目次
【あなたの行動の特徴】
弱さを見せる男が好き
ナースタイプの女性は、「何かと人に頼る無力な男」ばかりを相手にします。
しょっちゅう病院を出たり入ったりしているアル中男だったり、長患いで入院中の男だったり、あるいはひどいメンタル疾患者など、とりあえずまともな職に就けない男ばかり。時には、囚人ということもあります。
この世には、力に惹きつけられる女性もいれば、こうした“弱さ”に惹きつけられる女性もいるのです。
ナースタイプも、時には、健康でまともな男性と付き合うことはありますが、心はそこにないのです。
ひとたび、助けを必要としている男性に出会うと、もう放っておけません。
これは、人の手助けをすること自体が喜びでもあるのですが、そういう役割をしていると、自分にも力があると感じられるからです。
「私以は、誰もあの人のことを助けてあげられないの……」と思い込み、そういう役割を演じることで、彼女は、自分の内面の弱さや無力感を、埋め合わせしているのです。
【恋人に対しては】
辛抱強く、聞き上手
ナースタイプの女性は、人間関係の始まりの頃に、その兆しを見せます。
その特徴は何と言っても、聞き上手ということです。
彼女は、相手の言うことに辛抱強く、そしてやさしく耳を傾け、それからその問題に、実際的な解決を助言します。
社会からはみだした男性にとっては、彼女が関心を持ってくれること、その援助や、やさしい助言は、ありがたいことこの上なく、そのまま、やすやすと彼女の“患者”になってしまいます。
そうして、一度ナースの手に落ちてしまうと、彼女は、彼の生活を支配するようになり、どういうわけか、彼の問題もそこで一時的に解決してしまいます。
そうして彼は、完全にナースに依存するようになり、彼女はそんな彼の欠点や不満、時には、無責任さまでも明るく耐えていきます。
「私が助けてあげれば、彼はきっと回復するはず……」と、彼女は信じているのです。
心身ともに完全に健康な男性は、このようなナースタイプの女性には興味を示しません。
人の弱点を探し出し、それを認識させ、いつも男に命令し、全生活をコントロールしようとするナースには、まったく食指が動かないのです。
ナースタイプの女性は、自分の意のままになる男性と結婚することが多く、時には本職もナースで、自分が担当していた慢性病患者と結婚する場合もあります。
一度、“ナースと患者”という関係が、2人の間に確立してしまった後は、患者である夫や恋人の、キリのない言い訳、嘘、ごまかし、さまざまな精神的・肉体的虐待にさえも、じっと我慢していけます。
彼の乱暴、ふてくされた態度、無気力、経済的欠乏などに、若干の文句を言いながらも、彼を支えている自分の役割に喜びを見出すことによって、よい精神状態を保っていられるのです。
しかし、男性のほうが、次第に彼女を憎むようになるのは避けられません。
彼は、感情の面でも、肉体的な面でもハンディキャップがあり、「自分は何もしてやれないのに、彼女はいつも懸命に尽くしてくれる……」という負い目が出てくるのです。
こうした負い目は、彼の中に、密かに、彼女に対する敵意を育て、それは消極的な反抗となってあらわれてきます。
例えば、多少は自立の姿勢を見せ、憂鬱な気分は隠して、ナースの助けを拒もうとします。
ところが、ナースはこれを、彼の成長の兆しではなく、「これも彼の病気のうちね。大丈夫、きっとまた私の助けがいるようになるはずだわ」と受け取ります。
男は、このようなナースの元で、延々と、いい状態の時と、悪い状態の時を、繰り返していくのです。
【あなたの結婚】
ひっそりと、2人でいられれば幸せ
“ナースと患者”のカップルは、世間の目を遠ざけて孤立した生活を送ることがよくあります。
男の抱えている問題が、自由に世間と行き来することを妨げるからです。
彼が仕事をしていなければ、外出するお金もないでしょう。
あるいは、彼は、人に会いたがらない性質かも知れません。
それでもナースは、それを恨むどころか、むしろ楽しんでいるようなところがあります。
2人だけでひっそり暮らすことが、互いの親密さを増すからです。
友達付き合いもしなくなり、自分と患者(男性)の間に誰かが立ち入ってくると、嫉妬するようにすらなっていきます。
そんな、“ナースと患者”の関係は、ナースが全権を握って支配し、男のほうは彼女に頼る一方といったように、一見、一方的なものに見えるかも知れません。
しかし、よく見ると、案外、男のほうでも同等に力を振るっています。
彼が病気でいることによって、ナースは生きがいを得ているということは、つまり、相互依存と言えなくもないのです。
通常、男性が回復した瞬間、彼女の仕事(恋)は終わります。
アルコールをやめるとか、絶望から立ち直るとか、健康になり、いい仕事に就いたとなると、2人の関係は終わり、ナースは離れていくでしょう。
ナース自身は、「2人の間に共有するものがなくなったから」と言いますが、本当は、自分の役割がなくなったからなのです。
