目次
【行動の特徴】
コロコロ変わる感情の塊
“アクトレスタイプ”は、感情の塊です。
カッと熱くなったり、すっと冷え切ったり、いつ何時、怒りを爆発させ、相手を傷つけ、大立ち回りをやらかすか分かりません。
それはもう、爆笑喜劇でも、メロドラマでも、お涙頂戴の悲劇でも、何でもござれで、人をギョッとさせるのがお得意です。
時には、自殺すると言って、大騒ぎを起こしたりもしますが、もちろん本当に実行することはありません。
高層マンションからの身投げ騒ぎや、痴話ゲンカの挙句の暴力沙汰には、警察だってしばしば振り回されてしまいます。
その名の通り、ある意味、“女優”でもあるアクトレスタイプは、「拍手喝采中毒」でもあります。
自尊心の高い彼女は、常に、人からの注目や賞賛を浴びてなければ、気が済みません。
褒められたり、認められたりすると、全身にエネルギーが満ち、やる気充分になるタイプです。
男女関係では、自分から電話したり、誘ったり、自宅に招待したりと、とても積極的。
男性から見たアクトレスは、感情豊かで、人間味があって、元気で魅力的であると同時に、出しゃばりで要求がましく、気まぐれでもあります。
そして、彼女たちは、欲しいものを手に入れるためには、どんなこともやってのけます。
【恋人に対しては】
絶えず愛情表現を求める
アクトレスは、いつもロマンスがなければ生きられません。
恋の予感がすると、すべてに楽観的になり、相手を理想化しすぎる癖があります。
また、いつも相手をそばに感じていたいタイプで、電話や体の触れ合い、手を握ること、セックスなどがたくさん欲しいほうです。
男性が、彼女に夢中で、献身的に尽くし、ほめそやし、愛情の限りを表現している間は、アクトレスが怒りを爆発させることはありません。
最初のうちは、男性は彼女のことを、“感情豊かな人”だとは思っても、“ヒステリー女”などとは思っていないはず。
しかし、やがて、彼女の怒りがメラメラと燃え上がる時がやってきます。
アクトレスにとって、最も激しい反応を引き起こす“引き金”となるのは、相手に拒絶されること。
これはもう、野生の直感ともいうような、「ただそう思っただけ」という場合でも、非常に敏感な反応を起こします。
どういうことかというと、例えば、新しい恋が進行中のアクトレスがいるとします。
そんな彼女が、仕事中、彼に電話し、彼が、「今夜はオレ、家にいないと思うよ」と言った途端、彼女はブチッと電話を切ってしまいました。
これは、「他の女性とデートするんだな」と勘ぐったのです。
男性によると、 「あの時、確かにそれまで付き合っていた女性に会うつもりだったけど、それは、さようならを言うためだったんだ」とのこと。
とんだ思い違いだったわけですが、このように彼女たちは、“拒否”に対して、普通の人以上に感じやすいたちなのです。
とは言え、男性は、彼女たちの期待や要求にすべて答えられるわけではありませんし、遅かれ早かれ、アクトレスは、夫や恋人に不満を募らせ、腹を立てることになってしまいます。
【結婚】
真面目な気難し屋と落ち着くことも
こうしたアクトレスに魅惑される男性は、演劇関係の職業の男性、劇作家、演出家、舞台装置デザイナー、作曲家、俳優などに多いです。
常にクルクルと感情を変化させる彼女たちの魅力にやられて、虜(とりこ)になってしまうのです。
そういう男性は、しばしば自身も感情過多の、“アクタータイプ”であったりします。
感情豊かな者同士が、共に織りなす光景は、まさにオスカーものします。。
例えば、こんなことが起こったりします。
ある晩、彼が彼女との食事を断って、仲間とレストランへ行くと言ったので、彼女は怒って、他の男性を誘って食事へ出かけます。
ところが、行ったレストランが同じなら、到着した時間もほぼ同じ。
彼女は、知らん顔でさっさと彼の脇を通り抜け、食事の間も、彼には一瞥もくれませんでした。そしてそれは、彼のほうも同じ。
そのくせ2人は、レストランでそんな一瞬一瞬を存分に楽しんでいたのです。
次の日、2人は、電話で前日の偶然についてお喋りしながら簡単に仲直りしました。
しかしながら、一般的に、アクトレスタイプは、こうしたアクタータイプではなく、自分とはまったく反対の「感情を抑制でき、理性的で真面目な気難し屋」と落ち着くことが多いでしょう。
互いに、“自分にないもの”に惹かれるというわけです。
こういう2人が結婚すると、夫のほうは、妻の生き生きとした豊かなパーソナリティーの影に、だんだん隠れるようになります。
これは一見、ストイックに彼女のヒステリーに耐えているかのようですが、実は、彼は、受け身の形で“反撃”しているのです。
