。

 

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