もし、男性が、彼女をいつまでも失いたくないと考えるならば、自分の病が治ったことを隠そうとするでしょう。
なぜなら、彼女を自分の元にとどめるには、病気の中に閉じこもっている必要があるからです。
逆に言えば、そうしたことに気づく能力が十分にある男性なら、少し回復すると、自ら彼女の元を去るでしょう。
そして、その後、2人は、本当にいい友達になる可能性があります。
【あなたの仕事・人間関係】
助けが必要な人を放っておけない
夫の生活能力のなさを補う必要があるので、ナースは、実力ある優秀な働き手をなることが多いです。
人柄も明るく、相手をいたわる態度で、周囲からの人気もあるでしょう。
同僚や友人の中では、常に周囲に不幸を抱えた人はいないかと気を配り、嗅ぎつけるのも早いです。
そして、そこで、何が問題なのかを探り出し、適切なアドバイスを与えようとします。
そのため、友達もやはり、自己充足しているタイプよりも、困難な問題を抱えている人と深く付き合うようになります。
ナースは、基本、同等な人間との付き合いは、あまり好みません。
他人の評価によって自分の価値を認めるので、どうしても傷や病を負った、自分より弱い人間と付き合うことになります。
彼らから寄せられる感謝や賛辞で、自分を認めてもらおうとするのです。
【母親になると】
過保護な親になりがち
ナースタイプの女性は、母親としてふさわしいですが、子供への関心は、病気になったとか、怪我をした時以外は、控えめです。
しかし、子供が引っかき傷をこしらえたとか、風邪を引いた、喘息だとなった途端に、その注意は一挙に子供に集中します。
その結果、ナースは、鬱、泣き虫、文句垂れの子供をつくりだしてしまいます。
なぜなら、彼女の娘や息子は、病気になるか、世話を焼かせる時にだけ母親が一生懸命に関心を向けてくれることを、幼いうちに知ってしまうからです。
ナースの家庭では、夫も子供たちも、みんな彼女の周りで右往左往しています。
この家では彼女だけが真の大人で、分別のある判断ができる、ということになっているからです。
ナースは、家事はあまり得意ではありません。
花をいっぱいつけた植物がたくさん飾られることはあっても、家は雑然としていることが多いです。
なぜなら、彼女にとって大事なのは人間だけ。
“物”なんか、どうでもいいのです。
【隠れた心理】
劣等感が背景に
ナースタイプの女性は、自分のことを欠陥人間だと思っています。
太っているとか、育ちが貧しいとか、いろいろな理由で劣等感を抱き、まるで魅力のない人間だと思い込んでいるのです。
と同時に、自分の資質もよく知っていて、人の助けとなる力があるので、それで他の不足を補おうと懸命になります。
ナースのこんな適応性は、驚くほど幼い頃から発揮されています。
まだ小学生の小さな彼女が、転んでケガをした男の子や、先生にしかられて落ち込んでいる子に近づいていって、肩に腕を回し、やさしく介抱したり、慰めてあげたりする姿が見られたはず。
こんな風に親切にすることで、彼女はすでに“力”の感覚というものを味わっていたのです。
多少なりとも解放を必要としている男性に心惹かれて、絆創膏を貼ってあげようかしらと思うのは、ナースタイプの女性だけではありません。
酒癖はよくないが機知に富んだ頭のいい男、病的に気性が激しいが魅力的な男などに、つい惹かれてしまう女性は少なくありません。
「私だけが持っているこの魔法の力で、必ず立ち直らせてみせる!」などと思うのです。
実際、1人の男の人生を良い方向へ転換させることは、どこかロマンチックな香りがするものです。
映画や小説にも、そのような話がごまんとあります。
ほとんどの女性は、そんな“傷アリりんご”を2、3個経験してみれば、ナイチンゲールごっこには飽き飽きして、“ツルツルりんご”を手に入れる人生へと方向転換するもの。
しかし、ナースだけは、いつまでもそこへへばりついて、自分の治癒力を試し続けているのです。
【あなたがより幸せになるためには】
自分のアイデンティティをしっかり
もし、ナースタイプの女性が、「もうこんな白衣を脱ぎ捨てたい!」となったら、どうしたらいいのでしょうか?
そのためには、この次、心惹かれる男性に会った時、このリストに照らし合わせてみましょう。
上のうち、どれか1つでも当てはまったら、いったん立ち止まって考えてみましょう。
あなたは、また、ナイチンゲールを演じようとしている可能性があります。
もうそんな関係に、自ら飛び込まないでください。
もっと他の方面で自分に自信が持てるように努力してみましょう。
例えば、仕事の分野で、何か資格を取ってみるのはどうでしょうか?
あるいは、昇進できるような仕事に変わるのもいいでしょうし、何かセミナーや講義に通って、専門知識を得るのいいでしょう。
とにかく、哀れにねじくれた、壊れた男性の背中に寄りかかっていないで、自分1人でも生きられるようにするべきなのです。
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