つまり、彼女の芝居がかったところ、賞賛や注目を必要とする性格を見抜き、それを逆に“支配の手段”にしているわけです。
「感情を表に出さず、愛情を示せないようにする」ことで、彼は、妻をイライラさせます。
そしてついには、2人は、密かな争いを始めるのです。
こうしたアクトレスが離婚となれば、これはもう、一大センセーションです。
公衆の面前での責任のなすり合い、攻め合いが繰り広げられ、大金が絡む場合は、著名な弁護士も登場するでしょう。
離婚の原因が何であれ、アクトレスは、常に自分が被害者だと思い、相手の男性を卑劣な悪人と罵るでしょう。
アクトレスは、「恋多き女」でもあります。
短命で激しい関係をいくつも経験し、終わるごとに絶望のどん底に落ち、そしてまた、新しい恋を求めて走り回るのです。
【仕事・人間関係】
周期的に落ち込み、ふさぎ込む
アクトレスが仕事に就いた場合は、実力を発揮するまで続かないことが多いでしょう。
何かのプロジェクトや仕事を始める時は、非常に熱心ですが、途中で熱を失い、充分な評価や感謝がされていないと思います。
そして、新しい仕事を探すのですが、拒否されることを恐れ、慢性的失業状態に陥る女性もいます。
一方で、キャリアで素晴らしい成功を収めるアクトレスもいます。
特に、そのドラマチックな資質を直接活かせる分野、作家とか演劇関係、映画やテレビ産業で、本領を発揮する女性が多いです。
アクトレスタイプの女性たちは、必ず、人生のある時期に、「女優になりたい」と思ったことがあったはず。
多くの人々にとって、アクトレスは、とても魅力的な女性なのですが、ひとつ困ることは、彼女たちは、頻繁に絶望感に襲われるということ。
幸せな時には、その絶頂感に浸りますが、いったん意気消沈すると、どこまでも落ち込んでしまいます。
また、少しでも拒絶されたり、拒絶されたと思い込むと、それだけで自信を失い、希望をなくしてしまいます。
そしてその後には、過食、無力感、倦怠感が続きます。
ベッドに潜り込んだまま、世間をシャットアウトしてこんこんと眠り続けることもあるでしょう。
絶望すると、よく食べ、よく眠るのです。
アクトレスを周期的に襲う、こうした塞ぎこみは、日常生活に支障をきたすこともあります。
仕事は中止、OLなら1日か2日、会社を病欠し、髪も汚れたまま、家事も放りっぱなし、薬やアルコールで自宅療養というのが普通です。
幸いなことに、塞ぎこみの期間は、そう長くはありません。
周期的に繰り返しはするものの、何時間か何日間のうちには過ぎ去ってくれます。
素敵なご招待があったり、人から褒められたりすると、アクトレスの憂鬱はたちまち消えてしまうのです。
もっとも、拒絶される状態が続いたり、恋人や夫に捨てられた時には、長引くかも知れません。
【より幸せになるには】
じっくり考える習慣をつけること
アクトレスのこうした生き方は、ある意味、“女らしい”と受け入れられていることが多いでしょう。
女性というものは、子供っぽくて、感情過多で、ヒステリックな生き物である、と見なす人々は実際、多くいます。
しかしこれは、裏を返せば、子供じみて、動揺しやすく、自分の人生をきちんとコントロールできない、ということ。
もし、あなたが、自分をアクトレスタイプだと感じ、もっと成熟した女性として生きたいと思うなら、あなたの行動パターンを修正することを学ぶべきでしょう。
まず、いつも自分がどんな風に考え、物事に対しどう反応しているか、思い返してみましょう。
あなたは、多くの人々とは、違った考え方をしています。
はっきり言うと、「現実をしっかり見つめ、熟考の末、判断するという世界」に生きていないのです。
言うなれば、「ロマンチックで、センチメンタルな世界」に住んでいるのです。
物事を印象だけで即断したり、最初の感情だけで反応したりするのではなく、他の人々がやるように、1度じっくり考えてみましょう。
大事なのは、あなたの考えをよく整理してから、行動に移す こと。
要するに、「行動する前にまず考えよ」です。
拒絶されたり、イライラしたら、まずその感情をいったん脳に送り込み、“本物の感情”かどうかを、じっくり確かめるようにしたらいいでしょう。
行動するのは、その後です。
そうすれば、これまでのような軽率な行動を、多少なりとも抑制できるはずです。
あなたが感情に駆られて取る行動は、本当のあなたのものではなく、一時の感情の爆発にとらわれたもの。
自分の言動のすべてが、“本当の自分”から出たものであるよう、努力しましょう。
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